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「新たに歳を重ねた姿を撮ってもらいたくて」佐田真由美がこの秋欲しいエルメスとのひととき

  • 2026.10.15

SPECIAL「Moment to Moment」JIRO KONAMI

佐田真由美が今気になるクリエイターを招き、彼らのフィルターを通しての“真由美”を自由に表現してもらう連載企画。今回は30回記念のスペシャルバージョン。真由美がこの秋欲しいエルメスとのひとときを、親交の深い写真家の小浪次郎さんが切り取ります。

トワイライトをイメージして展開されたエルメスの2026年秋冬コレクションに思いを馳せ、移ろう光と影のグラデーションを東京の街で追った今回の撮影。「夜の始まりを思わせる濃紺のニットと上質な黒レザーのコントラストにうっとり。バンダナやツイリーのアレンジも今の気分です」と佐田さん。
ジャケット¥1,342,000、中に着たニット※参考色¥300,300、パンツ¥781,00※参考価格、ベルト¥70,400、ベルトチェーン¥789,800、ベルトループ¥262,900、ブーツ¥647,900(全てエルメス/エルメスジャポン)

ニット※参考色¥300,300、スカーフ〈クリケティス・バンダナ〉¥52,800、ツイリー〈クリケティス・バンダナ〉¥130,900(全てエルメス/エルメスジャポン)

「エルメスのコレクションを見て秋冬はキャメルが着たくなりました。ネイビーとの配色も本当に洒落れてる!」と佐田さんが惚れ込んだルックを着て佇む。「クラシックでチャーミングな真由美さんを撮りたいと思います」と撮影前に話していた小浪さん。ふとした瞬間の表情は彼だから切り取れた写真。
ニット※参考色¥661,100、パンツ¥1,177,000※参考価格、ブーツ※参考色¥647,900(全てエルメス/エルメスジャポン)

スランプを抜けて新しい一歩へ。切り取られた瞬間に、永遠を纏う

連載30回という節目のこの撮影に、佐田さんがラブコールを送ったクリエイターはNYをベースに活躍する写真家・小浪次郎さん。
 
「記念すべき連載1回目も小浪さんにお願いしたんです。元々彼の写真が好きでリクエストをさせてもらったので、自分なら被写体としてどう表現できるのか、どんな仕上がりになるのか、とても楽しみな撮影でした。写真は内に秘めた情熱が溢れていて、エモーショナル。強く印象に残っています」
 
自身の誕生日を家族と軽井沢で祝った翌日に、東京で早朝ロケだった今回。49歳になったばかりの彼女はこう続ける。
 
「ここ数年は私自身の停滞期。自分のことがなんだかあまり好きになれなくて。そんな気持ちを打開したいって思っていた昨年の大晦日、1日だけ予定が空いていた小浪さんに新しい宣材写真を撮ってもらったんです。上がってきたのは、想像を超える画で。こう在りたいと思う自分を表現できていました。だから、新たに歳を重ねた姿をまた撮ってもらいたいなと思って」
 
そんなタイミングで、佐田さんが着たいと熱望したのは、歴史に裏付けられた揺るぎないエレガンスと、モノそのものが持つオーラに惹かれるというエルメスの秋冬コレクション。
 
新たな挑戦を胸に秘め、エターナルな輝きを放つエルメスを纏う彼女と、その一瞬を静かに切り取る小浪さんー。撮影後、彼が提案してくれた写真を見て佐田さんは言う。
 
「やっぱり小浪さんは私にとって絶大な信用と安心と驚きをくれるフォトグラファーです」

佐田さんが今季欲しいと狙うのは美しい発色のムートンコートとバッグ〈ボリード〉。「どちらもハイエンドなアイテムだけれど、気負わず長く使って、経年変化も楽しみたいですよね」。
コート¥2,607,000、パンツ¥740,300、バッグ〈ボリード1923·パドック〉[H25×W35×D16㎝(実寸)]¥2,629,000※参考価格(全てエルメス/エルメスジャポン)

Profile_小浪次郎(こなみ・じろう)
1986年生まれ、東京都出身。東京工芸大学芸術学部写真学科在学中より自身の父親を撮影し続けた作品で富士フォトサロン新人賞を獲得。2017年より活動拠点をニューヨークに移し、国内外で活躍の場を広げるトップクリエイター。@jirokonami

model_MAYUMI SADA
photograph_JIRO KONAMI styling_AKIKO KIZU
hair_GO UTSUGI[PARKS] make-up_YOKO MINAMI
edit & text_AKANE MATSUMOTO

otona MUSE 2026年11月号より

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