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親子でクラブ活動中、横倒しの看板をコーチが直すと「勝手に触るな!いい加減にしろ!」怒る理由にあ然

  • 2026.10.21

ママ友と参加しているランニングクラブで起きた出来事です。コーチである20代の男性に対し、突然放たれた心ない言葉。私が反論するも、逆ギレされて……。

突然怒り出した理由にみんなあ然…

15歳と11歳の娘たちと一緒に参加している親子ランニングクラブでコーチを務めてくれているのは、地元出身でさわやかな笑顔が印象的な20代の男性です。走りの基本から子どもたちにわかりやすく教えてくれ、私たち親にとっても大変頼れる存在でした。

そんなある日、クラブ内のメンバー6名で住宅街の中にあるいつものコースを走っていました。車通りもそれなりにあり、広めの歩道もある場所です。すると近くのカフェが出している木製のA型案内看板が、歩道の真ん中に横倒しになっていて、道を完全に塞いでいました。案内板がないとカフェメニューが店先で見られず困りますし、何より通行する人にとって危険な状態です。

コーチは通行人の安全を考え、看板を持ち上げて歩道の端へと移動させました。ところが、私たちが「倒れてて危なかったね」と走り出そうとしたそのとき、近くの物陰から高齢の男性が勢いよく飛び出してきて「勝手に動かすな! ワシが置いたんだ!」と怒鳴ってきたのです。

男性はコーチを指さし、「お前、いつもいつもいい加減にしろ! 普段からお前らみたいな集団がチャラチャラ走り回ってるのが気に食わなかったんだ! 若造が偉そうに人を引き連れて調子に乗るな! 目障りだ!」と強い口調で怒鳴り続けます。どうやら、普段からランニングをしている私たちの姿が一方的に気に入らず、嫌がらせのためにわざと看板を倒して進路を塞いでいたようでした。

コーチは落ち着いて、「でも転んだら危険ですし、カフェの案内がわからなくなりますよね」と説明しましたが、男性は興奮して納得しません。

見かねた私が横から「私たちは周囲に配慮して一列で走っていますし、コーチはみんながけがをしないよう危険を避けてくれただけです。気に入らないからと、わざと危険な罠を仕掛けるような嫌がらせはやめてください」と冷静に伝えると、男性の怒りの矛先は突然私に向きました。

「そうやって若い男をチヤホヤして調子に乗らせてるお前らも同罪だ! 迷惑なんだよ!」と、理不尽に私にも怒鳴ってきて、あまりの言いように一瞬頭が真っ白になりました。

すると、一緒に走っていた友人の8歳の息子Aくんが、男性をまっすぐ見つめ「おじさんがコーチたちに嫌がらせしたくて、わざと危なくしたの? 通る人が転んだらどうするの? 悪いのは、気に入らないからって、わざと邪魔して危ないことをしたおじさんのほうでしょ!」とハッキリと言ったのです。

その場は静まりかえり、足を止めた周囲の通行人たちも男性に冷ややかな視線を注いでいました。まさか子どもに自分の嫌がらせと身勝手な屁理屈を真っ向から責め立てられると思わなかったのか、男性は真っ赤になって言葉を失いました。

私たちが呆然と立ち尽くしている間に、男性は捨てゼリフひとつ吐けず、コソコソと走って逃げ去っていきました。その後、娘たちはAくんを「よく言った!」「かっこいい!」と大絶賛。コーチも「助けてくれてありがとう」と笑顔を見せ、私たちは再び楽しいランニングを再開しました。

大人が抱く身勝手な不満や八つ当たりに対して、Aくんが突きつけた「危険から守ってくれた人が正しく、わざと危険を作った人が悪い」というシンプルな事実。感情論や屁理屈に惑わされず、物事の良し悪しをまっすぐに見抜いた子どもの純粋な正義感に胸を打たれました。子どもたちが持つこの真っ直ぐな「正誤の判断軸」を、大人の身勝手な理屈で曇らせることなく大切に守っていきたいと思った出来事でした。

◇ ◇ ◇

通行人を転倒させる目的で、わざと道路に障害物を置く行為は非常に危険です。状況によっては道路法違反や往来妨害罪などに問われる可能性もあります。今回は大きな事故につながらずに済みましたが、悪意のある行為を見かけた際には、直接対抗せず、警察などに相談することも大切ですね。

著者:工藤あゆみ/40代・会社員。15歳と11歳の女の子のママ。コンビニスイーツにはまって新商品を楽しみに待つ毎日を送っている。

作画:yoichigo

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

ベビーカレンダー編集部

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