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道枝駿佑&安斉星来、“王子感”あふれる2人が思う“理想の王子”像

  • 2026.10.17
(左から)道枝駿佑、安斉星来 クランクイン! 写真:高野広美 width=
(左から)道枝駿佑、安斉星来 クランクイン! 写真:高野広美

なにわ男子の道枝駿佑が主演を務め、安斉星来がヒロインを演じる映画『うるわしの宵の月』が10月23日に公開となる。実写映画化が解禁されると、原作から飛び出してきたかのような2人のキャスティングが大いに話題となった本作。見事な再現度で琥珀と宵を演じきった道枝と安斉に、役作りで心がけたことや2人が考える理想の王子について話を聞いた。

【写真】透明感が発光してる! 道枝駿佑&安斉星来インタビュー撮りおろしショット

◆原作を愛読していた二人 琥珀&宵との共通点は?

やまもり三香による累計発行部数820万部突破の同名人気漫画を映画化する本作は、裕福な家庭で育った高校一のイケメンで「王子」と呼ばれる市村琥珀と、中性的な美しさとクールな振る舞いで「王子」と呼ばれる女子・滝口宵。ともに“王子”と呼ばれる男女が織りなす特別な初恋を描く“ダブル王子”の等身大ファーストラブストーリー。

主演の道枝が完璧なルックスを誇る高校一のイケメン“王子”市村琥珀を演じ、安斉は容姿端麗かつスマートな振る舞いで“王子”と呼ばれる滝口宵に扮する。共演には、水沢林太郎、与田祐希、藤木直人らが顔をそろえ、2人の“王子”の恋の行方を見守る。

――試写を拝見して、お二人とも原作から飛び出してきたような、まさに琥珀と宵でしたが、役作りで特に意識された点はどんなところでしたか?

道枝:もともと原作を好きで読んでいたので、「自分が演じるならこんな感じかな?」というイメージがあったんです。そのイメージのまま飛び込んだ感じでした。演じていくうちに、会話の波というかリズムというのはすごく意識しましたね。バーッと早口で喋っているけど、急に止めて、ちょっと溜めて次のセリフにいく。そういうついつい引き込まれてしまう話し方を意識しながら演じていました。

――琥珀に対してはどんなイメージをお持ちだったんですか?

道枝:割とあっけらかんとしているのかな、声も低い方なのかなとか。チャラいというとちょっとあれかもしれないですけど、そういうような方向のイメージで飛び込んだ感じですね。

――安斉さんはいかがですか?

安斉:私も原作を読んでいたので、常に右手に台本、左手に漫画という状態を作っていました。宵ちゃんは原作だとこうやるけど、それを人間がやるとなるとちょっと違和感があったりする時には、スタッフさんに相談にのっていただいたりして、自分なりに解釈して演じていました。

あとは、宵は琥珀のペースに惑わされていかなきゃいけなかったので、役作りかどうかは分からないですが、道枝さんご本人をあまり知らないようにしました。撮影期間中はなにわ男子さんの曲を聴くようにしていたんですけど、ご本人とは必要最低限のことしか喋らないようにしていて。やっぱり道枝さんを知ってしまうと琥珀として入りづらくなるというか、私は琥珀のセリフで惑わされなきゃいけないんだと意識していましたね。

――お二人とも原作を愛読されていたとのことですが、琥珀と宵のどんなところに魅力を感じますか?

道枝:琥珀は本当にミステリアスなんですよね。恋愛手練れみたいな感じなんですけど、それは琥珀の性格がすごくドライで淡白だからそう見えるんだと思うんです。それが宵ちゃんと出会ったことで一気に覆されるというか、年相応にピュアになる。そんなところにもそれまでとのギャップが見えて魅力的だなと思います。

そんなミステリアスで掴めない感じ、何を考えているのか分からない、何を目的として自分に近づいてきたのか分からない感じに近づけるように考えて演じました。

安斉:宵はかっこいい一面ももちろんそうですけど、見た目に反して恋愛や人に思いを伝えるとなった時は真っすぐなんだけどかわいらしい一面があったり、素直に物事を言えたりすることはすごく素敵な部分だと思います。私も宵のようになりたいなって思える人なんですよね。まっすぐ思いを伝えられるところは魅力かなと。

◆安斉が、道枝演じる“琥珀”のオススメ場面を熱弁!


――それぞれご自身と似ている点、共通点はありましたか? 道枝さんは王子という共通点がもちろんありますが…。

道枝:そうですね。似ているというかほぼ一緒です(笑)。

安斉:確かに(笑)。

道枝:なんか素直になれない感じは似てるかも。僕も本音や自分の気持ちを人に言えるタイプではないので。抱えて自分の中で消化しちゃうタイプなんですよね。琥珀も本音を宵ちゃんに対してはなかなか言えないところがあるので、そこは似てるかな。

安斉:宵とは、曲げないところや諦めない心は瓜ふたつなくらい似てますね。自分の思いをはっきり友達に伝えたりする部分はすごく似ている部分だったので演じやすかったです。

――道枝さんが演じた琥珀、安斉さんが演じた宵、それぞれのどこが魅力的だと感じられましたか?

道枝:目力が宵ちゃんと瓜ふたつだなと思うくらいすごくて。その目線やちょっとした戸惑い具合が、こっちも琥珀としてグイグイ行きたくなる、ちょっとからかいたくなるような感じで素敵だなって思いました。

安斉:道枝さんが演じられる琥珀は何を考えているか分からなくて、ミステリアスな部分が、「何を考えてるの~!」と逆に心をかき立てられる感じがして魅力的でした。それこそ目線や動きなんか沼なんですよね~。「琥珀じゃん!これは沼ですよね!」っていう動きをされるので、原作を愛読している身の私としても、原作者さんや原作ファンの皆さんに「ここ好きでしょ? 私も好きです!!」と言いたくなる感じでした。

――特に印象に残っているシーンはありますか?

安斉:私が一番似てるなって思ったのが、お昼休みに「ご飯一緒に食べない?」って振り返るシーン。あの時の「飯食う?」みたいな目線が一番琥珀でした(笑)。あと、その後に私がネクタイをグイッと引っ張られるシーンもあるんですけど、前髪越しの目線も琥珀でした。そこは注目ポイントです!(笑)

◆“王子感”あふれる道枝&安斉が考える“理想の王子”とは?


――初共演のお二人ですが、第一印象はいかがでしたか?

道枝:イメージですけど、クールな人なんだろうなと思っていました。見た目的にもキリッとされてるじゃないですか。なので結構クールビューティーな方なんだろうなと思っていたんですけど、喋ってみると…。

安斉:あはは!

道枝:ちょっとズッコケそうになった、というのは嘘ですけど(笑)、喋ったらすごく柔らかい方だったので、ギャップがありましたね。

安斉:私の道枝さんの第一印象は「琥珀だ!!」です。綺麗なプラチナブロンドにされていて、仕草、目線、手の使い方が原作から本当に飛び出てきた感じだったので。

――あまりお話をされなかったとのことですが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

道枝:花火をするシーンですごくはしゃいでいたのが、そういう一面もあるんだなと意外でした。

安斉:道枝さんはご自身の時間というか、ご自身の空間がしっかりある方なんだろうなっていう印象があります。自分の世界に入り込むじゃないですけど、なんか掴めない方です。どうですか?

道枝:初めて言われました。でも自分の世界があるのはあると思う。ずっと1人で考えてる。

安斉:「何考えてるんですか?」って言うと、「いや、何も考えてないよ」ってよく言われるんですけど、何か考えてらっしゃるんだろうなって。

あとはよく鼻歌を歌われていました。

道枝:えー! 歌ってる?

安斉:歌ってましたよ。さっきもですよ。

道枝:あー、歌ってるね。無意識で鼻歌を歌うんです。

安斉:それを聞いて、「あ、次の新曲、こういう感じなのかな?」って思ってました(笑)。

――道枝さんも安斉さんも“王子感”があふれるイメージですが、お二人が考える“理想の王子”とはどんな人でしょうか?

安斉:“理想の王子”……。

道枝:具体的な人でもいいですか? 中島健人くん。

安斉:おぉ!

道枝:振り切ってるじゃないですか、王子として。先日音楽番組を観ていたら、かわいい曲を歌っていて、その番組には山田涼介くんも出演されてたんですけど、自分も王子で先輩も王子で隣国の王子同士だと言いながら、その王子としての立ち振る舞いが素晴らしくて! すごいアイドルだなと思いました。僕はあそこまでは振り切れないんですけど、そういう気持ちって大事だよなと思ったんですよね。

安斉:私は王子って、ジェントルマンだったり、なんでも完璧にこなすっていうところももちろん大事だと思うんですけど、気持ちの繊細な部分や繊細な仕草に気づける人が王子だなと思っていて。人って常にいろいろ考えていると思うので、そうした気持ちを汲み取れる人が王子だなと思います。

――今回の作品で道枝さんはそんな王子を体現されて…?

道枝:それは実際に観ていただいて判断してください!

(取材・文:江間ショウ 写真:高野広美)

映画『うるわしの宵の月』は10月23日公開。

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