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アマチュアでも“伝説の初速”が出せる!憧れのあのモデルが帰ってきた

  • 2026.10.22

2019年に大ヒットした初代「テンセイ CK プロ オレンジ」。プロやアスリートゴルファーが絶賛したシャフトだったが、憧れのまま使えなかったアマチュアも多いだろう。その理由は、元調子でハードなシャフトだったため。

しかし、初代から約7年、ついに一般アマチュアが振りやすい「オレンジ」が登場した。

憧れのオレンジが中調子系になり〝伝説の初速〞が帰ってきた!

高慣性モーメントのヘッドにも合う!

テンセイの由来は「転生」。三菱ケミカルは原材料から一貫生産の開発ができる、世界で唯一のシャフトメーカー。歴代の「テンセイ」は複数の素材をトランスフォーム(転生)させて高い性能を実現してきた。

今年8月に登場したのはオレンジの3作目となる「テンセイ 1K プロ オレンジ RIP+」。きれいな弾道を連発して鹿又は 「いちばん驚いたのは中調子に近い感覚で振りやすくなったこと。初代の『オレンジ』は強烈な元調子でボール初速がすごく速かった。その初速を忘れられずに使い続けている人もいます。

2代目は完成度が高くなりましたが、やや大人しくなった印象。そして、この3代目は振りやすくなったうえに、カウンターバランスによる強烈なしなりは健在。伝説の初速が帰ってきました」

さらに、新しい特性もプラスされている。「先端部分がしっかりして余計なねじれが抑えられたことで、ミスヒットしたときのヘッド挙動が安定するようになりました」

どんなゴルファーが飛ばせるシャフトなのか?

「もっともイメージしやすいのは初代『オレンジ』をあと一歩で諦めていた人。すごく飛ぶしカウンターバランスも好きだけど、ちょっとハードだなと感じていた人にピッタリです」

アマチュアでも“伝説の初速”が出せる!憧れのあのモデルが帰ってきた
「初代、2代目と比較すると打ち出し角が高くなったので安心感があります」

メーカー直撃取材で最新モデルを深堀り!

Q 鹿又が「先端部分が安定して振りやすい」と感じた理由は?」
A 極薄素材を使った「RIP+」で低トルク化に成功

「カウンターバランス設計を維持するために、先端側に重量をもたせることができないので従来品種の5分の1もの薄さのプリプレグを使っています。

通常のシャフトはトルクを抑えるアングル層(斜めの角度のカーボン層)を内部に入れますが、今回はアングル層の一部を外層に移動し、超極薄プリプレグとボロンを組み合わせることでチップ部のトルクを抑えました。それがモデル名にもなっているリッププラステクノロジー(RIP +)です」

一般的なシャフトではストレート層の内側にアングル層があるが、最新の「オレンジ」では外層にも配置

前身モデルに使われている「1K クロス」。1束あたりの炭素繊維が少ないことで、設計の自由度が高い


【三菱ケミカル】テンセイ 1K プロ オレンジ RIP+

SPEC
●重量(フレックス)/50(R、S、X、TX)、60(R、S、X、TX)、70(S、X、TX)、80(S、X、TX)
●調子/中元
●トルク/4.8度(50・S)
●価格/5万5000円


試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール

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