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「やっぱり実力だよ」3位入賞に大喜びした市民ランナー→表彰式直前のアナウンスで発覚した【ある行動】とは

  • 2026.10.16

今回は、筆者の知人で市民ランナーのHさん(40代男性・会社員)に聞いた、地元のハーフマラソンでの出来事を紹介します。同じランニングクラブには、何かと自慢の多いAさんがいました。秋の大会で年代別3位に入り、大喜びしたAさん。しかし、その裏にはHさんだけが目撃した“ある行動”がありました。表彰式直前の場内アナウンスをきっかけに、状況は大きく動きます。

サブ4達成後も続けていたクラブ練習と、自慢の多いAさん

私はフルマラソンでサブ4(4時間切り)を達成した後も地元のランニングクラブで練習を続け、毎年秋のハーフマラソンに出場していました。

クラブのAさん(40代男性)は、練習会で「俺はもう年代別で入賞できるレベル」と話すことが多く、ほかの会員の記録にも口を出すタイプでした。一方、同じ40代のBさんは、毎朝コツコツと練習を重ねていたのです。

秋のハーフマラソン当日、12km付近で見た光景

大会当日、12km付近の折り返し地点の手前で、Aさんがコースを外れる姿を目にしました。公園内の遊歩道を通り、折り返した後のコースへ合流していったのです。

見間違いかと思いましたが、ゴール後のAさんは40代の部で3位に入ったと大喜び。「やっぱり実力だよ」と周囲に話し、写真を撮り始めました。4位は、地道に練習を続けてきたBさんでした。

大会本部への報告と、表彰式直前のアナウンス

迷った末、私は大会本部に見たことをそのまま伝えました。スタッフの返答は「計測データを確認します」というものでした。

表彰式の直前、場内アナウンスでAさんのゼッケン番号が呼ばれ、本部へ来るよう案内が流れました。Aさんの記録には、15km地点の計測マットの通過記録がなかったのです。

Aさんは「機械の故障だろ」と食い下がったものの、前後のランナーは全員記録されており、失格となりました。

繰り上げ3位のBさんと、翌春戻ってきたAさん

繰り上げで3位となったBさんは、驚きながらも表彰台へ上がりました。

Aさんはしばらく練習会に姿を見せませんでしたが、翌春、クラブ代表に謝罪したうえで「一からやり直したい」と戻ってきました。復帰後は、誰よりも早く集合場所に来るようになったのです。

まとめ

コースを外れて手にした3位は計測データによって取り消され、表彰台には地道に練習を続けたBさんが立ちました。Aさんも今では、誰よりも早く練習会に来ています。

ズルで手に入れた結果は、見ている人やデータがきちんと正してくれるものだと感じた出来事でした。レース中に気になる行為を見かけたら、一人で抱え込まず、大会本部へ伝えてみてください。

【体験者:40代・男性、回答時期:2026年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Qolyコラムニスト:Yutel_06

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