1. トップ
  2. 植えっぱなしで毎年楽しめる!秋に咲く多年草【8選】キキョウやシュウメイギクで風情ある庭に

植えっぱなしで毎年楽しめる!秋に咲く多年草【8選】キキョウやシュウメイギクで風情ある庭に

  • 2026.10.13

植えっぱなしで毎年楽しめる!秋に咲く多年草【8選】キキョウやシュウメイギクで風情ある庭に

長い暑さや雨が落ち着き、やっと庭やベランダでガーデニングが楽しめます! 今年の秋はちょっと地味でも、風情を感じさせる花で癒されませんか。古くから日本の庭で親しまれてきた丈夫な多年草。1鉢あるだけで秋の気分が味わえます。

日本の気候に合っているから育てやすい

いまや日本ほど、世界中の植物が集まっている国はほかにないといわれます。スイスの高山に自生するエーデルワイスでも、熱帯のビカクシダ(コウモリラン)でも入手可能。

こうした植物は日本と大きく異なる環境に分布しているため、適した栽培環境を整える必要があり、栽培はちょっと難しくなります。

その点、もともと日本生まれの植物や、秋の七草に数えられるように古くから親しまれてきた草花は、日本の気候に適しているので、育てやすく丈夫です。厳しい暑さや寒さで茎葉が枯れることがあっても、秋や春にはまた芽吹いて花を咲かせます。

厳しい夏のあとに何もしなくても毎年花を咲かせ、風情ある姿で癒してくれる多年草で秋の庭やベランダを楽しみましょう。

植えっぱなしで来秋も楽しめる! 丈夫な多年草8選

風船みたいな蕾からかわいらしい【キキョウ】

開花期:6~10月
草丈:20~100㎝

日本をふくむ東アジアの草原などに自生しますが、日本では絶滅危惧種です。秋の七草に数えられ、万葉集にもうたわれる風情ある花。ぷっくりふくらむ蕾からかわいらしく、花色は白やピンクもあります。冬は地上部が枯れますが、翌春に新芽を出します。

「野菊」といったら、この花!【ノコンギク】

開花期:7~11月
草丈:40~100㎝

いわゆる宿根アスターの仲間ですが、素朴な佇まいが‟日本の野菊“そのものです。ただ、コンギクやヨメナととても似ているため、花にフサフサの毛がついていることで見分けます。自生地は山際の乾いた場所なので、水やりは間隔をあけて。

万葉集に詠まれた秋の七草【オミナエシ】

開花期:6~10月
草丈:60~120㎝

細い茎を何本も立ち上げ、黄色の小花をまとめて咲かせます。山上憶良が万葉集に詠んだことで知られる楚々とした花。花が終わっても色が残って、長く楽しめます。鉢植えでも数株まとめて植えると映えるでしょう。冬は地上部が枯れます。

ユニークな花がツウ好み【ホトトギス】

開花期:8~10月
草丈:30~80㎝

おもに太平洋側の崖や岩場に自生。紫色の斑点がある複雑な形の花を咲かせます。花が咲くころには葉先が傷みやすいのが難点ですが、独特の魅力があります。直射日光が当たらなくても明るい日陰で栽培可能、空中湿度を保って葉を傷めないようにしましょう。

和の風情を感じるベゴニア【シュウカイドウ】

開花期:8~10月
草丈:20~60㎝

古くに中国から渡来した帰化植物ですが、日陰などにひっそり咲くさまは和の風情が感じられます。ベゴニアの仲間としては耐寒性があり、庭植えで冬越し可能。冬に地上部が枯れても、また芽を出して花をつけます。秋に葉腋にできるムカゴからも増殖可能。

アサギマダラを呼び寄せる【フジバカマ】

開花期:8~10月
草丈:60~100㎝

この花も山上憶良が万葉集に詠み、秋の七草として親しまれてきました。日本では自生地が減って絶滅危惧種になっていますが、本来は生育旺盛です。近年、注目されているのは旅をする蝶として知られるアサギマダラが好むため。庭に植えて蝶を呼びます。

野趣を感じさせる山野草【ワレモコウ】

開花期:7~10月
草丈:30~80㎝

風に揺れる姿が秋の風情を感じさせます。日本各地の山野に自生する多年草で、暑さ寒さに強く育てやすいのが特徴です。ただし、旺盛に育つわりに茎が折れやすいため、梅雨ごろに一度株の半分ほどに切り戻しコンパクトに育てましょう。

秋に咲く優雅なアネモネ【シュウメイギク】

開花期:9~11月
草丈:40~120㎝

古く中国から伝わり、京都の貴船あたりに野生化したことから貴船ギクとも呼ばれます。アネモネの仲間らしい優雅な花ですが、花弁に見えるのは萼片(がくへん)なので長く残って楽しめます。真夏の強光線で葉焼けしやすいため、半日陰くらいがおすすめです。

手間いらずの多年草も植え替えでリフレッシュ

多年草は一度植えたら毎年咲いてくれますが、何年もそのままでは鉢植えは根詰まりを起こし、庭植えは株が混みあってしまいます。そうすると株は元気がなくなり、花数も減ってしまいがちです。

気候のよい春や秋に、鉢植えは根鉢を崩してひとまわり大きい鉢に植え替えたり、庭植えの株は掘り上げて株分けして植えなおしましょう。すると、水や養分がよく吸収できるようになり、株がリフレッシュ! 次のシーズンには驚くほどたくさん花を咲かせてくれます。

多年草といっても、2~3年ごとにひと手間かけてケアして、より長く美しい状態で楽しみましょう。

※2023年10月11日に配信した記事を再編集しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ