1. トップ
  2. スポーツ
  3. 「素晴らしい日々を届けてくれた日本に感謝」愛知・名古屋アジア競技大会、中国など各国を感動させた『神対応』とは

「素晴らしい日々を届けてくれた日本に感謝」愛知・名古屋アジア競技大会、中国など各国を感動させた『神対応』とは

  • 2026.10.5

熱戦が繰り広げられた愛知・名古屋アジア競技大会。4日に閉幕式が行われた大会は幕を閉じた。

32年ぶりの日本開催となった今大会は運営面の不備が指摘されることもあったが、来日した各国チームや取材陣を感動させる出来事があったのも事実。そのエピソードをいくつかまとめてみる。

バドミントンを取材した中国メディア

「アジア大会の会場で転倒…そこから生まれた日中間のささやかな交流。

バドミントン男子団体決勝の会場で、記者がメディア席の階段を踏み外して、足首をくじいてしまった。

ボランティアが迅速に応急処置を行い、車いすで移動をサポートしたほか、階段に注意喚起の知らせを追加するなどの対応をしてくれた。

別れ際には日本人ボランティアが『私たちは皆さんの友人です』と中国語で応援のメッセージを書き添えてくれた。

スポーツを通じて人々が集うなか、予期せぬアクシデントが、心温まる大会の思い出へと変わった」

ベトナムメディア

「日本人ならではの細やかな気配り。大会組織委員会から配布された湿布薬や扇子、津波発生時の安全ガイドといった実用的な品々は、親しみやすさやおもてなしの心だけでなく、日本人特有のきめ細やかな配慮や丁寧さをも表している。

日本の人達は、普段テレビで放映される機会の少ない競技であっても会場に足を運ぶ。静かに座って選手たちを見守り、自国選手か他国かを問わず、素晴らしいプレーには惜しみない拍手を送る。

そして、観客が去った後も、何千人もの人がそこにいたとは思えないほど、会場は清潔で整然としている。

日本滞在中、街中でゴミを見かけることはほとんどなかった。日本では、人々がゴミを自分で持ち帰る習慣が身についているようだ。誰かがそばにいて注意するから、そうするわけではなく、彼らにとって習慣になっている。

日本での生活を体験する中で、ベトナムから来た記者である私が特に違いを感じたことのひとつが、この点だった。

清潔さには感銘を受けたが、日本人の親切さには温かさを感じた。見ず知らずの人たちから助けてもらうことが何度もあった。

相手は英語が流暢に話せるわけではなく、私たちも意思疎通ができるほどの日本語は話せない。それでも、簡単な言葉や身振り手振り、そして笑顔だけで、お互いを理解し合うことができた。

それは親切心という、とても特別な言葉だった。多種多様な国々、言語、文化を持つアジアの人々が一堂に会し、競い合い、応援し合う、スポーツを通じた感動を分かち合う。素晴らしい日々を届けてくれた日本に感謝する」

重量挙げを取材した台湾メディア

「会場スタッフの態度についても触れておかなければならない。

日本人は礼儀正しく、どこへ行っても親切に会釈や挨拶をしてくれたり、感謝の言葉をかけてくれる。

台湾ではなかなか見られない光景だ。しかし、慣れてくると、私自身もスタッフ一人ひとりに会釈や挨拶、お礼を言うようになっていた」

ラグビータイ代表にまつわるエピソードを伝えたタイメディア

「心温まる光景!

日本のスタッフがラグビータイ代表チームのために歓迎のイラストとメッセージを書き、アジア大会での活躍を応援してくれた。

ラグビー男子セブンズ・タイ代表のコーチ兼任キャプテンは、開催国からの単なる歓迎を超えた細やかな心遣いに選手たちが大いに喜んだと語っていた。

それは友情や互いの国の文化へのリスペクトを美しく映し出すものでもあった」

日本で素敵な交流がいくつもあったようだ。

なお、2030年の次回大会はカタールで11月に開催される。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ