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優雅なスイート列車で巡る東日本の旅。(Saori Masuda)

  • 2016.8.17
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2017年5月、JR東日本が運行開始を予定しているクルーズ列車、トレインスイート四季島。世界遺産の白神山地や日本海、また姨捨の棚田と千曲川の眺望を巡る、列車の旅に出かけてみませんか?

どちらも行ってみたくなる、日本の美しい景色が楽しめる2つのコース。

2017年5月、JR東日本から上質な鉄道の旅をテーマに、こだわりの列車「Train Suite四季島」の運行が始まる。コースは、1泊2日と3泊4日の2つ。上野駅から出発し、塩山、姨捨を経て会津若松を巡る1泊2日と、日本海を通って北海道の登別まで行く3泊4日のコースがある。白い神々が宿るといわれる世界遺産の白神山地と日本海の雄大な景色を楽しみ、北海道ニセコの話題の宿、坐忘林に泊まるか、日本3大車窓の一つとして有名な姨捨の棚田と千曲川の眺望を楽しみ、会津の漆器工房を訪れるか、どちらも魅力的なコース。予約は、5-6月運行分はすでに売り切れているとのことですが、7-8月出発分は9月30日まで受付中とのこと。申し込んでみては?

3タイプの和モダンスイート。

トレインスイート四季島は、和風モダンデザインの四季島スイート、デラックススイートとスイートの3タイプの部屋がある。素材には日本古来の柄、木、和紙、漆、石などが使われており、全体的に落ち着いた雰囲気になっている。中でも一つの列車に一つしかない四季島スイートは、ヒノキ風呂がついていて、見晴らしの良い堀炬燵のテーブルがある2階と、安らぎをもたらす1階の寝室とにわかれている、メゾネットタイプで、最も人気の高い部屋と言われている。

お風呂から見る車窓。

揺れる列車の中で、お風呂に入ることなど不可能なのでは? と考えてしまいがちだが、そこはちゃんと設計士のかたが計算しているそうで、なんと走行中でも、水があふれ出すことがないそう。ヒノキ風呂付きのお風呂に浸かりながら車窓を楽しむ経験、してみたいですね。

豪華14名のシェフによるグルメ列車。

旅の楽しみの一つ、食事。もちろん、朝食から有名シェフたちが腕を振るった料理の数々が登場する。例えばアル・ケッチャーノの奥田シェフやオトワレストランの音羽シェフなどが食事時間の数時間前に実際に乗車して料理を準備したり、ときには列車を降りて食事したりするなど、計14名の有名シェフたちによる、その土地の風土と食材にこだわったメニューが用意されているグルメ列車でもある。

テーブルでいただく食事と車窓はやはり格別。

最近では珍しい“食堂車”。ここでは、有名シェフたちによって、その土地ならではの食材と料理が振る舞われる。車窓を眺めながらのご飯はきっと格別なはず。

ダイニングでも楽しみたいのは、やはり景色。

列車の真ん中あたりにあるラウンジは、雄大な景色を思う存分楽しめる開放感あふれる空間。どんなに長い時間眺めていても、見飽きることのない景色とともに、食後のコーヒーやお酒を楽しみたい。

ほぼ360度見える展望車。

10両あるうちの、最初の最後の車両が展望車。地面以外すべてといっていいくらい、景色を遮るものがほとんどない。天気に関係なく、何時間も過ごすことができそうな空間ですね。

トレインスイート四季島の全容。

トレインスイート四季島は、全部で10両ある。うちわけは、展望車が前と後ろの2つ、ラウンジとライニングがそれぞれ一つずつ、それと3タイプのスイートで成り立っている。

参照元:VOGUE JAPAN

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