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公園でポツン…約束を破り、ひとりぼっちのわが子→ママ「誰も気にしないって」子どもの気持ちを無視 <息子を見て!>

  • 2026.10.11

夫と息子のリクくんと暮らすカナエさん。育児の記録を残すため、そして、子育ての孤独感を紛らわせるためにSNSを更新していました
そんなある日、話題のグミを食べたリクくんの食リポ動画が大バズり! 絶え間なく届く称賛コメントや数々のPRの依頼に「わが子は特別だ」と確信したカナエさんは、SNSの収益化を目指し、常にリクくんを撮影する生活を始めました。
SNSに夢中になり、リクくんのお世話をないがしろにすることも増えたカナエさん。見かねた夫・ハルキさんが注意するものの、まったく聞く耳を持ちません。
せめてハルキさんが映った動画だけは投稿しないと約束していたのですが、バズを狙うあまり、カナエさんはハルキさんとの約束を破り、彼が映った動画をSNSに投稿します。
それを知ったハルキさんは激怒し、激しい口論の末、互いに譲らず夫婦関係は決裂。それ以来、ハルキさんは部屋に引きこもり、リビングに顔を出すのは必要最低限という生活を送るようになります。

一方カナエさんはSNSに没頭! 不穏な空気の中、リクくんはカナエさんの顔色を伺いながら過ごし、バズるための撮影指示にも従うようになりました。

授業参観でも撮影に夢中になるカナエさん。しかし学校での撮影は禁止されているため、動画を撮っているのはカナエさんだけ……。リクくんは気まずい思いをしていました。

帰宅後、リクくんは「友だちと遊びに行く約束がある」と伝えますが、カナエさんはPR案件の撮影を優先すると言って譲りません。友だちと公園で遊ぶのを楽しみにしていたリクくんが渋ると、カナエさんは「ゲームを買ってあげたのに」「売るよ」と恩に着せたり脅したりして無理やり屈服させます。

結局、リクくんが公園に向かったのは、16時半を過ぎたころでした。

子どもの気持ちはスルー!?

リクくんが出かけると、今度はランドセルや連絡帳をチェックし、投稿のネタ探し。テストの珍回答を見つけると、すかさず写真に撮ります。

一方、遅れて公園に向かったリクくんですが、そこにはもう誰もいませんでした。落ち込んだ様子で帰宅しますが、カナエさんは「誰も気にしてないって」と言い放ちます。

翌日、友だちのソウタくんにリクくんは謝罪。「また遊ぼうぜ」と笑顔で返されて安堵し、友だちのやさしさに救われるのでした。

◇ ◇ ◇

大人から見れば小さな出来事に見えても、子どもには自分だけの社会があり、大切に育んでいる約束や人間関係が存在します。親の事情でそれをないがしろにし、傷つく気持ちを軽視してよいはずがありません。

さらに、テストの回答や点数などをSNSのネタにする行為にも注意が必要です。親にとっては“投稿したいネタ”であっても、子どもにとっては知られたくない情報かもしれません。子ども本人が「嫌だ」「恥ずかしい」と嫌悪感を抱くことのないように、きちんと聞いてから投稿したいもの……。

子どもの大切な世界やプライバシーを守るために、親としてどう寄り添うべきなのか。デジタル時代を生きる保護者の配慮とモラルについて、深く考えさせられますね。


著者:マンガ家・イラストレーター ねこじま いもみ

ベビーカレンダー編集部

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