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おなかが張るってどんな感じ?「今すぐ入院してください!」まさかの絶対安静生活スタート【切迫早産体験記】

  • 2026.10.13

H.S.さん(25歳・夫26歳)の切迫早産と管理入院をテーマにした体験談をご紹介します。

症状が全くないのに切迫早産? 即入院に!

自覚症状は全くなかったので、まさか早産が迫っているとは思わず、健診で「今すぐ入院してください」と言われたときは声になりませんでした。

このときすでに子宮口が1cm開いていて、医師から「おなかが張っているのに気づきませんでしたか?」と何度も聞かれたのですが、どういう状態が張りなのか、わからなくて。思えば、起き上がるときに苦痛だったり、負荷を感じたりしていたので、それが張りだったのかもしれません。

そのころの通勤時間は、電車で片道1時間半。ラッシュを避けるために、朝時台に家を出るようにしていました。1時間半も電車に揺られるのは妊婦じゃなくてもしんどいですし、職場では歩いたり立ったりすることも多かったです。

同僚たちといっしょに歩くと、そのペースが速くて、おなかがカチコチになったこともあります。それまではコロナ禍で在宅勤務が続いていたので、出社するようになったことも、体に負荷がかかった一因かもしれません。

そんなわけで、「産休に入ります」というあいさつもできないまま、突然の入院になってしまったので、職場ではいきなり消えた人になっているかも(笑)。

妊娠がわかったのは、今の職場に転職してすぐのタイミングだったので、解雇されてもおかしくないと思っていました。それなのに、予定より早い産休入りもあたたかく受け入れ、配慮もしてくださって、本当にありがたかったと感謝しています。

食事と洗面以外は寝ている、病室で絶対安静の日々

入院して1ヶ月間は、絶対安静でした。それは食事と洗面以外は寝ている生活で、妊娠35週まで続きました。

何もしないで病室で過ごすのもつらいので、ひざの上にパソコンを置いて、ひたすら動画を視聴。ベビーグッズのショッピングをしたり、出産レポートのインスタ漫画を見たり、日記をつけたり。無事に出産して、子どもが大きくなったらデータを共有したいと思い、パソコンで妊娠期アルバムをつくるのも、暇つぶしになりました。

入院期間の途中から、コロナによる面会条件が緩和されたので、夫とは週に1回15分だけ会うことができるように。入院する時期がちょっとずれていたら、いっさい面会ができなかったので、私たちはラッキーなほうだったと思います。

最悪の事態ばかり頭に浮かび、胸が押しつぶされそう

病院では「35週以前に陣痛がきて、破水した場合には、大学病院に搬送します」と言われていました。毎週の診察で子宮頸管長を測ると、どんどんどんどん短くなっていくので、このまま早産になるのでは…と悪いことばかりが頭をよぎります。診察のたびに不安をかきたてられるような気持ちでした。

早産になったらどうしよう。小さく生まれちゃうのかな。先天性の疾患があるのかな。早産で起きうるリスクが、実際に起こったらどうしよう。動画を観たり、ネットショッピングをしたりするときに、心の中に不安が渦巻いて、楽しもうとしても無理! 目ではパソコンの画面を見ているのに、頭の中では最悪の事態を想定してしまい、内容がいっさい入ってきません。

入院していた病棟は産婦人科だったので、廊下のほうから赤ちゃんが泣く声が聞こえてくることもありました。私はオギャーという泣き声を聞けるのだろうか…。当時の私は、赤ちゃんの声を聞いても不安に襲われる心境でした。

私のように管理入院している人は、「砂糖系はすべてNG」だったので、甘いものを食べて気を紛らわすことができなかったのもきつかったです。

切迫早産
切迫早産

1ヶ月間、食事と洗面以外はずっと寝て過ごしました。

不安な気持ちはため込まず、夫にぶちまけた!

切迫早産で入院しているとき、不安が大きくなったり、気の持ちようがわからなくなったりしたら、夫に電話したり、LINEしたりして、そのつど吐き出すようにしていました。

夫のほうも「どんなふうに生まれたとしても、それはそれでいいから」というスタンスを貫いてくれたので、夫に支えられた部分はすごく大きかったと思います。切迫早産の入院中に迎えた誕生日も、夫が花束を持って面会に来てくれました。

妊娠しても、今度はおなかの赤ちゃんのことが心配で、気をもむこともあります。そういうときのために、パートナーや友だちなど、気を許せる人をつくっておくことはとても大事。揺れやすいメンタルも安定するような気がします。

おなかからパキッと音がして破水、スピード出産

病院は35週のときに退院しました。その時点で子宮口が2cm開いていたので、生まれるまで入院することをすすめられたのですが、これ以上の入院生活は限界! 病院には「無理すぎます!!」と伝えて退院し、自宅でひたすら安静にして過ごしました。

出産したのは、それから2週間後の37週に入ってから。

朝4時ごろにおしるしがあり、陣痛が始まりました。子宮頸管が短く、子宮口がずっと少し開いた状態だったので、いつ破水してもおかしくなかったのですが、4時30分ごろにおなかからパキッと音がして破水。夫は最初から「絶対に出産に立ち会う!」と宣言していたので、急きょ仕事を休むことにして、車でいっしょに病院へ。生まれるまで何も食べられなかったら嫌だなと思い、私は車内でドーナツを3つ食べました(笑)。

でも、夫は病院で「ごはんを3食分くらい買って、戻ってきてくださいね」と言われ、家に帰されたんです。そっか、生まれるまでに、まだまだ時間がかかるんだと思っていましたが、LDR(分娩室)にあったデジタル時計を見ると、陣痛間隔が4分?いや、3分?初産は10分間隔で入院じゃないの?

もしかすると、切迫早産だから生まれやすいのかも。これは1日かからないかな。朝のうちに生まれちゃう。夫、早く戻ってきて! 家になんて帰ってる場合じゃない!夫から「家に着いたけど、何か持っていくものある?」とLINEがきたときには、陣痛が1分間隔になっていました。展開が早すぎて、もう生まれそうでした。

「今すぐ!早く!病院に戻って」と返信し、夫が病院に到着してから出産まで本当にあっという間。3時間半で生まれ、しかも安産だったのは何よりでした。

夫が到着する前に生まれてしまうのではとヒヤヒヤしどおしでしたが、夫も出産に立ち会うことができ、終わりはすごくよかったなと思います。

まとめ/あかほしBaby-mo編集部 *あくまで個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

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