1. トップ
  2. マンガ
  3. お土産も道順も占いで決められる。彼ママ主導の旅行にぐったり【私を占う彼ママ】

お土産も道順も占いで決められる。彼ママ主導の旅行にぐったり【私を占う彼ママ】

  • 2026.10.9

太郎さんと付き合って1年になる有子さんは、半年ほど前から太郎さんのお母さんに度々呼び出されることを少ししんどく感じていました。太郎さんのお母さんはとても優しく、有子さんを実の娘のように可愛がってくれるのですが、占いが大好きで有子さんを呼び出しては占いの相手をさせるのです。「青い服を着て1時間以内に来て」などと突然連絡してくる彼のお母さんにげんなりしていたある日、太郎さんと有子さんの旅行計画を知ったお母さんから電話がかかってきます。面倒なことになると思った有子さんはおおまかな予定だけを伝えますが、お母さんは日程や飛行機の時間、ホテルまで全てダメ出し。すでに手配済みだと伝えるも、旅行に良い日付を占ったからと言って聞く耳を持ちません。しかも、太郎さんも変更を了承済みとのこと。その夜、太郎さんに電話をして事情を聞くと、お母さんが旅行プランを真剣に考えて手配し直してくれることに感謝すらしている様子。さらに、今回の旅行で有子さんは憧れのホテルに泊まることを楽しみにしており、太郎さんもそれを知っていましたが、「そこだと母さんが行きたいレストランが遠いから、空港の近くのホテルをとった」とさらりと言われてしまいます。ホテルを勝手に替えられショックを受けつつも、それよりも太郎さんがお母さんも一緒に旅行に行く前提で話していることに驚く有子さん。恐る恐る「お母さんも行くの?」と聞くと、太郎さんは「占いで、誰か身内が一緒に行かないと良くないことがあるって」と平然と言ったのです。内心は納得がいかない有子さんでしたが、嫌とは言えず3人で旅行に行くことになってしまいました。

旅行を心から楽しんだのは彼と彼ママだけ

ママ広場

太郎と2人で旅行の計画を立て、ホテルや飛行機の手配も完了していたのに、太郎のお母さんから日程や飛行機の時間、ホテルの場所など全て変更するように言われました。理由は、占いで良くないと出たから・・。そんなことを言われても困ります。私は旅行の予定を変更するつもりなんて全くありませんでした。でも・・太郎はお母さんの言うことをあっさり受け入れ、私が絶対にここがいいと伝えていたホテルも勝手に変更。さらに、占いで『身内が一緒に行かないと良くないことがある』と出たらしく、お母さんと3人で旅行に行くことを勝手に決めていたのです。もちろん憤りを感じましたが、はっきり嫌とは言えない私。結局3人で旅行へ行くことになりました。

旅行当日。待ち合わせ場所に行くと、太郎とともに華やかなトロピカル柄のワンピースを着たお母さんが登場。「いいですね、そのワンピース」と声をかけると、「ありがとう~!やっぱり優しいわ、有子ちゃん。私ね、娘がいないから、一緒にこうやって旅行とかするの夢だったの」と涙ぐんで喜ぶお母さん。

ママ広場

「太郎のお母さん・・私のこと本当の娘みたいに思って・・」私との旅行をこんなに喜んでくれるお母さんを見て胸が熱くなった私でしたが・・「飛行機取れて良かったわ~」「本当だよ~!これで再来週(元々の旅行予定日)のサッカーの試合もテレビでゆっくり観れる!」と盛り上がる2人を見て「え?日付が良くないからタロットで良い日を占ったんじゃないの??まさかサッカーのために日付変更を?」と複雑な気持ちになりました。

ママ広場

3人での旅行は、当初考えていたプランとは全然違うコースで進んでいきました。泊まるところも、私が憧れていたホテルとは全然違うホテルで、大浴場の温泉も無く、部屋も洋室が良かったのに和室。ビーチは楽しかったけれど、やっぱりお母さんが一緒だと気を遣うので心から楽しめませんでした。観光中もずっと「お土産はこれ!」「部屋に水を置いて、1時間おきに取り替えて!」「ホテルに帰るのはこの道から!」とお母さんの占いで決められました。

ママ広場

結局、すべてが太郎のお母さん主導で、私の希望通りのことなんてほとんどできませんでした。旅行自体はそれなりに楽しかったのですが・・帰って来るとどっと疲れが押し寄せてきました。太郎とお母さんは「いや~楽しかったね!」「本当久しぶりにリフレッシュできたわ~。良い気を沢山吸い込んでお母さん幸せ!」と心から旅行を楽しんだ様子でした。

ママ広場

数日後、太郎とカフェに行きました。この日は、もともと2人で旅行しようとしていた日。「本当だったら今日旅行の日だったね~」と呟くと、太郎はスマホを見ながら「あ、見て!あっち今日大雨だって。母さんのお陰で雨回避できたね~。さっすが母さん!」とにっこり。私は太郎と2人が良かったし、自分の行きたいところに行きたかった・・。自分と太郎の気持ちがあまりにも違うことがショックでしたし、怒りがこみ上げてきました。「私は、雨でも雷でも、太郎と2人で楽しみたかったのに・・」と思わず本音がこぼれました。

2人だけでの旅行のはずが、彼のお母さんも一緒の3人の旅行になり、しかも主導権は彼のお母さん。有子さんがどんな気持ちになるのかを考えもせず、お母さんの言うことをすんなり受け入れる太郎さんが腹立たしいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ