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療養中の母に代わり堂々登場 ノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女、新国王体制初の議会開会式へ

  • 2026.10.7
Rune Hellestad / Getty Images

ノルウェー王室のイングリッド・アレクサンドラ王女が、新国王体制初となる重要公務で堂々たる存在感を見せた。現地時間10月2日、首都オスロの最高立法機関「ストーティング」で開催された第171回開会式。新国王として初めて臨む父ホーコン国王の隣に姿を見せたのは、妻のメッテ=マリット王妃ではなく、次期王位継承者となった長女のイングリッド・アレクサンドラ王女だった。

Courtesy of @detnorskekongehus
Courtesy of @detnorskekongehus

本来であれば国王の隣に並ぶはずだったメッテ=マリット王妃は、呼吸器感染症を患ったため同席を見送ることに。王妃は6月に肺移植手術を受けており、現在は経過観察のためオスロ大学病院への入退院を繰り返している。主治医によると王妃は約1年間のリハビリ期間中であり、経過自体は順調なものの、移植後の合併症への警戒から終日観察が必要な状態が続いているという。

母の不在を受け、急きょ父のサポート役を務めたイングリッド・アレクサンドラ王女は、議長が開会を宣言する厳粛な空気の中、壇上の国王のすぐ隣に着席し、落ち着いた佇まいで式典に臨んだ。

Patrick van Katwijk / Getty Images

メッテ=マリット王妃の体調問題は、このところ王室の重要公務にも影響を及ぼしている。8月28日にハーラル国王が崩御した際、王妃は追悼式典を欠席したほか、ホーコン国王とイングリッド・アレクサンドラ王女の即位宣誓式にも直前で出席をキャンセルしていた。一方で、オスロ大聖堂で執り行われた国葬には参列。この葬儀には、強姦罪で有罪判決を受け自宅軟禁中となっている王妃の長男マリウスも参列を許可され、一家とともに着席したことで物議を醸したばかり。

度重なる健康不安や王室を巡るスキャンダルなど激動の局面が続くなか、公の場でしっかりと父国王を支えたイングリッド・アレクサンドラ王女の凛々しい姿に、国内外から期待が高まっている。

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