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34歳、不妊治療お休み中。「母が閉経が早く、私も低AMHとの診断。妊娠できますか?」

  • 2026.10.10

【質問】AMH検査の値が低いと、卵子の質が悪いということ?

〈質問者データ〉
34歳/高プロラクチン血症、右卵管癒着の疑い、排卵障害/顕微授精のあと治療はお休み中

AMH(アンチミューラリアンホルモン)を調べたら、0.74ng/mlと低かったのですが、今後、妊娠の可能性はありますか?

母は閉経が早かったので、私はもっと早いのではないかと心配です。これまで人工授精4回、顕微授精に1回トライしました。ショート法で16日間、排卵誘発剤を注射したものの、採卵できたのは1個で、受精前に変性卵になって治療中止に。

転勤で他県に引っ越したため、それから4ヶ月。まだ治療を再開していません。検査したときに医師に「あと2年」と言われてから1年が過ぎました。私にはあと1年しか時間が残されていないのでしょうか。

【回答】AMHの値で妊娠期間を決めたり、閉経年齢の断定はできません

AMHは卵巣内の卵子の数を推測できるホルモンです。この値が低いと卵子数は減少している可能性が高いのですが、 卵子の質も低下しているというわけではありません。AMHの値が低くても、34歳という年齢から、妊娠できる可能性はじゅうぶん にあると思います。

AMHの値で妊娠可能な期間を決めることはできませんし、閉経年齢を断定することもできません。ですが、質問者さまの場合は、AMH値が低く、実際に採卵で1個しか採取できなかったことを考えると、治療を少し急いだほうがよいように思います。

ショート法で16日間も排卵誘発剤の注射をしながら採卵が1個となると、今後は排卵誘発剤 を多く使う方法よりも、クロミフェンやレトロゾールなどの低刺激採卵をおすすめいたします。

監修/山下正紀先生
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。97年神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。著書に『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)。2026年5月より院名が「ENA山下ウィメンズクリニック」に変更となり新体制でスタート。

*『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』の記事を再編集しています。

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