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保存版|毎日持てて、圧倒的に洗練。秋冬スタイルの相棒に!【憧れブランドの名品バッグ】17選

  • 2026.10.11

「私が思うその人の魅力を、クリエイター同士の自由な化学反応で、ファッション誌だからできる表現で見せたい」と語るスタイリスト長澤実香さんの連載。今月はスペシャル版。秋冬シーズン到来に先駆け、スタイルの要となるIT BAGを長澤さん目線でピックアップ。モデルという枠に収まらない活躍、そのスタイルある生き方が好きと長澤さんが語る紗羅マリーさんと共にお届けします。
 
写真 熊谷勇樹

バッグ[H22×W34.5×D11㎝]¥1,514,700※予定価格(シャネル/シャネル カスタマー ケア センター)

シャネル CHANEL

バッグ[H22×W34.5×D11㎝]¥1,514,700、ジャケット¥1,514,700、シャツ¥757,900、スカート¥1,146,200、シューズ¥253,000※全て予定価格(全てシャネル/シャネル カスタマー ケア センター)

マチュー・ブレイジー率いる新生シャネルで手に入れるべきは、何と言ってもこのフラップバッグだ。あえてのマキシなサイズ感は働く私たち世代にしっくりハマるし、アジャスト可能な細身のダブルストラップとのメリハリも見事で、大きめながらも見え方はちゃんとモダン。ダブルCの留め具をすっとスライドして開閉するスムーズな使用感も相まって、とにかく実用的。スーツで持ってもかっこいいし、シンプルなTシャツやニットにデニムでもなんか様になるのである。メゾンのコードを反映させたキルティング ステッチがエレガントなラムスキンのダークブラウン、紗羅が持ったシボ感あるカーフスキンのブラック、ほかにもクロコ加工したカーフレザーのカーキなど、素材や質感のバリエーションも絶妙! マチューらしいバイアスフリーな魅力を放つデザインは、BLACKPINKのジェニーやヘイリー・ビーバーといったIt Girlsだけでなく、エイサップ・ロッキーやティモシー・シャラメといったIt Boysすらもトリコに。

バッグ[H22×W34.5×D11㎝]¥1,514,700※予定価格(シャネル/シャネル カスタマー ケア センター)

グッチ GUCCI

バッグ〈バンブー ヴェンデッタ〉[H20×W29×D10㎝]¥715,000、コート¥484,000、ニット¥291,500、パンツ¥368,500、(全てグッチ/グッチ クライアント サービス)

バッグ〈バンブー ヴェンデッタ〉[H20×W29×D10㎝]¥715,000、コート¥484,000、ニット¥291,500、パンツ¥368,500、パンプス¥181,500(全てグッチ/グッチ クライアント サービス)

グッチのバンブーバッグで蘇る記憶が、多かれ少なかれあるであろうオトナミューズ世代にはきっと刺さる新作〈バンブー ヴェンデッタ〉は、バンブーの形状を模したブラックレザー仕立てのトップハンドルで、意外性を持たせつつもユーティリティを高めたデザイン。センターに配された本物のバンブーを用いたクロージャー同様、ブランドの卓越したクラフツマンシップを感じられる新たなアプローチに、クラシックなものを今また持ちたいと原点回帰を促される気分だ。

バッグ〈バンブー ヴェンデッタ〉[H20×W29×D10㎝]¥715,000

ロエベ LOEWE

バッグ〈アマソナ180 レイジードッグ ラージ〉[H27×W34.5×D14㎝]¥905,300※予定価格(ロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス)

1975年に誕生したアイコンバッグを再解釈した〈アマソナ180〉は、リラックスしたスタイルが抜群に今っぽいワンハンドルバッグ。その最新作はクリエイティブ ディレクター、ジャックとラザロが敬愛する現代アーティスト、コジマ・フォン・ボニンの作品と世界観をクロスオーバーさせたデザイン。バッグ開口部にはコジマ・フォン・ボニンの造形作品を思わせる怠惰な犬のモチーフが(ちなみに着脱可能!)。空前のチャームブーム真っ只中、尽きない好奇心に突き動かされるロエベのバッグで、大人ならではのハイクラスな遊び心を炸裂させてみたくなる。

バッグ〈ウィスカー スモール〉[H19×W26×D9㎝]¥487,300、トップス¥200,200、パンツ¥1,028,500※全て予定価格、リング¥126,500(全てロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス)

チューブ状のフレームを基軸とした、構築的かつスラウチーなシルエットのワンハンドルバッグ〈ウィスカー〉は、2026秋冬コレクションで登場したニューモデル。比較的小ぶりながら、中身が整理しやすい2つのコンパートメントを備え、実用性も十分である。何よりハードとソフトが同居した優美なその姿は、肩掛けでもクロスボディでも、そしてハンドキャリーでも。いつだってカジュアルな着こなしにマチュアなムードを授けてくれる、心強き存在なのだ。

バッグ〈アマソナ180 レイジードッグ ラージ〉[H27×W34.5×D14㎝]¥905,300※予定価格(ロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス)

バッグ〈ウィスカー スモール〉[H19×W26×D9㎝]¥487,300(ロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス)

ルイ・ヴィトン Louis Vuitton

バッグ〈ミュルティパス〉[H26×W30×D10㎝]¥420,200、ジャケット¥990,000、パンツ¥343,200、メガネ¥88,000、リング¥70,400(全てルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

タイムレスなモノグラム・キャンバスを用いたシティバッグ〈ミュルティパス〉は、日々の必需品がまるっと収まるサイズ感とマルチに使えるコンテンポラリーな佇まいが魅力。クロスボディもOKなストラップと編み上げチェーンを気分次第でスイッチすれば、ウィークデイの相棒としてはもちろん、週末の楽しげな予定にも同行可能。その使い勝手のよさゆえに、この秋、ミニサイズも新登場。自分のスタイルに寄り添うベストな相棒を手に入れて。

バッグ〈ミュルティパス〉[H26×W30×D10㎝]¥420,200(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

バッグ〈ミュルティパス MINI〉[H18×W17.5×D9.5㎝]¥363,000(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

バッグ〈アルマ BB〉[H17.5×W23.5×D11.5㎝]¥513,700、ドレス¥929,500、リング¥77,000(全てルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

長きにわたり愛され続けるアイコンバッグ〈アルマ BB〉の新作が、「モノグラム・インク」シリーズから登場。漆黒のカーフレザーに、光の加減で表情が異なるトーン・オン・トーンのモノグラム・パターンをのせて、クラシックなアルマとはまた違うグラマラスな魅力を携えての刷新。若者がフレッシュな感覚でヴィンテージバッグを持つのとは逆の思考で、私たちオトナミューズ世代にこそ、アップデートされたバッグが必要なのだ。そう強く感じさせる、圧倒的なエレガンスを備えて。

バッグ〈アルマ BB〉[H17.5×W23.5×D11.5㎝]¥513,700(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

バッグ〈バンドル・トランク〉[H14×W22×D11㎝]¥599,500(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

メゾンの原点であるトランクのDNAを受け継いだ〈バンドル・トランク〉は、カーフスキンによるリラックス感が何とも現代的。肩の力を抜くことの大切さを心得た私たちのスタンスに寄り添う、柔らかなフォルムが心地いい。

バッグ〈バンドル・トランク〉[H14×W22×D11㎝]¥599,500(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

バッグ〈バンドル・トランク〉[H14×W22×D11㎝]¥599,500(ルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

プラダ PRADA

バッグ〈プラダ キャリー〉[H21×W19×D7㎝]¥374,000、脇に置いたバッグ〈プラダ アリュージョン〉[H22×W33×D15㎝]¥484,000、ジャケット¥1,100,000、ニット¥418,000、スカート¥220,000、パンツ¥236,500、中にはいたパンツ¥220,000、靴下¥187,000、パンプス¥247,500※全て予定価格(全てプラダ/プラダ クライアントサービス)

独特なフォルムに、カーブを描くフロントポケット。華奢なハンドルの両脇で揺れ、ふとした所作を彩るレザーコード。プラダが探求を続けるユニフォームの概念から誕生したバッグ〈プラダ キャリー〉は、春夏シーズンにデビューするや否や、多くのファッショニスタのウィッシュリスト入りを果たした人気者。今季は温かみのあるスエード素材で、特徴的なドローストリングがよりムーディに映る新作が多彩なカラーで登場。さらに、同じくスエードの温もりをシンプルなラインで現代的なエレガンス漂う佇まいに昇華させたイーストウエストシルエットの新型〈プラダ アリュージョン〉も見逃せない。どちらも今旬のスポーティ×エレガントな装いにも軽快にハマる、その柔和でイージーな佇まいにぐっとくるのだ。

バッグ〈プラダ キャリー〉[H21×W19×D7㎝]¥374,000

バッグ〈プラダ アリュージョン〉[H22×W33×D15㎝]¥484,000

セリーヌ CELINE

バッグ〈ティーン トリオンフ〉[H13.5×W18.5×D7㎝]¥605,000、Tシャツ¥118,800、スカート¥302,500、サングラス¥77,000、ネックレス¥69,300、ネックレスチャーム¥69,300、シューズ¥154,000※全て予定価格(全てセリーヌ/セリーヌ ジャパン)

マイケル・ライダーがアーティスティック・ディレクターに就任し、3シーズンめとなるFALLコレクション。際立っていたシャープなひねりは、バッグにも。アイコンバッグ〈トリオンフ〉は、ゴールドにカラーのエナメルがきいたクロージャー。シンプルなスタイルに映える黒×マリンブルーのパリジャンシックなカラーが気分だ。エクストリームなサイジングにきゅん♡となる〈ピローバッグ〉は、ソフトで光沢のあるトリオンフキャンバス地にパッドを内蔵。まさにピローさながらの見た目や手触りで遊び心たっぷり。ほどよい収納力と落ち着いた色使いゆえに、想像以上に使い勝手がよく、日々の装いに爽快な違和感を生むキーピースになりそう。

バッグ〈ティーン トリオンフ〉[H13.5×W18.5×D7㎝]¥605,000

バッグ〈ピローバッグ〉[H29×W49×D16㎝]¥302,500、Tシャツ¥154,000、パンツ¥176,000、ベルトループに付けたスカーフ¥88,000※全て予定価格(全てセリーヌ/セリーヌ ジャパン)

バッグ〈ピローバッグ〉[H29×W49×D16㎝]¥302,500

エルメス HERMÈS

バッグ〈ボリード1923・パドック〉[H25×W35×D16㎝(実寸)]¥2,629,000※参考価格、コート¥2,101,000、ニット¥300,300(全てエルメス/エルメスジャポン)

メゾンのエレガンスを象徴する存在の〈ボリード〉が、馬着の装いでカバーリング。馬術競技の際、馬たちが正装待機するのに用いる馬着や頭巾からイメージされたそのバッグカバーは、トレンチコートのエスプリを宿したツイルコットン地。外周を走るパイピングがタフさを印象づけ、思わず目を奪われるクラシカルなデザインだ。装飾品としての新鮮さはもちろんのこと、生地には撥水加工が施され、不測の事態にもコミットする頼もしさ。総じて、さすがのエルメスと唸る。

バッグ〈サック・ドゥ・ジュール〉[H23×W39×D18㎝]¥1,518,000、バッグ〈クルー・ド・フォルジュ〉[H15.5×W21.5×D8.5㎝]¥2,035,000、ニット¥640,200、パンツ¥2,101,000※共に参考価格、ブーツ※参考色¥647,900(全てエルメス/エルメスジャポン)

印象は極めて色濃いのに、着こなしを選ばない。そんな大小ふたつのバッグもピックアップ。トラベルバッグを思わせる広いマチ幅の〈サック・ドゥ・ジュール〉は、カーフレザー製。切り替え部分の下を通るハンドルが乗馬の鞍を調整するストラップを彷彿させ、象徴的な白のステッチワークがエルメスらしさを物語っている。内側はキャンバス地で内外両方にファスナー、自立する底鋲付きとデイリーユースへのこだわりも見逃せない。ジュエリーのシグネチャーからバッグの留め具へ、蹄鉄に着想を得たメゾンらしい金具表現を再解釈した〈クルー・ド・フォルジュ〉もまた然り。静かなる主張と高い収納力で、昼夜をまたぐ使い勝手のよさを誇る。どちらも大人にふさわしい、いい意味での緊張感が日常のスパイスになるタイプ。

バッグ〈クルー・ド・フォルジュ〉[H15.5×W21.5×D8.5㎝]¥2,035,000(エルメス/エルメスジャポン)©Hermès

バッグ〈サック・ドゥ・ジュール〉[H23×W39×D18㎝]¥1,518,000(エルメス/エルメスジャポン)© Studio des fleurs

ザ・ロウ THE ROW

バッグ〈ジーン ショルダー〉[H35×W35×D15㎝]¥676,500、ニット¥268,400、カットソー¥102,300、中に着たニット¥233,200、パンツ¥233,200(全てザ・ロウ/ザ・ロウ・ジャパン)、メガネ¥61,600(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)

サッと肩に掛けるだけでこんなにもサマになる。使い始めたばかりなのに、どこか長年のパートナーのような心持ちでいられる。非常に柔らかいサドルグレインレザーに軽量なスエードライニングを組み合わせた〈ジーン ショルダー〉は、こなれたシルエットと高い機能性で、まさに“用の美”を重んじたバッグといえる。溶け込むように私たちの日常になじみ、それが心底ザ・ロウらしい。ジェンダーフリーでシェアユースできるモダンさも、何だかすごくしっくりくるのだ。

バッグ〈ジーン ショルダー〉[H35×W35×D15㎝]¥676,500

ミュウミュウ MIU MIU

バッグ〈アルカディ〉[H10.5×W22×D7.5㎝]¥649,000、ジャケット¥1,001,000、ドレス¥830,500、シングルイヤリング¥125,400※全て予定価格(全てミュウミュウ/ミュウミュウ クライアントサービス)

クラフツマンシップが際立つ、アイコニックなミニバッグ〈アルカディ〉。そのニューモデルは、ゴールドカラーのスタッズで縁どられた潔くも普遍的な装飾性によって、ミュウミュウのDNAに息づくクラシックとモダンの融合をより印象づけるものになっている。いわば、単なる経年ではなく、絶えず流れる時のなかに当たり前に存在し続けるもの、というポジティブな意味で、特別なマイヴィンテージに育てたいと思わせてくれるバッグなのだ。

バッグ〈アルカディ〉[H10.5×W22×D7.5㎝]¥649,000※予定価格(ミュウミュウ/ミュウミュウ クライアントサービス)

バッグ〈ランデヴー〉[H19×W26×D8㎝]¥522,500※予定価格(ミュウミュウ/ミュウミュウ クライアントサービス)

大きめフラップがキャッチーな〈ランデヴー〉は、ハンドルやフラップを縁どるステッチワークに温もりが感じられ、どこかフォーキーな表情。小ぶりながらも今の時代のムードをしっかりと携えたデザインだ。ソフトなナッパレザー製で、手に持つと意外なほどなじみやすく実用性もある。大人だからって、クリーンさだけじゃ味気ない。冒険心やロマンスのような詩的エッセンスだって、きっと必要。そんな有機的なアプローチを、このバッグでぜひ叶えて。

バッグ〈ランデヴー〉[H19×W26×D8㎝]¥522,500※予定価格(ミュウミュウ/ミュウミュウ クライアントサービス)

Profile_紗羅マリー(さらまりー)1986年愛知県生まれ、39歳。13歳でモデルデビュー。数多くのファッション誌で活躍後、俳優・音楽活動もスタート。ファッションブランドIROJIKAKE、アイウェアブランドSAUVAGE EYEWEARのクリエイティブディレクターも務める。日本のApple Podcast Ranking 2026年上半期ベスト10、Spotifyの今注目するポッドキャスターにも選ばれたことのある「紗羅マリーのひみつの小部屋」はぜひチェックして。

Profile_長澤実香(ながさわ・みか) 札幌生まれ。地元の広告代理店でのOL経験を経て、ファッションに携わることを目指し上京。モードをリアルなスタイリングに落とし込む達人として、コンサバ誌からモード誌まで幅広く活躍する人気スタイリストに。説得力のあるスタイリングポリシーと、切れ味のよい軽快な語り口が魅力で、トークショー、ブランドとのコラボレーション、ディレクションなどオファーは多岐にわたる。

direction & styling_MIKA NAGASAWA
hair_JUN GOTO[Republish-ota office]
make-up_YUMI ENDO[eight peace]
model_SARA MARY text_NAO MANITA

courtesy of CHANEL,GUCCI,LOEWE,Louis Vuitton,PRADA,CELINE,HERMÈS,THE ROW,MIU MIU

otona MUSE 2026年10月号より

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