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気にしてるのは私だけ? 温泉でからだを見られたくない産後ママの本音

  • 2016.8.16
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【ママからのご相談】

家族旅行で温泉へ行くことになりました。私の両親と弟家族も一緒です。弟は奥さんと2人の子ども、私も主人と2人の子どもを連れて行きます。

子どもたちは普段なかなか会えないいとこたちと旅行に行くことを大変楽しみにしていて、 私も旅行自体は楽しみです。

しかし、私は他人と一緒に温泉に入るのが憂鬱で仕方がないのです。昔から着替えやお風呂に入るところを他人に見られるのは嫌でした。

今回は弟のお嫁さんと一緒ですし、子どももお風呂に入れなくてはいけない状況……。こんなことで憂鬱になってしまう自分が小さく思えて自己嫌悪です。

●A. 他人にからだを見られるのが「居心地が悪い」というのは普通のことです。

ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。

家事に育児に毎日忙しいママたちにとって、旅行は食事の支度や後片付けから解放される唯一の息抜きになりますよね。ぜひ旅行を満喫してほしいなと思います。

実は私もご相談者様と同じく、自分のからだを他人に見られてしまう状況が嫌で仕方がなく困っておりました。

実際まわりを見渡すと皆さん本当に平然と隠さずにいて、タオル一枚巻いている方も少なく、妙に開放的な雰囲気 なのがまた居心地が悪いのです。

こんなに気にしているのは自分だけなのではないだろうか? と思うとますます憂鬱になったものです。

しかし、調べてみると意外にも自分と同じようにお風呂でからだを見られたくない人が多くいるということが分かったのです。

2016年に『WooRis』が500名の女性に行ったアンケートにも、このような結果が出ていますのでご紹介します。

●他人のからだをジロジロ見る行為はマナー違反

このアンケートでは、対象となる女性の皆さんに「銭湯や温泉で周囲をイラっとさせる女性の行為は?」 という質問に答えていただき、その結果3位にランクインしていたのが、

「他人のからだをジロジロ見る」……13.6%

というものでした。

世の中の女性の皆さんが、いかに温泉などで他人からからだを見られることに敏感になっているかということがよくわかると思います。

私も自分のからだを見られることが嫌なので、極力近くに居合わせた女性のからだは直視しないように気をつけています。

●産後のママは体型の変化が気になる

ママとしての意見ですが、出産後の体型の変化で私が最も気になったのは、お腹の周りの皮膚のたるみ でした。

出産からの月日が浅ければお腹の周りは元に戻っていません。それを温泉で他人から見られるのはやはり嫌だなぁと思ってしまいました。

また、私はこの10年間で3人の子どもに授乳をしてきました。戦いを終えたバストは今、とても悲しい姿になっていますから、上半身も気になります。

子どもの手を引きながら上も下も隠すなんて、一体どうやったらいいのでしょうか?

良い方法があるなら、私も知りたいくらいです。

では、実際お子さんをお持ちのママたちは温泉に子どもと行くとき、他人のからだが気になるのかどうか、または自分のからだを見られてしまうことに関してどのような意見をお持ちか、リサーチしてみました。

『温泉は大好きでしたが、子どもと一緒に入るとなるとゆっくりできない。今は体や髪を洗うための場所と割り切って過ごすので、他人の目は気になりません。さっと入って出るだけだし、広いお風呂で子どもを安全に入浴させるだけで精一杯。他人を気にしている余裕ナシ! です』(30代/2人の子を持つママ)

『温泉で他人と一緒にお風呂に入ることが嫌いです。見るのも見られるのも嫌で仕方がないです。しかし、子どもを抱っこしていれば上半身も下半身もほどよく隠れることが分かり、今ではあまり気にならなくなりましたよ。プールで使うような巻きタオルを持参しているので、風呂上がりに子どもを着替えさせているあいだも自分が裸でいなくていいのでオススメです』(40代/5歳の女の子のママ)

『毎年主人の家族と温泉に行くのですが、やはりちょっと抵抗がありますね。子どもはばぁばと一緒だと大喜びですが、私は義理の家族とはからだを見せ合いたくないかも。そのうち慣れるかと思いましたが、慣れませんね(笑)』(30代/2人の男の子のママ)

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いかがでしたか? ママ目線の話の中には、参考にできることもありそうです。

また、

「子どもを抱っこしているとママのからだは隠れて見られにくい」

「子どもと一緒だと、お風呂はさっと済ませてしまうから気にならない」

という意見は大変興味深いものでしたね。

逆に、温泉などの公共浴場で自分のからだを隠すことなく、入浴することに全く抵抗のない方も多くいらっしゃるというのが事実です。

タオル一枚巻かずにいられるのも、リラックスを求めて温泉に来ている方々にとっては当然の振る舞いのようにも思えますよね。

日本人に馴染み深い温泉には各々の楽しみ方がありますから、いろいろな考え方を持っている方々との調和 もまた温泉ならではの楽しみと思えるといいですね。

ご相談者さまの憂鬱なお気持ちが少しでも楽になって、楽しい旅行となりますように。

●ライター/あしださき(元モデル)

●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)

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