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2027年春夏は「ラウンドトゥ」「アニマル柄」が流行る?世界最大の靴の祭典・イタリアの【MICAM(ミカム)】に潜入!

  • 2026.10.18

突然ですが、みなさん靴は好きですか? ファッショニスタはもちろん、靴に魅了されている女性って本当に多いですよね。私もその1人で、昔はよく母に「足は2本しかないのよ!」って言われていました。ちなみに現在も大好きな靴を買いまくってます(笑)。なんなんでしょうね、靴って♡ お気に入りの1足をはくだけで自分に自信が持てたり、足元を見るたびに気分も上がる。女性にとって精神安定剤的な役割を果たしているのかも! と勝手に思っています。
 
そんな私のもとに「【MICAM】の取材に行きませんか? 」というオファーが舞い込んできました。【MICAM(ミカム)】は、年に2回イタリア・ミラノで開催される世界最大級の靴の国際見本市。イタリア国内外から数千ものブランドやメーカーが出展して、百貨店やセレクトショップなどのバイヤーが集結する、いわば世界的な靴の展示会です。靴デザイナーの友人が出展したこともあってその存在を知っていましたし、非常に気になっていたので、「行きます! 」と即答しちゃいました(笑)。
 
なんとミラノ滞在中に、「Italian Footwear Art(イタリア靴職人技術)」のユネスコ無形文化遺産登録へ立候補したというニュースも飛び込んできました。”イタリア製の靴”という完成品そのものではなく、靴を生み出す技術や知識、伝統、製造技法、それらを世代・地域・企業を越えて継承する仕組みを文化遺産として認めてもらうことを目指しているそう。そもそもイタリア靴ってクオリティが高いイメージがありますし、それをひとつの文化遺産として認められるのはすごく素敵なことですよね。しかも受け継ぐだけでなく、時代に合わせて発展させていくそうなので、今後の進化も楽しみ♡ と個人的に思いました。
 
というわけで、今回は40代ライターが気になったブランドから、今から押さえておきたい2027年春夏のトピックスまで、熱量強めにレポートしていきます。靴好きならずともぜひチェックしてみてくださいね!

MICAMの会場となったロー・フィエラミラノの敷地面積は、なんと東京ドーム約9個分! 全758社が出展し、各社の靴のコレクションが一堂に集結していました

40代靴好きライターが気になったイタリアブランド3選

【MICAM】に出展している半数以上は、イタリアのブランドやメーカー。広大な会場には1,000を超えるブースがあり、2日間かけてすみずみまで拝見させていただきました。初めて知るブランドも多く、いかにイタリアが靴産業に力を入れているかもわかった気がします。というわけで、ここでは40代靴好きライターが特に気になったブランドをピックアップしてみました。その理由も詳しく解説していくので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ!

【ネブローニ】

私が一番気に入ったのがこちら。深めのはき口と金具使いがとってもタイプ♡

今回の【MICAM】で唯一知っていたブランドが【ネブローニ】です。有名セレクトショップでも取り扱っているので、オトナミューズ読者のみなさんにもおなじみのイタリア靴ブランドではないでしょうか。多くの女性に愛される一番の理由は、驚くほどのはき心地のよさと一目で上質とわかる美しい佇まい。熟練職人がハンドメイドで一点一点丁寧に仕立てており、かつ日本人の足にフィットするラスト(木型)を使っているので、足を入れた瞬間に包まれるようなはき心地を楽しむことができます。
 
クラシックさとモダンさが絶妙に融合したデザインも魅力的で、カッティングの美しさや大人の遊び心を感じさせる素材使いはさすがのひと言。モードすぎずコンサバすぎない、なんだかんだ手に取るのってこういう靴だよね、というのが【ネブローニ】だと個人的には思っています。

こちらのシリーズもすごく素敵! べっ甲のようなレオパードのような柄が印象的で、足元でさりげなく存在感を放ってくれそう

【VITTORIO VIRGILI】

深いブラウンを春夏に取り入れるというのも新鮮ですよね。モダンな足元が手に入れられるはず!

【VITTORIO VIRGILI(ヴィットリオ ヴィルジリ)】は、靴製造が盛んなイタリア・マルケ州生まれのブランドです。”世界で最も美しいブーツ”と称される【サルトル】を手がけている実績もあり、シルエットの美しさは天下一品。もちろんクオリティも高く、抜群のはき心地を両立しているのも見逃せません。
 
さまざまなタイプの靴をラインナップしていましたが、私が特にひかれたのは、上質なスエードを使用したモデルです。春夏モノなのにブラウンスエードというのがなんとも洒落ていて、デザインもめちゃくちゃイイ! トングタイプのサンダルは鼻緒部分のパーツも洒落ているし、ブラウンとラベンダーのスエードを組み合わせたロープロスニーカーは今すぐ欲しいくらい!

ボディと同じ上質なスエードで作ったフラワーパーツがめちゃかわいい!

【BRUNATE】

つま先が丸見えになるサンダルって苦手なのですが、これはかなり控えめで品よくはきこなせるというのが◎

創立100年のアニバーサリーイヤーを迎えた【BRUNATE(ブルナーテ)】は、イタリア・ロンバルディア州ロマッツォで創立したシューズファクトリーのブランド。土踏まずに吸い付くような抜群のフィット感に定評があり、一度はいたら虜になる魔法のはき心地と称されています。それでいてデザインはクラシックで、とにかくシルエットも美しい! 今回私がセレクトした2足も本当に素敵なんです。
 
洗練されたモダンなデザインは、まさに大人の女性の足元にうってつけと思ったのですが、日本ではあまり流通していないらしいのが残念。公式サイトで購入することもできますが、どこかのセレクトショップか百貨店で扱ってほしい! と切に願います。

ネイビースエードとゴールドバックルのコンビネーションが絶妙なバックストラップサンダル。デニムからスカートまで、あらゆるボトムスと相性がよさそう!

【MICAM】の会場で素敵なファッショニスタをキャッチ!

おちゃめなポーズを披露してくれたイタリアンマダム

イタリア・トリノでシューズセレクトショップ「Studio Byisi」を手がけている彼女。ベージュのワントーンにレオパードのモカシンを合わせているのがすごくおしゃれで、思わず会場で声をかけてしまいました。インナーとボトムスがセットアップになっていて、ダブルブレストのジャケットを羽織っているのですが、カラーリングといいサイズ感といい絶妙ですよね。足元はボリュームあるタッセルも印象的ですし、ニュアンスのある髪型やサングラスの合わせ方も最高に洒落てる!

ジャケットスタイルにビーサンで抜け感を持たせた着こなしは、さすがのひと言!

会場にはもう一人、思わず目を奪われたファッショニスタが。それがカナダの大人気インフルエンサー、ヴァレリア・リポヴェッキーさんです。ショート丈のブレザーをさらりと羽織り、ボトムスはゆったりとしたハーフパンツ、そして足元にあえてビーチサンダルを合わせるというハズシわざ。このバランスが本当に秀逸で、大人のハンサムな着こなしはぜひ参考にしたいところ。洗練されたボブヘアとのバランスも完璧で、圧倒的なオーラを放っていました!

【MICAM】で見つけた!2027年春夏の足元Topics4選

一つひとつブースをまわり、さまざまな靴を拝見させていただいた今回の【MICAM】。歩きすぎて毎日足が棒になりましたが(笑)、その甲斐もあって2027年春夏の足元のトレンドが見えてきました。個人的に気になった4つのTopicsでまとめてみたので、ぜひチェックしてみてくださいね!

Topics①:イタリアのロープロは配色もめっちゃ洒落てます♡

イタリアのスニーカーがここまで洒落ているとは! カラーリングといいデザインといい、めちゃ好みです♡

【MICAM】ではスニーカーも豊富でしたが、特に気になったのが【CANDICE COOPER(キャンディス・クーパー)】。イタリアに生産拠点を置く、職人のハンドメイドで作られたスニーカーブランドなんですが、とにかくカラーリングがおしゃれ。ピンクとグリーンの組み合わせも新鮮ですし、クラシックなデザインのロープロファイルというのも完全にツボ♡ 日本に入荷したら絶対に買いたいです!

Topics②:2027年春夏はラウンドトゥが大豊作!

今回の【MICAM】では、この手のラウンドトゥが本当に豊作でした

トゥは靴の顔でもあり、その形状によって与える印象も異なります。また、トレンドが顕著に現れるパーツでもあるので、各ブースで必ずチェックしていたのですが、2027年春夏はラウンドトゥがめっちゃ豊富でした。しかもよくあるラウンドトゥではなく、スクエアトゥをラウンドさせたようなボリュームあるトゥだったんです。少し前にスクエアトゥが流行っていたので、その名残りもあるのかな? とも思いましたが、ちょっぴり個性的なフォルムがとにかく新鮮で、すっかり目を奪われてしまいました。

Topics③:レオパードにスネークに。アニマル柄も注目!

アニマル柄の靴は、キャッチーな足元を演出するのにもうってつけです!

ボリュームあるラウンドトゥに続いて目をひいたのは、レオパードやスネークといったアニマル柄。この手の靴は私の大好物でもあるんですが、2027年春夏はデザインのバリエーションもかなり豊富でした。春夏はスタイリングがシンプルになりがちなので、こういったパンチのある足元って活躍するんですよね。洒落度アップにも貢献してくれるので、ワードローブにあるとかなり重宝するはず!

Topics④:【sayyou】のショートブーツが雨の日の新定番!?

ベースがサイドゴアブーツというのも洒落てますよね

今年の9月は毎日のように雨で、本当にテンションが上がらなかったですよね。その一番の理由は、足元の選択肢がかなり狭くなるから。そこで雨の日にぴったりなイタリア発の【sayyou(セイユー)】をご紹介します。私が気に入ったのは、レインブーツの概念を覆すようなスタイリッシュでモード感のある流線型のフォルム。高精度な成形技術で作られていて、機能的なのにエッジが効いたデザインでカッコいいんです!しかも持ってみてびっくり、めちゃくちゃ軽量。カラバリも充実しているので、雨の日のおしゃれが楽しくなること間違いなしです!

【MICAM】は初参戦でしたが、さまざまな国の靴を見させていただき、テンション爆上がり! イタリアの靴がここまでクオリティが高いことにも驚かされました。デザインもかなり好みでしたし、はき心地がイイのも最高。今回の取材を通して改めて「やっぱり靴が好き♡ 」ということを実感しました!

協力/イタリア靴メーカー協会、イタリア大使館貿易促進部

text:KYOKO CHIKAMA

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