1. トップ
  2. エピソード
  3. 七五三当日、出発直前に夫「行かないと!」仕事は休みなのにどこへ?青ざめた夫が神社より先に向かった場所は

七五三当日、出発直前に夫「行かないと!」仕事は休みなのにどこへ?青ざめた夫が神社より先に向かった場所は

  • 2026.10.11

長男が5歳の七五三を迎えた日のことです。数カ月前から神社の予約や写真撮影の段取りをしており、夫にも何度も日程を確認していました。夫は仕事も休みにしていて、「その日は空けてあるから大丈夫」と言っていたので、私も安心していたのです。
ところが当日の朝。着付けを終えて、いよいよ出発しようとした瞬間、夫が青ざめた顔でスマホを見ていました。

神社より先に向かった場所……

「忘れてた……」仕事は休みのはずなのに、一体何を? そう思って聞くと、夫は気まずそうに言いました。「今日、町内会の餅つき大会の実行委員だった。今すぐ来てって連絡が来てる」

夫のスマホには、町内会の人からの着信が何件も入っていました。どうやら本当に、七五三と餅つき大会をダブルブッキングしていたようです。神社の予約時間も迫っていたため、夫はいったん町内会の餅つき大会へ。

私と息子は祖父母と一緒に神社へ向かいました。せっかくの七五三なのに、夫は神社より先に餅つき会場へ。息子は不思議そうに、「パパはおもち?」と聞いてきて、私は苦笑いするしかありませんでした。

神社に現れた夫。手に持っていたものは

神社で受付を済ませ、御祈祷の順番を待っていたら、遠くから夫が走ってくるのが見えました。どうやら町内会の方たちに事情を話したところ、「七五三のほうが大事だから、行ってきなさい!」と送り出してくれたとのこと。さらに、お祝いだからと紅白餅まで持たせてくれたそうです。

夫は息を切らしながら、「遅れてごめん!」と謝っていましたが、その姿を見た瞬間、怒るより先に笑ってしまいました。後日、写真を見るたびに、「餅つき帰りの七五三だったね」と家族の笑い話になっています。

この一件以来、夫は家族の予定をスマホのカレンダーにしっかり登録するようになりました。大事な日にまさかのハプニングでしたが、町内会の方たちのやさしさにも救われ、忘れられない七五三になりました。

著者:松山 けい子/50代女性/2人の子どもを育てる母。子どもは現在成人しており、昔の思い出を振り返っては懐かしむ日々を送っています。

イラスト:市田スナオ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ