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「呼吸が止まっていますよ」夜中、看護師に起こされた夫。退院後の検査でわかった病気【医師解説あり】

  • 2026.10.7

夫はもともと、夜寝ているときにイビキをかく人でした。そのことについては深刻に考えていませんでした。ところが、夫が入院したことをきっかけに、思いがけない病気が見つかったのです。【医師解説あり】

夜中に看護師から声をかけられて

夫が急性虫垂炎(きゅうせいちゅうすいえん/いわゆる盲腸。腸の一部である虫垂に炎症が起こる病気)で入院していたときの出来事です。

夫は、夜中に看護師から「しばらく呼吸が止まっていますよ」と起こされたそうです。突然のことで本人も驚いていました。

実は以前から、私は夫に「イビキが急に止まることがあるよ」と伝えていました。呼吸も止まっているように見えることがありましたが、本人も私もあまり深刻に考えていませんでした。

退院後の検査で判明した病気

退院後、念のため検査を受けた結果、睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん/睡眠中に呼吸が何度も止まったり、浅くなったりする病気)と診断されました。これまで大きな病気だとは思っていなかったため、驚きと不安を感じたのを覚えています。

しかし、医師から治療によって症状の改善が期待できると説明を受け、少し安心しました。

治療により症状が改善していく日々

現在はシーパップ(CPAP:持続陽圧呼吸療法)のマスクを着けて就寝し、治療を続けています。夫は最初、マスクの装着に違和感があったようですが、次第に慣れてきたようで、以前よりもぐっすり眠れる日が増えてきました。

まとめ

今回の経験を通して、何げない違和感の裏に思いも寄らない病気が隠れていることもあるのだと実感しました。家族以外の医療者による気付きや指摘が、重要な発見につながることもあるのだと改めて感じています。

今後は、ささいに思える変化もそのままにせず、必要に応じて医療機関に相談する意識を持ち続けたいと思います。

医師による解説:見逃しやすい睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、本人が睡眠中の異変に気付きにくく、家族や周囲の人からの指摘をきっかけに見つかることがあります。

大きなイビキや呼吸停止が特徴

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりする状態を繰り返す病気です。大きなイビキや呼吸の停止に加え、日中の強い眠気、起床時の頭痛、熟睡感の乏しさなどが見られることもあります。

診断には睡眠中の検査が必要

診断には、睡眠中の呼吸や血液中の酸素濃度などを調べる簡易検査や、簡易検査の結果によっては脳波などより詳しい睡眠検査がおこなわれます。症状や重症度に応じて、CPAPやマウスピースなどの治療法が選択されます。根治治療ではないので肥満傾向にある方はダイエットが大切です。

CPAPで気道の閉塞を防ぐ

CPAPは、マスクを通して一定の圧力をかけた空気を送り、睡眠中に気道が狭くなるのを防ぐ治療法で、継続して使用することが重要です。マスクの違和感などがある場合は、自己判断はせずに、医師に相談しながら調整します。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:鷲尾有司先生(わしお耳鼻咽喉科 院長)

著者:月影真実/50代女性・パート

イラスト:ふるみ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)


監修者:医師 わしお耳鼻咽喉科 院長 鷲尾有司先生

日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医。大阪市立大学医学部卒業。大阪市立大学大学院医学研究科外科系専攻を修了し、通年性アレルギー性鼻炎に対する免疫療法で医学博士取得。2011年に兵庫県西宮市に「わしお耳鼻咽喉科」開院。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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