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初産で限界の私に先輩ママ「助産師さんに預けちゃダメ!」嘘をついた理由にあ然…同室ママが反撃のワケ

  • 2026.10.16

初めての出産で入院した病院での出来事です。産後は母子同室が決まりでしたが、慣れない赤ちゃんのお世話や夜泣きへの対応で、私は疲れ果てていました。少し休みたいと思い、助産師さんに赤ちゃんを預かってもらおうかと考えていたところ……。

嘘のルールを教えた理由は…

無事に娘が生まれて安心したのも束の間、産後すぐに母子同室が始まり、なかなか休む暇がありませんでした。大部屋だったため、ほかのママたちにも気を使ううえ、初めての赤ちゃんのお世話にも戸惑う日々。寝不足も重なり、心身ともに疲れ果てていました。

ある朝、私のげっそりした顔を見た隣のベッドのママ・Aさんが、「ひどい顔してるね」と心配してくれました。私も限界を感じていたので、「夜だけでも赤ちゃんを預かってもらえないか、聞いてこようと思う……」と打ち明けました。

すると、Aさんは「いや、ダメでしょ! 母子同室っていう決まりだよ? 知らないの?」と言うのです。Aさんは2人目を出産したばかりの先輩ママ。その言葉を鵜呑みにした私は、絶望しながらも「そっか……じゃあ頑張るしかない……」と、夜もなんとかひとりで赤ちゃんのお世話を続けることにしたのです。

先輩ママの嘘にあ然!

しかし、その夜。何をしても泣き止まない娘に困り果て、同室の方に迷惑をかけまいと部屋を出たところ、たまたま助産師さんが通りかかりました。泣きそうな私の顔を見た助産師さんは、「ちょっと! そんなしんどくなる前に預けなよ! お母さん、頑張りすぎだよ!」と言いながら、娘をさっと抱き上げてくれたのです。

「でも、母子同室じゃないとダメなんじゃ……」と戸惑う私に、助産師さんは「そんなことないわよ! 今しか休めないんだから、しんどいときは預けていいの! 赤ちゃんは預かるから、今晩はゆっくり休んで!」と言い、娘を連れて行ってくれました。あっけにとられながらも、その夜は久しぶりにゆっくり休むことができました。

翌朝、すっきりと目覚めた私は、Aさんに「昨日、助産師さんに聞いたんだけど、しんどかったら赤ちゃんを預かってくれるみたい」と伝えました。すると、Aさんは「知ってるよ~。うちもいつも預けてるもん!」と笑いながら言うのです!

たしかに、隣のベッドから赤ちゃんの泣き声が聞こえてくることはほとんどありませんでした。私は「よく寝る子なんだ、うらやましい」と思っていましたが、実はAさんは早くから赤ちゃんを預けていたようなのです。

預けられることを知っていながら、あえて私にはダメだと言っていたAさん。その意図がわからず、私はあぜんとしてしまいました。「でも、預けるのはダメってAさんが……」と言いかけると、Aさんは「だって1人目でしょ? 甘えちゃダメよ!」と言い放ったのです。

「意地悪すぎない?」周囲が一喝!

すると、私たちの会話を聞いていた向かいのベッドの妊婦・Bさんが、「Aさん、先輩ママだからって意地悪すぎない? 大変さは自分が一番よくわかっているはずなのに」と声を上げました。さらに、斜め向かいのベッドの妊婦・Cさんも、「私もそう思う。〇〇さん(私)とAさんの昨日の会話は知らなかったけど、わざわざ嘘をついてまで、つらい思いをさせようとしていたなんて……」と続けます。

思いがけず複数人から非難されたAさんは、「何よ、みんなして……」とすっかり意気消沈。その後は周囲から冷ややかな目を向けられるようになってしまったのでした。

そして、私より1日早く退院することになったAさんは、病室を出る際、私のところへやってきました。

「意地悪を言ってごめんなさい。私も1人目のとき、すごくしんどかったから、みんな最初はつらい思いをするものだと思っていたの」そう謝罪するAさんに、私は「子育て、頑張りましょうね」とだけ返しました。

出産で疲れ切った体で、慣れない赤ちゃんのお世話をするのは本当に大変です。助産師さんが手を差し伸べてくれたおかげで、その後は安心して入院生活を送ることができ、今でも感謝しています。

Aさんは、自分も過去につらい思いをしたと話していましたが、だからといって他人にも同じ苦労を強いるべきではありません。つらさを知っているからこそ、同じように悩む人の気持ちに寄り添い、手を差し伸べられる人でありたいと感じた出来事でした。

著者:村沢ゆな/30代 女性・ライター。14歳と12歳のおませな娘たちと、3歳の甘えん坊な息子を育てるママ。毎日ドタバタと育児に奮闘しながらも、家族に内緒で優雅なカフェランチを楽しむのが自分へのご褒美。

イラスト:Pappayappa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー編集部

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