1. トップ
  2. おでかけ
  3. 日本初のディズニークルーズ船名は「ディズニー・イマジネーション」!株式会社オリエンタルランド「船名発表記者発表会」

日本初のディズニークルーズ船名は「ディズニー・イマジネーション」!株式会社オリエンタルランド「船名発表記者発表会」

  • 2026.10.14

株式会社オリエンタルランドおよび株式会社オリエンタルランド・クルーズは、2026年10月14日(水)、東京国際クルーズターミナルにて「日本初のディズニークルーズの船名に関する記者発表会」を開催しました!

 

オリエンタルランド「日本初のディズニークルーズ 船名発表記者発表会」

 

 

開催日:2026年10月14日

会場: 東京国際クルーズターミナル

登壇者(敬称略):
高野由美子(株式会社オリエンタルランド 代表取締役会長兼CEO)
椎葉亮太郎(株式会社オリエンタルランド・クルーズ 代表取締役社長)
ナターシャ・ラファルスキ(ディズニー・シグニチャー・エクスペリエンス プレジデント)
トレーシー・ウィルソン(ディズニー・クルーズライン・オペレーション シニア・バイスプレジデント&ゼネラルマネージャー)

 

 

記者発表会にはオリエンタルランド代表取締役会長(兼)CEOの高野由美子氏をはじめ、ディズニー・シグニチャー・エクスペリエンス プレジデントのナターシャ・ラファルスキ氏らが登壇。

 

 

日本就航初となる注目のディズニークルーズの船名が、ついに正式発表されました。

 

ついに決定!日本初ディズニークルーズの船名「ディズニー・イマジネーション」

 

 

2028年度後半の就航に向けて大きな一歩を踏み出した、日本初のディズニークルーズ。

 

高野由美子氏は、「ディズニー・イマジネーション」を、ディズニーの物語の中心にあるイマジネーションの力に満ちた、夢と願いの船と紹介しました。

船名には、ゲストにディズニーならではのイマジネーションを感じながら、航海を楽しんでほしいという思いが込められています。

 

 

船尾にはディズニー映画『リトル・マーメイド』のディズニープリンセス「アリエル」の姿も!

 

高野氏は、自らの夢を信じるアリエルの心が、「ディズニー・イマジネーション」という船名に込めた思いと重なることにも触れました。

 

 

高野由美子氏が紹介する船内体験

 

 

皆様、本日はようこそお越しくださいました。

オリエンタルランドの高野でございます。

ただいまより、2028年度後半に就航予定のディズニークルーズラインジャパンの船名を発表させていただきます。

日本の子どもたちにディズニーランドを見せたい。

それはまだ日本にテーマパークという言葉すらなかった時代のことでした。

オリエンタルランドグループの中核事業である、この東京ディズニーリゾート事業に加え、全く新しい事業として、2024年7月に参入を発表したのが、ディズニークルーズ事業です。

これまで大人たちがゆったりと楽しむイメージだったクルーズの旅を、お子様からお年寄りまで、誰もが主役になれるファミリーエンターテイメントクルーズへ。

この東京国際クルーズターミナルからは、私たちのクルーズ船がたくさんのゲストの笑顔を乗せて出港します。

皆様の旅の思い出が始まるこの場所で、船名を発表できることを心から光栄に思います。

それでは、ディズニークルーズラインジャパン1隻目の船名の発表です。

船名はディズニー・イマジネーションです。

ディズニー・イマジネーションは、ディズニーのストーリーテリングの中心にある、イマジネーションの力に満ちた夢と願いの船です。

ディズニーならではのイマジネーションを感じながら、航海を楽しんでいただきたいという思いを込めています。

そして船尾を飾るのは、ディズニー映画『リトル・マーメイド』のアリエルです。

自らの夢を信じる心は、このディズニー・イマジネーションという船名に込めた思いと、美しく重なります。

 

ディズニー・イマジネーションでゲストの皆様にご体験いただくのは、この船そのものが旅の目的となる、新しいクルーズの楽しみ方です。

大きなグランドホールを抜けた先に広がるのは、朝目覚めた瞬間から夜眠りにつくまで、途切れることなく続くディズニーの世界。

ディズニークルーズオリジナル衣装に身を包んだキャラクターたちとともに、ショーやアクティビティをお楽しみいただけるのはもちろんのこと、バラエティに富んだお食事のほか、ゆったりとお過ごしいただける客室や、プールやジム、スパやエステもご利用いただけます。

ここが海の上であることを忘れてしまうほど快適なご滞在の中で、ひとたびデッキに出れば、昼間は見渡す限りの青空と、太陽の光を浴びてキラキラと輝く海。

そして夕方には水平線に沈みゆくオレンジ色の夕日を眺め、大切な方との忘れられないひとときをお過ごしいただけます。

オリエンタルランドグループとディズニー社が手を携えて生み出す、日本で初めてのディズニークルーズにどうぞご期待ください。

本日はありがとうございました。

 

椎葉亮太郎氏が説明する運航計画

 

  • 拠点:東京国際クルーズターミナル
  • 乗船日数:2泊から3泊のショートクルーズ
  • 就航予定:2028年度後半
  • 乗船予約:就航日の約半年前からの受付に向けて準備・調整中

 

 

オリエンタルランド・クルーズの椎葉でございます。

本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。

私たちが運航を担うディズニークルーズラインジャパン、その1隻目の船名、ディズニー・イマジネーションを高野から発表させていただきました。

私からは、クルーズ事業についてご説明いたします。

国内クルーズの年間利用者数は25万人程度というデータが出ています。

一方、海外に目を向けると、クルーズ先進国であるアメリカのクルーズ利用者数は年間2,056万人となっています。

これを人口当たりのクルーズ利用率で比較すると、アメリカは5.9%であるのに対し、我々日本は0.2%にとどまっています。

この差があるということから、私たちは、日本のクルーズ市場は十分なポテンシャルがあるというふうに捉えています。

 

この国内クルーズ市場の発展に私たちが貢献するには、私たちのクルーズ船を日本籍船として就航することが非常に重要です。

クルーズを含む国内の港間の輸送ですけれども、これは日本籍船に限られています。

このため、日本籍船であれば、ここ東京国際クルーズターミナルを拠点に、2泊から3泊のショートクルーズが可能になっています。

日本の観光・レジャーにおける平均的な宿泊日数ですけれども、これは約1.7日となっておりますが、身近な旅行の延長としてご利用いただきやすい乗船日数で、ディズニークルーズならではの体験をお楽しみいただけるのではないかと我々は考えています。

ディズニー・イマジネーションでは、船旅が本来持つ、ゆっくりと流れる贅沢な時間をお過ごしいただけます。

ぜひ想像してみてください。

出港の合図とともに船が陸を離れ、そしてだんだんと海に漕ぎ出していきます。

大海原に出ると、水平線以外には何も見えなくなる。

そんな中で、視界いっぱいに広がる海を見ながら、例えば水平線に沈みゆく夕日を見て感動したり、あるいは海面に映る朝焼けの美しさに心を奪われたり、そんな体験があるかもしれません。

潮風を肌で感じる、そんなことの開放感を味わう、そんな瞬間もあるんだろうと思います。

自然の雄大さと触れ合うことによって、自分自身が一つの自然の中の存在である、そんなことに向き合うことによって、自分自身の心と向き合う、そんな時間になるのではないかというふうに思っています。

そこにディズニーの物語性がつながります。

大切な人と持ったこのクルーズの旅が、人と人とのつながりであるとか、心地よい空間であるとか、あるいは人と人との大切な関係性であるとか、絆であるとか、そういうものを唯一無二のものとして体験できる。

私たちは、そんなファミリーエンターテイメントクルーズをお届けしていきたいというふうに思っています。

最後に、我々の造船の状況についてお伝えいたします。

オリエンタルランドの現地オフィスを構え、ディズニー社の皆様とも連携をしながら、造船が現在着々と進行中です。

この10月からは船底部分の建造を開始しています。

なお、オリエンタルランドへの引き渡しは2028年秋頃を予定しています。

また、日本籍船化や実際の就航に向けて、国土交通省や東京都をはじめとする行政機関、それぞれの業務提携先であります日本郵船株式会社、郵船クルーズ株式会社の皆様など、多くの方々から多大なるご支援をいただいております。

この場をお借りして、改めて御礼申し上げたいと思います。

就航は2028年度後半を予定しており、就航日の約半年前から乗船の予約を受け付ける、そんな準備や調整を進めている最中です。

乗船される全てのゲストが、それぞれの楽しみ方で、誰もが主役となってお楽しみいただけるファミリーエンターテイメントクルーズ。

オリエンタルランドグループの役職員がワンチームとなって力を結集し、日本初のディズニークルーズの実現に向け、全力で取り組んでまいります。

引き続き、私たちの挑戦にどうぞご期待ください。

本日はありがとうございました。

 

ナターシャ・ラファルスキ氏が語るディズニーとの協力

 

コメント(日本語訳)

 

 

私はナターシャです。

ディズニー・シグニチャー・エクスペリエンスのプレジデントを務めています。

船名を発表し、オリエンタルランドグループとの長年にわたる関係のさらなる発展を祝うこの日に、皆様とご一緒できることを大変光栄に思います。

40年以上にわたり、ディズニーとオリエンタルランドグループは、家族に忘れられない体験と大切な思い出を届けるために協力してきました。

この強い関係は、品質、創造性、そして優れたゲストサービスに対する共通の姿勢に基づいています。

ディズニー・イマジネーションは、私たちのチームが力を合わせることで何が可能になるかを体現しています。

想像力、革新、そして細部への並外れたこだわりを結集し、真に特別なものをお届けします。

 

ディズニークルーズラインは、ウォルト・ディズニー・カンパニーのブランドとストーリーテリングを力強く表現するものであり、全体の成長戦略の中で重要な役割を果たします。

クルーズ事業は勢いを増しており、新しい市場へと体験を広げるにつれて、運営はますますグローバルになっています。

ディズニー・イマジネーションは、2030年後半までに13隻へと拡大する船団に加わる予定の、新たな5隻のうちの1隻です。

ディズニー・イマジネーションのデビューは、ディズニークルーズラインの拡大における新たな重要な節目となり、新たに成長する市場でのディズニー体験に対する大きな需要を示すものとなります。

成長とは、単に収容力を拡大することだけではありません。

世界中の新しいゲストに、ディズニークルーズラインを知っていただくことでもあります。

船はストーリーテリングのためのまっさらなキャンバスであり、家族にディズニー体験を届ける新たな機会をつくります。

私たちの物語、キャラクター、そしてディズニーならではの比類のないサービスや魔法に触れる、新たな入り口を提供します。

オリエンタルランドグループとの関係の拡大は、ディズニーの世界的な広がりをさらに進めると同時に、日本のゲストにディズニーで過ごす休暇をより身近にするという点で、特に大きな意味があります。

私たちは力を合わせ、ディズニーらしさと地域に根ざしたあり方の両方を大切にしながら、愛されるディズニーの物語に命を吹き込み、アジアの家族の文化や心に響く、没入感のあるクルーズ体験をつくっていくことを誇りに思っています。

私たちの前に広がる機会は素晴らしく、ディズニークルーズラインの未来に大きな自信を与えてくれます。

オリエンタルランドグループとともに、家族を結びつけ、生涯の思い出をつくる体験を生み出し続けられることは、真に光栄なことです。

ありがとうございます。

 

トレーシー・ウィルソン氏が語る船上のサービス

 

コメント(日本語訳)

 

 

私はトレーシーです。

ディズニークルーズラインのシニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めています。

本日ここにいられることを光栄に思います。

この重要な節目を祝うにあたり、この船のビジョンと船名、そしてこの瞬間がオリエンタルランドグループとウォルト・ディズニー・カンパニーにとって何を意味するかについてお聞きいただきました。

私は、その体験がどのように実現していくのかを、もう少しお話ししたいと思います。

ディズニークルーズで私が最も好きなのは、家族の一人ひとりが、自分だけの体験を見つけられることです。

船はまさにそのために設計されており、さまざまな年齢の方に向けた空間がつくられています。

ゲストが自分に最も合ったアクティビティを選ぶことで、一日を通じて素晴らしい可能性が広がります。

愛されるディズニーキャラクターと時間を過ごし、素晴らしいエンターテイメントを楽しみ、美しくつくり込まれた空間を探索することなど、さまざまな体験ができます。

そして夕食には、皆が語りたい物語を持ってテーブルに戻ってきます。

発見したこと、体験したこと、そしてすでに一緒につくり始めている思い出を分かち合います。

 

家族がつながるための時間をつくり、普段の生活ではなかなかできないほど、その瞬間に心を向けて一緒に過ごすことには、とても大きな力があります。

けれども、ディズニークルーズラインの体験に本当に命を吹き込むのは、素晴らしいクルーメンバーです。

彼らは航海の中心にいる存在です。

そのサービスは思いやりにあふれ、一人ひとりに寄り添ったものです。

細部への気配りも格別です。

それぞれのゲストに目を配り、好みを覚え、素晴らしい休暇を忘れられないものへと変える、喜びの瞬間をつくります。

家族が大切にされていると感じるだけでなく、気兼ねなく一緒にいる時間を楽しめるよう支えます。

このような気配りは、ディズニークルーズラインを特徴づけるものの一つであり、私たちがとても誇りに思っていることです。

オリエンタルランドグループとの強い関係を通じて、この体験をさらに多くの家族に届けられることを、私たちは大変楽しみにしています。

オリエンタルランドグループの皆様は、世界でも有数のテーマパーク運営者です。

2年前にこの事業を始めたとき、クルーズは皆様にとって新しい事業でした。

それでも、その後の取り組みは本当に素晴らしいものでした。

並外れた熱意を持って、一からこの事業を学んでこられました。

船がどのように設計され、建造され、海上で運航されるのかについて、深い理解を身につけられました。

その過程で、私たちも多くのことを教えていただきました。

私たちはともに、ゲストがディズニークルーズラインで最も愛しているものを取り入れ、地域のゲストにとって特に意味のある体験になるよう、丁寧に適応させてきました。

オリエンタルランドグループの皆様、ありがとうございます。

皆様の情熱、献身、そして協力の精神は、私たち全員を奮い立たせてくれました。

信頼、相互理解、そして丁寧な適応に根ざしたこの関係を、これからも築いていくことを誇りに思います。

ディズニー・イマジネーションが旅立つまで、これからさらに多くのことが待っています。

それでも一つ、確かに分かっていることがあります。

それは、素晴らしいものになるということです。

今日のディズニークルーズラインを誇りに思うとともに、オリエンタルランドグループとこれから一緒につくり上げていくものを、さらに楽しみにしています。

ありがとうございます。

 

登壇者・ミッキーマウスらによるフォトセッション

 

 

発表会では、オリエンタルランドおよびディズニー幹部陣によるプレゼンテーションに加え、ミッキーマウスとミニーマウスも駆けつけ、華やかなフォトセッションが行われました。

 

 

ミッキーマウスとミニーマウスは、クルーズらしい船長帽とジャケット姿で登場し、「ディズニー・イマジネーション」の船名発表をお祝いしました。

 

ディズニー・イマジネーションの質疑応答

質疑応答では、オリエンタルランド・クルーズ代表取締役社長の椎葉亮太郎氏が、船内体験や運航、料金などについて回答しました。

 

東京ディズニーリゾートとの違いと、未来のゲストへのメッセージ

椎葉亮太郎氏:

 

東京ディズニーリゾートとの違いのようなところですけれども、根本的に変わらない部分と変わる部分があると思っています。

変わらない部分は、我々のホスピタリティであるとか、あるいはテーマパークがそうであるように、ハードとソフトの融合によって、素晴らしい体験価値を提供していく。

そんな考え方は変わらないと思います。

変わる部分で言うと、私は個人的な考えですが、2つほどあるのかなと。

一つは、まずは遮断されているということからくる、継続性のようなものです。

東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに行きますと、もちろんオフィシャルホテルも含めまして、ディズニーホテルなどに泊まられても、多少の体験は続いていく。

確かにそうですけれども、それは宿泊された方に限定される部分があります。

ただ、我々は船ごと沖に出てしまいますので、その体験が朝から寝る瞬間まで、下手すれば寝ている間なども含めて継続していくという、この継続性が一つあると思います。

もう一つは没入性でしょうか。

我々はまさしく大海原を背景にして、その中に我々の世界観をつくっていくということですので、圧倒的な没入感が環境として生み出せるのではないか。

このあたりが一つの違いというか、唯一性なのかもしれません。

テーマレストランですとか、それから他ではやっていないエンターテイメントプログラム、それからキャラクターとの触れ合い、他にも言い出したらきりがないですけれども、そんなことが体験できるということで、ご期待いただければと思っております。

未来の皆様へは、このクルーズというレジャーが、この日本という国に根付いてほしいと思っています。

1983年に東京ディズニーランドができたときには、テーマパークという概念は、残念ながら定着していなかったと思います。

それが今、テーマパークという概念は普通のものになってきて、その楽しみも一般のゲストのものになっている。

家族会議でどこに行くかを話すとき、その選択肢の中に、クルーズに乗ろうという選択肢が挙げられるような、そんなレジャーになるといいなというふうに思っています。

ぜひとも、まずは体験するところから、一歩踏み出すところからスタートしていただければというのが、私からのメッセージです。

 

寄港地と2隻目以降の展開

椎葉亮太郎氏:

 

確かに、各自治体の皆様から誘致というか、そういうお話をいただくことがあるのも事実です。

我々としても、できればいろんなところに行きたいという思いがありますけれども、我々の船が非常に大きいということがありまして、簡単に言うと、着けることのできる港が限られる。

プラス、乗るゲストの数が4,000人となりますので、その方たちがスムーズに乗り降りができるということを考えると、この東京国際クルーズターミナルは典型的な例ですが、設備が整っているということが、我々が船を着ける条件になってくると思います。

今、国内の港を見渡すと、それらの設備が整っている、あるいは我々の大きさに対応している港は、残念ながら数が限られてくると思っています。

例えば、横浜の大さん橋は、我々はベイブリッジを通れません。

高すぎて通れませんので、着けることができない。

我々はぜひとも行きたい気持ちは本当に強いですので、自治体の皆様とウィンウィンになるような関係で、将来的な就航プランが築ければいいのではないかと思っています。

2隻目については、まだ決まっている部分はありませんので、お答えは差し控えさせていただきます。

同じクルーズで同じ航路をやっていても、マーケットには限りがありますし、ゲストにとっての利便性も伸びてこないということがありますので、違う航路を検討していくというのは、合理的な考えではないかというふうに思っております。

 

船の大きさと環境への対応

椎葉亮太郎氏:

 

大きさにつきましては、やはりビジネスモデルというものが一つあります。

ビジネスモデルの点から考えますと、ある程度の大きさがないと、我々が提供できるサービスのクオリティが担保できないというのがありますので、ある程度の大きさを我々としても担保したかった。

その中で素晴らしいサービス、素晴らしい体験を提供したいという思いがあります。

もう一つは、ディズニークルーズの今回作っている中で、我々の姉妹船というものがあります。

姉妹船を作っていく中で、我々としては非常に有利な状態で船を作っていきたいという思いもありましたので、そのサイズに合わせると大きなものになります。

海外のクルーズでは典型的ですけれども、巨大化していくというのは、おそらく我々と同じビジネスモデルを考えていらっしゃって、そのようなサイズ感になっていくのではないかと思います。

環境問題あたりが、今後確実にやっていかなければいけないことだと思っています。

当然、法律の規制に沿った形でというのもありますし、項目によっては、それ以上のものに対応できるような船の設備を設けているところです。

LNGなども当然搭載していくことになります。

環境に優しい、いわゆるサステナブルな、持続可能なクルーズ運営を継続してやっていくことが、我々の一つの課題だと考えております。

 

司会者による補足:

 

ディズニー・イマジネーションに関しましては、液化天然ガス、LNGとマリンガスオイルを燃料としたエンジンを搭載する予定になっております。

 

日本向けの船内設備と販売方法

椎葉亮太郎氏:

 

姉妹船がございますので、できるだけそれに沿った形でやることの方が、まずは効率的にいいですので、それに沿ってやっていこうと思います。

ただ、2つのポイントがありまして、一つは法律上の問題です。

日本籍船化するというお話をしましたけれども、日本籍船に合致するように、そのためのアレンジを加えているという部分があります。

もう一つは、日本人のゲストに向けてという部分がもちろんあります。

例えば、日本のお客様ですと、バスタブでお風呂に浸かりたいというゲストのニーズがあるだろうと。

これは、我々のディズニーホテルなどでもそのニーズが分かっていますので、ディズニーホテルのバスタブは比較的深いものになっていたりします。

そういうものに合わせていこうとか。

食事もそうですけれども、日本人にフィットするような、一例を挙げれば、まだ発表できる段階ではないですけれども、日本人のゲストであれば麺類を食べたいというゲストがいらっしゃるのではないか。

そういう麺類を出すようなクイックサービスの、カウンターサービスのレストランを作ったりしてもいいのではないか。

そんなアイデアがあったりします。

他にも、これは全部、我々のパークやホテルでのノウハウの中から導き出していますけれども、商品を買うゲスト、お土産を買うゲストが非常に多いというのがあります。

そういうものも含めて、ゲストに向けたアレンジを行っています。

販売のことですけれども、結論で言いますと、まだ決まっておりませんという回答を、今の段階ではせざるを得ないところです。

当然、直売もそうですし、インターネット上のサイトで販売するというものも多くなってきます。

他のチャンネルはないだろうか、あるいは海外のゲストから買いやすいような売り方はどうか。

今、パークのチケットなどもどうやっているか、そんなことを参考にしながら、これから決めていくという段階です。

 

家族それぞれの楽しみ方と料金

椎葉亮太郎氏:

 

私も実は、このプロジェクトを担当する前は、テーマパークの事業をずっと担当しておりました。

我々は、全てのゲストが主役であるということを言っています。

マーケティングの観点から言いますと、オールターゲットというのは何のターゲットもないということと同義語になってしまうケースがありますけれども、我々はそうではなく、本当に乗られた全てのゲストが、それぞれの楽しみを見つけていただける、そんなクルーズを提供したいと思うんです。

テーマパークで働いていますと、夏の暑い日に、ご年配の方で、回るのがきついという方がいらっしゃったりする。

あるいはスリルライドに乗れないようなお子さんが出てきたりする。

そういうのを目の当たりにしています。

それはそれで一つのルールですし、基準になっているので、やむを得ないことではあるんですが、船の中ですと、暑いから今日はおじいちゃんはお部屋の中でのんびりしていようと、子どもたちは船の他の施設で遊んだりする、そういうこともできます。

食事のときに一緒になりたいということもあります。

一人ひとりがいろんな楽しみ方を見つけて、ある意味、船の中を探検していただくような感覚で、いろんな体験をしていただくのがいいのではないかと思っています。

季節によって価格帯が変動するというのは、ある意味当たり前のことですし、船の船室によってグレードが分かれているというのは当然のことだと思います。

どのくらいのランクで分けていくのかというのは、今検討中です。

価格で言うと、今のところ10万円台から30万円台ぐらいでご提供できないかというのが一つの目安で、それをターゲットに検討している最中です。

季節によって、あるいはグレードによって、価格は当然変わってくると思います。

いろんな幅を持たせながら、体験しやすい。

一年間の中で、お子さんが乗りやすい時期もあれば、そうでもない時期もありますし、大人の方が非常に乗りやすい時期もあります。

そんな時期によって、あるいはクラスによって選びやすい、自分にフィットするものがある。

そんな価格帯、そんなグレードを提供できるといいのではないかと思っています。

 

司会者による補足:

 

価格の件、一点補足させていただきますと、今の10万円台から30万円台は、一番スタンダードのお部屋で、1名あたりの料金帯とお考えください。

 

年間の運航回数

椎葉亮太郎氏:

 

運航の数につきましては、今日は詳細にわたりますので、ご回答を差し控えさせていただきます。

回数に対しては、10日間のクルーズなどをメインにしている会社に比較しますと、当然、回数が多くなるというイメージでおります。

クルーズ船で帰ってくるときは、朝に着いて、午後には出港するというのは、ご存知の内容かと思います。

それをうまく効率的に、乗り降りしていただいて。

ただ、常にそれができるわけでもないですので、条件によって、ゲストに対してスムーズに出港し、スムーズに到着していただくということを考えながら、クルーズの年間の回数が決まっていくと思っております。

 

乗組員の採用

椎葉亮太郎氏:

 

まず採用の状況ですけれども、陸上職と海上職があります。

陸上職の方は採用が始まっています。

海上職はこれからというところです。

人手不足という部分がありますが、そこを乗り越えない限り、我々が持続可能なビジネスを続けていくことは難しいですので、一つ大きなポイントになるかと思います。

船員の中には、いろんな種類の雇用形態が出てくるのだと思います。

社員もいます。

業務委託もあります。

我々の業務提携先であり、大事なパートナーである郵船クルーズ株式会社さん経由で、フィリピン人のクルーの方たちを採用することも考えています。

いろいろな形があっていいと思います。

当然、日本人の乗組員もいると思います。

ハイブリッド型で、我々は運営を継続していくことになると思っています。

海上職につきましては、これからというステータスです。

悪い意味で楽観的なわけではないのですが、手応えを感じています。

テーマパークやホテルで働いているメンバーを見ますと、サービス業を志す若い人たちがいて、その人たちの選択肢の中に、我々のテーマパークやホテルがある。

そこに向けて採用に応募して、パークの中で、あるいはホテルで頑張ってくれているキャストがたくさんいらっしゃいます。

それと同じように、その選択肢の一つに、クルーズというものが出てくるといいのではないかと思っています。

現実に、我々のところへの問い合わせや予備エントリーなどに対して手が挙がっていることも事実です。

きちんと準備しなければいけない内容だと思っています。

一方で、そのあたりを開拓していくことも、このクルーズ市場を開拓していくことの一つの要素になるのではないかと思っています。

 

オリエンタルランドグループとディズニーが贈る、新たな海洋の旅への期待が大きく高まりました。

 

日本初となるディズニークルーズの本格始動に、今後の続報からも目が離せません☆

https://dtimes.jp/post-1184585/

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ