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いったい何者!?「目ぢから」にびっくり…その正体は【写真5枚・北海道のかわいい動物たち②】

  • 2026.10.20

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年10月12日〜10月16日ピックアップ分・後編)

前編の記事では、誕生したばかりの「雪の妖精」の写真などをお届けしましたが、この記事は後編です。

この口は…かなりの「強敵」かも?

Sitakke
撮影:@kotetu_luckyさん

激しい「怒り」にも、とても悲しい「叫び」にも見えるキタキツネのとっても印象的なお写真ですね。

キタキツネの口について、ちょっとおもしろい話を聞いたことがあります。

写真家の井上浩輝さんによると、キタキツネ同士が出会ったとき、互いに口を大きく開けてその大きさを比べることがあるのだそうです。

で、口を相手よりも大きく開けた方が勝ち。

負けたキツネは耳を後ろに倒して、相手と目を合わせないようにして立ち去るのだそう。
鋭い牙で噛みつきあい、互いに傷つけ合わずして勝負をつけてしまうというわけです。

野生の世界では、ケンカでケガをすることは命に関わることにもなりかねません。
なので、できるだけ無用な争いを避けるためのキタキツネたちの知恵なのかもしれませんね。

それにしても、このキタキツネの大きなお口。

「口の大きさ比べ」だったとしたら、かなりの強敵になりそうです。

まもなく「衣替え」の季節に…

Sitakke
Sitakke
撮影:imogleeさん

大雪山に暮らす、エゾオコジョのお写真です。
鮮やかな紅葉の中で、スラリとした姿がひときわ美しく感じられますね。

エゾオコジョは、イタチの仲間で、体長は20センチメートルあまり。
大きな瞳に、愛らしい顔立ち。まるでぬいぐるみのようですが、実はとっても優秀な「ハンター」なんです。
ネズミなどの小動物を主食としていて、細長い体を生かし、岩のすき間や小さな穴にも入り込んで、獲物を追いかけます。

そんなエゾオコジョも、冬が近づくとカラダの色が変わります。
しっぽの先にわずかな「黒」を残して、全身真っ白な冬毛へ!

もともと数が少なく、動きもすばしっこいため、野生のエゾオコジョに出会うのは簡単なことではありません。

まして、真っ白な雪の中で真っ白なエゾオコジョを見つけるのは至難の業。

紅葉に包まれた秋の姿も、雪の中の冬の姿も、どちらも一度は出会ってみたいあこがれの存在です。

「ギズモかと思ったよ!」という声が多数!

Sitakke
Sitakke
撮影:@yum5214 さん

このお写真を投稿してすぐに「ギズモかと思った!」という書き込みを、何人かの方からいただきました、確かに…。

実はこれ、オオコノハズクのヒナ、なのです。
北海道を代表するエゾフクロウが、体長50センチメートルほどなのに対し、オオコノハズクは20センチメートルあまり。

実際に出会うと、その小ささに驚きます。

しかしながら、さらに驚かされるのは、その「目ぢから」です。
もしゃもしゃのカラダなのに、目はキリッとして鮮やかな赤で、吸い込まれそうなほど神秘的なのです。

天敵などが近づくと、カラダをひゅ〜っと「細長く」して、特徴的な目を閉じるとほぼ木の枝のようになってしまいます。

「擬態(ぎたい)」と呼ばれる行動で、その能力は鳥類でもトップクラス!

かわいらしい姿の中に、野生で生き抜くための知恵をたくさん隠しているようです。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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