1. トップ
  2. マンガ
  3. 両親「高校なんて無駄!女に学歴は不要」毒親から逃げた私→15年後「お金ちょうだい♡」たかる両親へ下した決断

両親「高校なんて無駄!女に学歴は不要」毒親から逃げた私→15年後「お金ちょうだい♡」たかる両親へ下した決断

  • 2026.10.16

「家族なんだから」と言われると、助け合うべきなのかもしれないと迷ってしまうこともありますよね。けれど、その言葉を盾にお金を求められたり、都合よく頼られ続けたりすれば、黙って受け入れ続ける必要はありません。
今回は、「家族だから」とたかってくる身内に、女性たちが返した答えをご紹介します。
幼いころから両親に否定されながらも、自分の力で弁護士になった女性や、義妹の娘の小学校受験をきっかけに、大金の援助を求められた女性。身勝手にお金を求めてくる相手に、女性たちは自分の暮らしと大切な人を守るため、きっぱりと線を引くことになり……。

両親「女に学歴は不要!」「息子だけいればいい」実家から逃げて15年、突然現れて耳を疑う要求を!?

私は30代の弁護士です。猛勉強の末に司法試験に合格し、現在は法律事務所で働いています。プライベートではやさしい夫と結婚し、穏やかな日々を送っています。

しかし、子どものころの家庭環境は決して幸せとは言えませんでした。両親は兄ばかりをかわいがり、私は「いないもの」のように扱われていたのです……。

私がつらい思いをしていた原因は、兄ばかりを優先する両親でした。両親は成績優秀だった兄ばかりを大切にし、私のことはほとんど気にかけませんでした。

家の中ではいつも兄が中心で、私は邪魔者のような扱い。幼いころから「女は役に立たない」「兄が跡継ぎなんだから」と言われ続け、自分の存在を否定されているような気持ちで過ごしていました。

夢を否定された中学時代

中学3年の春、私はある夢を持つようになりました。それは、勉強を続けて大学へ進学し、法律の仕事に関わること。まだその夢は漠然としたものでしたが、「将来は人の役に立つ仕事がしたい」という思いは強くなっていきました。

しかし、その話を両親にすると、返ってきた言葉は冷たいものでした。

「高校なんて無駄だ!」
「跡継ぎは優秀な兄がいるから十分だ、女のお前に学歴は必要ない」
「早く働いて少しは家にお金を入れろ」

私にお金をかけるのは無駄だと思っていた両親は、高校進学すら認めてくれなかったのです。

しかし、私はどうしても夢を諦めることができませんでした。すると、近所に住んでいた祖父母が私の事情を知り、「受験料も学費も私たちが工面するから」と味方になってくれたのです。

兄のように塾には通えませんでしたが、祖父は元教師で、祖母も勉強を応援してくれました。私は毎日、逃げるように祖父母の家に通い、必死に受験勉強を続けました。

合格と家を出た日

そして、合格発表の日――。

受験したのは、近所で一番レベルの高い公立高校でした。掲示板に自分の受験番号を見つけたとき、思わず涙があふれました。

しかし、家に帰ると両親は喜ぶどころか、こう言ったのです。

「どうせ勉強についていけなくて退学するのがオチ」
「高校なんて通うだけ無駄。祖父母からもらう学費があるなら、家に入れなさい」

私は居ても立ってもいられず、その足で祖父母の家に向かい、泣きながら事情を話しました。

祖父母は激怒。そして、私の高校生活を支援すること、さらには祖父母の家で一緒に暮らすことを提案してくれたのです。

両親は驚くほどあっさりとその提案を受け入れました。むしろ「ちょうどいい」と言わんばかりでした。

「やっぱり私は親から疎まれているんだ……」という暗い気持ちを抱えたまま、私は実家を出ることになったのです。

祖父母の家での生活は、私にとって救いでした。

勉強することを応援してくれる人がいる。それだけで、どれほど心強かったか分かりません。

私は高校を無事に卒業し、その後、奨学金を借りて大学へ進学しました。さらに法科大学院へ進み、長い勉強の末に司法試験に合格。

弁護士として働き始めたころ、同じ法律の仕事をしていた男性と出会い、交際。そして結婚しました。そのころになって、ようやく私は自分の人生を自分の力で歩けていると感じられるようになったのです。

15年ぶりに現れた両親

ある週末、夫と一緒に祖父母の家を訪れたときのことです。家の前に、見覚えのある2人の姿がありました。それは……実家を出て以来、15年ほど会っていなかった両親でした。

久しぶりに見る両親は、以前よりずいぶん疲れた様子でしたが、私の姿を認めるなり、こう言ってきたのです。

「お前、弁護士になって金持ちと結婚したんだってな?」
「今、収入がなくて困っている。少し援助してくれないか」

驚きのあまり、私はしばらく何も言えませんでした。

どうやら両親は、祖父母にお金を無心しに何度か足を運ぶうちに、私の近況を執念深く聞き出していたようです。

話を聞くと、あの優秀な兄は大学時代から問題を起こし、仕事も長続きせず、現在は実家で生活しているとのことでした。

両親はずっと兄を甘やかし、何があっても守り続けてきたそうです。しかしその結果、兄は自立できないままで、家計も苦しくなってしまったようでした。

あんなに私のことを邪魔者扱いしていたのに、今になって必死に擦り寄ろうとする両親の様子に、私の心はあっという間に冷え切ってしまいました。

「私には関係のないことです」

幼いころから否定され続けてきた記憶は、簡単に消えるものではありません。今さら助けを求められても、応えるつもりはありませんでした。

そして、私はその場で、これ以上関わるつもりはないことをはっきりと伝えました。両親は慌てて謝罪してきましたが、私の気持ちが変わることはありません。途中から様子をうかがってくれていた祖父母も、2人を家に入れることはありませんでした。

幼いころから両親の愛情を欲していたはずなのに……こんなにもあっさりと断れたことに、自分でも驚きました。私の中では、すでに両親は過去の人になっていたのだと思います。

それから数カ月後、私のおなかの中に新しい命が宿りました。祖父母に報告すると、目に涙を浮かべて、何度も「よかったね」と言ってくれました。

◇ ◇ ◇

つらい経験があったからこそ、今そばにいてくれる人の大切さを強く感じられています。しかし、子どもに自分と同じような思いをさせたくはありません。

祖父母が私を支えてくれたように、私もこれから生まれてくる子どもを大切に育てていきたいと思っています。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

1つ目のエピソードでは、幼いころから両親に否定されてきた女性が登場しました。弁護士になった女性のもとへ、15年ぶりに現れた両親は援助を求めますが、女性はきっぱりと関係に線を引くのでした。

続く2つ目のエピソードでは、義妹の娘の小学校受験をきっかけに、「家族だから」とお金を求められ続けた女性が登場します。大金の援助を求められた女性は、ある条件を出して相手の出方を見ることにして……。

「家族なんだから30万円よろしく!」娘の学校への寄付金を私たちにたかる義妹…→条件を出すと、まさかの反応!?

「家族なんだから、助け合うのは当たり前でしょ?」

義妹の口からその言葉が出るたび、私は胸の奥がひやりとするのを感じていました。

義妹の娘は、地元では「難関」といわれる私立小学校を受験することになり、義妹は受験準備に追われていました。そして、その受験をきっかけに、義妹からお金の話をされることになるのです。

その後、受験を終え、娘は見事合格。本来なら祝福だけで終わる話のはずです。けれど、義妹からの要求はここからさらに大きくなっていきました。

今回も例外ではありませんでした。そこで私は1つだけ条件を出し、相手の出方を見ることにしたのです……。

ある昼下がりのこと、自宅のリビングで私のスマホが鳴り続けていました。発信者を確認すると、そこには義妹の名前。着信音がやけに大きく聞こえて、指先が冷えました。

いつまでも鳴りやまない着信音。腹を決めて電話に出ることにしました。


「お義姉さん、聞いて聞いて~!! うちの娘が、私立小に合格したの~!!」


義妹は興奮したまま、倍率や面接の話を並べ立てます。私は「おめでとう」と返しつつも、警戒を解くつもりはありませんでした……。

合格報告の裏で、忍び寄る要求

案の定、「準備が大変で家計がギリギリ」「お義姉さんのところは余裕そう。貯金あるでしょ?」とお金の話に。

私は相づちを打つのをやめ、黙りました。そして、角が立たないよう、言葉を選びながら「今のご時世、どこの家庭も同じだよ」と言いました。


すると、嫌な沈黙のあとに「……え、それだけ!?」「やさしい人いないかなぁ~?」と義妹。思わず乾いた笑いが出そうになって、私は唇をかみました。

その後ものらりくらりとお金の話をかわし続けた私。義妹は不満そうに、一方的に電話を切りました。電話が切れたあと、どっと疲れが押し寄せてきました。

その夜――。

夫に義妹との電話のことを話すと、「家族なんだから、多少は援助してやらないと!」と軽く言われ、胃のあたりがずしんと重くなりました。


「多少って……今まで結婚式も新居も出産祝いも、うちがかなり出してきたよね。総額、とんでもない額になってるの分かってる?」


相場の範囲なら私だって文句は言いません。でも私たちは、義妹にお願いされるたびに断れず、気付けば相場を明らかに超える額を何度も出していました。夫が「まあ家族だし」と流すたび、義妹からの要求が大きくなっていったのも事実でした。


夫は眉をひそめて言いました。


「困ってる家族がいるなら、助けるのが普通だろ。気持ちだよ、気持ち!」

気持ちでうちの家計は圧迫されているのに……。毎日節約に励む私の努力が踏みつけられたようで、私は我慢なりませんでした。


「やさしさと甘さは違うよ。うちはあの子のATMじゃないの!」


そう言った私を夫はちらりと見て、「ケチくさいな」と吐き捨てたのでした。

学校への寄付金の要求

翌週、義妹から「入学準備のリスト」がメッセージで届きました。


「入学金30万、制服30万、教材15万、諸費用10万……合計85万。家計がパンクしちゃう!」


入学金と制服で60万円は「それっぽい」から厄介でした。けれど過去のことが頭をよぎり、私は「大変だね」とだけ返しました。


すると義妹は、「……え? それだけ?」「なんで『援助しようか?』って言葉が出ないの!?」と詰めてきました。私は一度スマホを置いて深呼吸し、「助けるのが当たり前、って考え方がもう無理。自分たちで何とかして」と返しました。


最後に義妹は「じゃあ、せめて学校への寄付金だけでもお願い!! 寄付しないと入学できないんだって! 最低でも30万って言われてるの!」と食い下がります。

「娘に『入学は諦めて』なんて言えないよ……!」

「30万なんてうちからはもう出せない……お願い、助けて!」

「……分かった。でも条件があるの」

「え?」


迷いはありました。夫がまた「家族だから」と言い出す未来も浮かびました。けれど同じことを繰り返さないため、私はとある条件を出しました。


「30万円は出してあげる」「その代わり、学校からの領収書をちょうだいね。大金を出す以上、確認するのは当然でしょう?」


義妹は「領収書!? そんなの……寄付金にあるのかな~?」と濁し、最後は「……送ればいいんでしょ! 送れば!」と投げやりでした。

すべてを壊した1枚の紙

1カ月後――。

義妹から届いた封筒に入っていたのは、学校への寄付金の領収書のコピーと思われるものでした。しかし、印影や書式にどこか不自然さがあり、胸がざわつきました。

勘違いなら関係が壊れます。でも見過ごしたら、もっと壊れます。私は一晩悩んで、翌日学校に電話しました。


「入学予定者の身内なのですが、入学準備に必要な費用や、寄付金の領収書について確認したくて……」

返ってきた答えは、「入学金は20万円前後、制服は12~15万円程度」「そのような書式での領収書は発行していない」「そもそも寄付金は任意。入学に絶対必要なわけではない」とのことでした。


頭がすっと冷えた私は、そのまま義妹に電話しました。

「昨日届いた領収書なんだけど……これ、本物?」


「本物に決まってるじゃん!」と強気な声が返ります。私は淡々と告げました。


「学校に確認したよ。こんな書式の領収書、学校では発行してないって」「入学金も制服も、あなたが言ってた金額と全然違う。どういうこと?」


沈黙のあと、「なんで学校に電話なんて!」と逆ギレされましたが、私は「確認が必要だから。大金を出したんだから当然でしょう」とだけ返しました。


義妹はしどろもどろになり、最後に「……私、ただ……ちょっと生活費に回しただけで……」と漏らしました。怒りより情けなさが勝って、私はきっぱりとこう告げました。


「用途が違うなら、少なくとも今回の30万円は返して」「これまでの分も、まず経緯を整理したいから、何に使ったのか説明して」


「無理だよ!」と叫ぶ義妹。このままではらちが明かないと思った私は、「分かった。事実関係ははっきりさせたほうがいいと思うから、私のほうでも確認して、必要に応じて専門家に相談するね」とだけ残して切りました。


しばらくして、夫が険しい顔で入ってきました。「義妹から連絡が――」と言ってきた夫に、私は義妹から送られてきた領収書のコピーを見せ、先ほどの電話の内容を伝えました。

話を聞くうちに夫の目つきは変わっていきました。

「まさかあいつ……領収書を偽造したのか? もし本当に偽造したのなら、犯罪になる可能性もあるぞ」


私は、学校に確認した内容を改めて夫に伝えました。すると夫はスマホを握りしめ、「ふざけるな」と短く言い、すぐにその場で義妹に電話しました。


「30万円、今すぐ返せ! 用途が違うなら、もう援助じゃない」


そして義妹の言い訳を遮って、「『家族だから』で済む話じゃない。今後、金の話は一切聞かない」「これからうちに連絡するなら、俺にしろ。妻に直接かけるな」と釘を刺し、夫は電話を切りました。


そして夫は私のほうに向き直り、「悪かった。俺が止めなかったから……」とかすれた声で謝りました。

私は夫の目をまっすぐに見つめて、こう伝えました。


「じゃあ、約束して。今後、妹さんからお金の話が出ても、あなたが必ず断って」「家計からは1円も出さないから」


夫は迷わずうなずき、「分かった。断る。俺が断る」と言いました。すぐ安心することはできません。でも、ようやく夫との会話が成立した感覚はありました。

夫はすぐに義弟にも状況を共有したそうです。義弟も怒り心頭だったとのこと。

これで事態は落ち着くかと思いきや、その夜、義妹は私に再び電話をかけてきたのです。夫から釘を刺されていたにもかかわらず、平気で連絡を取ってくるその神経に、私は逆に冷静になりました。

「あんたもお兄ちゃんもひどい! 旦那にまで話すことないじゃない! 財布もカードも取り上げられたのよ、どうしてくれるの!?」

私は声を荒らげず、淡々と伝えました。


「どうしてくれるの、じゃないでしょう。まずは返すものを返して」「寄付金の話で30万円を受け取って、別の用途に回した。そこがまず問題だよね」


「ちょっと使いすぎただけ! 私立の小学校に入るんだもの、娘だけじゃなくて私だっていろいろ整えたいじゃない!」「生活が厳しいのは事実なんだし、ちょっとくらい援助してくれてもいいでしょ!」と言われましたが、生活が厳しいのはこちらだって一緒です。


「大変なら、なおさら人のお金を目的と違う使い方はしないで」「私は仕返しがしたいんじゃない。事実をうやむやにされたくないだけ」


義妹は「……冷たい」と吐き捨てましたが、私は「冷たいんじゃない。これが普通だよ」と返しました。一方的に通話が切れ、部屋に静けさが戻りました。勝った気分ではなく、終わりが見えた感覚でした。

その後――。


学校への寄付金として渡した30万円は、義弟から少しずつ返金されました。家計は義弟が預かることになり、義妹はつつましい生活を余儀なくされているそうです。

夫はこの1件で考えを改めたのか、家のことを手伝ってくれるようになりました。夫なりに罪滅ぼしをしようとしているのかもしれません。

◇ ◇ ◇

私がしたかったのは、相手を困らせることではありません。ただ、当たり前の日常を守りたかっただけ。今までは「家族だから」のひと言を免罪符にされ、私だけが我慢して帳尻を合わせてきました。

きっぱりと断れない人ほど都合よく使われると痛感したのです。だから私は、感情でぶつかるのではなく、条件と確認で冷静に線を引き直しました。夫にも「自分たちの家庭を優先する」という意識を持ってもらい、やっと同じ土俵で話せるようになった気がします。

もしも次に同じようなことがあったとしても、今度は飲み込みません。守るべきは、まず私たちの暮らしなのですから。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

いかがでしたか?

今回は、「家族だから」とたかってくる身内に、女性たちが返した答えをご紹介しました。

幼いころから否定してきた娘の前に、15年ぶりに現れて援助を求めた両親や、娘の小学校受験をきっかけに、当然のように大金を求めてきた義妹。どちらの女性も、家族という言葉を盾に、都合よくお金を求められてしまいました。

家族であっても、相手の暮らしや努力を無視して頼り続けるのは違います。お金の話で違和感を覚えたときは、情に流されすぎず、条件や確認をはっきりさせながら、自分の生活を守るために線を引くことも大切ですね。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ