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金沢で和菓子作りを体験♪ 華やかでおいしい上生菓子を手作りできる老舗和菓子店「越山甘清堂」

  • 2016.8.14
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日本三大菓子処と言われる金沢の代表的な和菓子店のひとつ「越山甘清堂」。石川県で上生菓子作りを体験できるのは、石川県観光物産館のほか、和菓子店では越山甘清堂だけで、誰でも、色鮮やかで繊細な金沢和菓子を作ってみることができます。金沢らしいお土産や夏にぴったりのお土産も色々と揃っていますよ。

創業120年あまりの老舗和菓子屋

金沢の武蔵が辻交差点から徒歩2分のところに明治21(1888)年創業の和菓子の老舗、「越山甘清堂」があります。白い暖簾をくぐって中に入ると、「生菓子」と書かれた一枚板の看板が店内に。地元の生活に密着した和菓子を餡にこだわって作り続けています。

金沢の和菓子文化に触れる「和菓子手作り体験」

茶の湯文化と共に和菓子づくりも発展した金沢。そんな金沢和菓子を実際に自分の手で作ってみることができるのが「和菓子作り体験」(大人1000円、小学生以下900円)です。毎週月・木・土曜日の午後1時半からと3時からの2回。インターネットから申し込みをすることもできます(当日および前日は電話予約のみ)。

40分で作るのは、季節の上生菓子2種類を2個ずつの計4個。餡が手にくっつかないように、おしぼりで手をたびたび濡らしながら、手のひらで中に入れる餡を丸めたあと、手のひらで伸ばした外側の餡で包みます。

グリーンの「朝顔」には竹串を使って飾りを。ピンクの「ナデシコ」には「三角棒」と呼ばれる和菓子専用の道具を使って、5本の筋を入れていきます。完成して菓子ケースに入れると、なんだか上々の出来栄えに見えて嬉しいですよ。

お店の代名詞「金城巻」をおみやげに

「越山甘清堂」の代名詞にもなっている和菓子といえば「金城巻」(各162円)。「城下町の風情を出したい」と金沢城の天守閣をイメージした独特の形は兜の形にも似ています。

独自に創作された「黒糖餡」と「伊予柑餡」がしっとりとした焼き皮で三角に巻かれていて、中央には加賀藩前田家の梅鉢紋も。金沢土産にぴったりの「金城巻」は、北陸新幹線開業から1年間、新幹線で車内販売もされていたんですよ。

金箔をあしらった涼やかな二層のゼリー

涼やかな二層のゼリーが2つセットになった「涼華」(2個セット670円)も。「涼華 夏柑」は、ゼリーとヨーグルトムースのさわやかな二層生地に夏みかんの酸味がぴったりな和洋コラボ。「涼華 蝶々」はあっさり味の水羊羹と黒豆入りゼリーの二層生地。金沢らしい金箔とかわいい蝶が目も楽しませてくれますね。

越山甘清堂で四季折々の和菓子を楽しんだり、自分の手で和菓子作りに挑戦したりしながら、金沢ならではの和菓子文化に触れてみてくださいね。

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