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エレ派母娘が紡ぐ器のストーリー【受け継がれるテーブルウェア】

  • 2026.10.22
Hearst Owned

結婚を機に新生活を始めた青山有沙さん、幼少期よりヨーロッパの文化に親しんできた鈴木杏奈さん。お母さまも一緒に、特別なテーブルウェアのストーリーを語ってくれました。

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会社員・青山有沙さん

東京の新居によく遊びに来るというお母さま。「センスが抜群、しかも面白い! そんな母に折々に相談ができて嬉しいです」


Profile

芦屋出身。昨年末に結婚。春に引っ越した新居では、フラワーアーティストのお母さまや写真家である義理のお父さまのセンスを見習い、ご夫婦でインテリアコーディネートを楽しんでいるそう。

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新居のテーブルを彩るのは、母娘で集めた最愛ブランド

「特に自分が食器好きだとは思っていませんでしたが、母が手掛ける美しいしつらえが生活の一部だったからか、実家を離れた後に“目が肥えているのかも!?”と驚いて」と笑う青山有沙さん。お母さまは関西を中心にラグジュアリーメゾンなどの空間演出や装花で活躍する乾 衣里さんと聞いて納得です。そんな母娘のお気に入りはアスティエ ド ヴィラット。「パリやソウルを訪れたら母へのお土産と自分用を買うのを欠かしませんし、日本のショップでもつい見入ってしまいます」と言う青山さんに、「いつどこで求めたかによらず調和するので、少しずつ集める楽しみがあるのがいいですね」とお母さま。

一方、和食器の取り合わせの美学も受け継いでいきたいと言います。「結婚の記念に、母が信楽焼の『中郷窯』にペアのプレートをオーダーしてくれて感激しました。お料理の盛り付けも研究して、丁寧で彩り豊かな暮らしを送っていきたいですね」

〈写真〉青山さんとお母さま、それぞれが集めた器が一堂に。芦屋の人気パティスリー、ダニエルのスイーツを盛り付けて。「普段はアラビアなどカジュアルな器を使っていますが、繊細な器の扱いにも慣れなくちゃ」と青山さん。

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左の「中郷窯」による結婚記念のプレートは裏面が金色に彩られたリバーシブル。「手毬寿司を並べたら可愛いかな」と、使いこなしのイメージを膨らませているそう。オールドバカラや能作の箸置き、骨董の和皿と好相性。

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「古伊万里は無地の陶器と合わせると素敵よ」というお母さまのアドバイスをもとにセッティング。

SONO[mame]

ピアノ講師・鈴木杏奈さん

お嬢さまも一緒に、3世代のティータイム。「今日は娘も私もお気に入りの愛らしい花柄のティーカップを選びました」

PROFILE
神戸女学院大学でピアノを専攻し、ウィーン国立音楽大学への短期留学も経験。現在は東京で音楽教室「タイガキッズアカデミー」を主宰。お母さまも音楽家として活躍。

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年を重ねるにつれ愛着が増す、お母さま好みのティーセット

仕事でヨーロッパを訪れる機会が多かったお父さまも、音楽家として欧州の文化に親しんできたお母さまも大の器好き。ご実家の食器棚にはさまざまなテーブルウェアが並び、シーンに合わせ、家族でマッチするものを選んで食卓を整える…。そんなエレガンスが息づく環境で生まれ育った鈴木杏奈さん。最近、お母さまのロイヤル コペンハーゲンのコレクションを、少しずつ譲り受けているのだそう。

「子どもの頃は“渋い!”と感じたデザインでしたが、年を重ねるごとにシックな美しさに惹かれるようになりました」。お母さまと同ブランドの出合いは音楽を学んでいた学生時代。恩師が愛用していたティーセットに魅了され、憧れの気持ちと共に集め始めたのだと言います。「私も音楽に携わっているのでそんなストーリーにも共感しますし、母がおもてなしに使っていた姿もよく覚えているので、手にするたびに心が温かくなります」

〈写真〉“ブルーフラワー カーブ”のティーセットのほかディナープレートやケーキ皿などもコレクション。「手描きで表情が一点ごとに異なるのも魅力。上質な品を普段使いすることで、感性が豊かになるのではないでしょうか」とお母さまの北中幾子さん。

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「父は銀器を磨くのが趣味といえるくらい、お手入れをしていたのもいい思い出」というクリストフルのカトラリー。シンプルな“アメリカ”シリーズを愛用。

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美しく輝くワインクーラーもクリストフル。グラスは軽井沢のアンティークショップで鈴木さんがひと目ぼれして求めたそう。

25ans(ヴァンサンカン)10月号掲載(2026年8月28日発売)

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