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「元の生活には戻りたくない」家を出た友人からのお願い…誰にも言えない連絡の内容とは<ママが家出した>

  • 2026.10.14

蒲倉家は、パパ、ママ・多恵子、社会人の長女・萌香、大学生の長男・律郎の4人家族。ある日を境に、ママは家へ戻らなくなり、連絡も取れなくなってしまいます。ママの旧姓で届いた荷物をきっかけに、家族はK市に住む旧友・木綿子さんへたどり着きますが、その後の足取りは不明のまま。ママ不在の生活に戸惑う中、家族は少しずつ自分たちの言動を振り返るように。さらに、隣人・梅村さん親子とのやりとりから、家族の知らなかったママの思いも見え始めて……。

梅村さん親子とのやりとりから、多恵子さんが長い間「家族」という枠の中で、自分の気持ちを後回しにしてきたことが見えてきました。夫からは「女はこうあるべき」という価値観を押しつけられ、妊娠や出産、育児も自分ひとりで抱えることに。さらに、子どもたちも成長するにつれ、多恵子さんが家のことをしてくれるのを、当たり前に感じるようになっていきました。

以前、木綿子さんに「自分が耐えれば家族はうまく回る」と思いをこぼしていた多恵子さん。しかしそんな多恵子さんの苦しみを、家族はまだわからないままで……。

本当は返信が届いていた! その内容とは……

木綿子さんの家で、エマさんは「多恵子さんはどこにいるんだろう」と話します。萌香とSNSで連絡を取る中で、蒲倉家が多恵子さんの行きそうな場所を探していることを知ったようです。

エマさんに心当たりを聞かれた木綿子さんは、「私も心当たりはない」と答えます。しかし実は、多恵子さん本人から長文のLINEを受け取っていました。多恵子さんは、自宅から離れた場所でアルバイトをしながら元気に暮らしていると報告。そのうえで、連絡が取れていることを家族には内緒にしてほしいと頼んでいたのでした。

◇ ◇ ◇

大切な友人が、家族にも言えない本音を打ち明けてくれたとき、どう受け止めればいいのか悩んでしまいますよね。心配する家族の気持ちもわかるからこそ、板挟みになる苦しさもあるでしょう。

友人としてできることは、すぐに答えを出させるのではなく、まずは安心して本音を話せる居場所でいることではないでしょうか。あたたかく見守る姿勢が、相手が次の一歩を考える支えになるかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実

ベビーカレンダー編集部

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