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「もう、がむしゃらさは1ミリもない」麻生久美子さんが40代で手放した服と心の荷物

  • 2026.10.10

「もう、がむしゃらさは1ミリもない」——そう屈託なく笑う麻生久美子さん。誰もが年齢とともに感じる体力の衰えや、似合う服の変化。そんな40代のリアルな壁に直面しながらも、できない自分を許し、しなやかに今を楽しむ姿は私たちのお手本です。今回は、着るだけで洗練される秋の最新ジャケットスタイルとともに、「人生の相棒菌を見つけたい」と語るこだわりの腸活まで、麻生さんの等身大の魅力と美しさの秘密をたっぷりお届けします。


麻生久美子さんが纏う。光を孕むオールホワイトのジャケットスタイル

ふんわり軽やかな着心地が魅惑的なツイードのセットアップ。
「全身白は可愛いし、気持ちも明るくなります。クラシカルな上品さとリラックス感のある素材が素敵です」(麻生さん)

ジャケット17万6000円、パンツ16万5000円、ネックレス90万2000円(マディソンブルー)トップス1万9800円、(ベッド&ブレックファスト/グリードインターナショナル)、靴16万5000円(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店)、イヤーカフ〈M〉20万9000円、〈L〉21万6700円、リング8万2500円(すべてヒロタカ/ヒロタカ 表参道ヒルズ)

麻生久美子さんインタビュー

「無理や頑張りすぎは、もう必要ない。できない自分を許すことで気がラクになった」

多彩なジャケットスタイルを、リラックスした雰囲気で着こなしてくれた麻生久美子さん。モード系からクラシックなデザインまでさらりとナチュラルに纏う姿は、豊かなおしゃれ経験値に裏付けられた大人の余裕を感じさせる。実は、セットアップが大好きだと明かす。
「できれば上下セットで揃えたいタイプなんです。着るだけで決まるように計算されているので、コーデも簡単ですし。今はジャケットに限らず、シャツやニットなど選択肢が多いので、ゆったりリラクシーなものを選ぶことが多いですね」

年齢を重ねて気づいた「今の自分」に似合う服
〝着心地がよくてラクなこと〞という好きなものはずっと変わらないけれど、年齢を重ねて服を選ぶときに気にすることが増えたそう。
「清潔感を意識するようになりました。肌や髪の質感などエイジングしているので、服はきれいなほうがバランスがいいなと思います。それに、昔はお気に入りだったデザインでも似合わなくなることも……。そこにはあまりこだわらずに、今の自分に似合う服を大切にしていきたい」
そんな思いと家の整理を兼ねて、着なくなった服を思い切って手放したばかり。
「クローゼットに隙間ができるのが気持ちいい。〝すっきり暮らす〞が永遠のテーマなのですが、なかなかうまくいかなくて (笑)。この機会にすっきりが続くように気をつけようと思っています」

「メンテナンス命!」麻生久美子さんが実践する40代のセルフケア
一方で、ますます手を抜けなくなっていきたのがセルフメンテナンス。誰もが年齢とともにいろいろな不調が出てきたり、体力の衰えを実感したりするもの。それを放置せずに、きちんと向き合いケアすることが、仕事や日常のクオリティを保つために欠かせないという。
「日々、調子よく暮らしたいので、メンテナンス命! でいろんなことを実践しています。早寝早起き、湯船につかる、寝る前に水分を取る、酵素風呂に行く、好きなコーヒー豆とミルクでカフェラテを淹れて飲むなど、ご紹介しきれないくらいたくさん。最近は、自分の腸に合う菌を見つけることにもハマっています。1種類のヨーグルトを2週間くらい食べ続けて、調子がよくなるかをチェック。相性がいいと肌がきれいになったり、体がすっきりしたりいいこと尽くしなので、一緒に人生を歩んでいける相棒菌を見つけたいです」

「もう、がむしゃらさは1ミリもない」頑張らない自分を許すこと
さらに、自分の機嫌の取り方や仕事とプライベートのバランス、人との付き合い方など、若い頃とは違うセオリーができてきたよう。
「もう、がむしゃらさは1ミリもない」 と屈託なく笑う。
「無理とか頑張るとか、いらなくなっちゃいました。それに、一度調子を崩すと回復するのに時間がかかってしまうので、なるべくフラットでいられるように心がけています。体はいろんなシグナルを出しているので、『そろそろ限界だよ』 っていうサインをキャッチして、こまめにケアするのが本当に大切。なにより、頑張らない自分を許せるようになって、精神的にもラクになりました。できないところはまわりの方に助けてもらって、頼りまくっていますけど、きちんと感謝する。その循環が心地いいなと思っています」

麻生久美子 あそう くみこ
1978年6月17日生まれ、千葉県出身。出演映画『カンゾー先生』で第22回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の映画賞を受賞。近作にドラマ『ぼくたちん家』(25/日本テレビ)、『魔物』(25/テレビ朝日)、波瑠とダブル主演した『月夜行路―答えは名作の中に―』(26/日本テレビ)など。プライベートでは二児の母。

撮影=生田昌士〈hannna〉 スタイリング=井阪恵 ヘア&メイク=ナライユミ 文=安田晴美
※GLOW2026年11月号より

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