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読書好きの子どもを育てるために欠かせない、3つのポイント

  • 2016.8.14
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最近、読書嫌いの子どもが増えているといわれています。みなさんのなかにも、あまり読書が好きではない方もいらっしゃるかもしれません。読書は子どもにとって学力だけでなく、成長する上でいい影響を与えます。子どもに読書する習慣を身につけてほしいママも多いでしょう。私自身の体験談から子どもが読書好きになる3つのポイントをご紹介します。

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寝る前の15分、子どもと一緒に読書しよう

子どもは「本を読め」と強制しても、なかなか読んでくれません。「本を読むことは大切なのよ」と言っても説得力がありません。

そんなときは一緒にベッドに入って本を読みましょう。読み聞かせではなく、親子それぞれが自分の好きな本を読むのです。ふだん仕事で子どもとゆったりとした時間がとれなくても、寝る前の15分だけなら可能なのではないでしょうか。

いままで読書する習慣がなかったママは、最初は雑誌や短編小説などでかまいません。大切なのは、子どもと読書の時間を共有すること。寝る前のひととき、一緒に読書をすることで有意義に過ごせます。いい親子関係を築くためにもおすすめです。

本は子ども自身に選ばせて

個人的には子どもに課題図書を薦めるのはおすすめしません。私の場合、『人間失格』や『金閣寺』が学校推薦図書でしたが、読むのに苦労しました。純文学は、とっつきづらくてハードルが高いものです。

読書を習慣にしてほしいなら、図書館で紹介されている人気図書が読みやすくておすすめです。学校によっては、図書室だよりなどの広報紙で新刊や人気の本を紹介しているので参考にしてみては。子どもがよく読んでいる本というのもポイントです。小学生なら、ハリー・ポッターやダレン・シャンが人気のようです。

よくわからないときは、図鑑や子ども向けの小説からスタートするのもいいですね。私は森絵都さんの本を読み続けていました。

親が自分の好きな本や課題図書などを押しつけてしまうと、読書が嫌になってしまうこともあります。自分が読む本は自分で選ばせる。親は子どもがおもしろい本に出会うためのサポートをしましょう。

読書の後は一緒に感想を語りあおう

親子それぞれ好きな本をベッドで一緒に読む。そのあと、読んだ本の感想を語りあってみてください。

報われない恋をした人魚姫の行動は正しいのか。恩返ししていたはずの鶴は、なぜ姿を見られて飛び立ったのか。子どもの意見を受け入れ、自分の意見を伝え、一緒に考えてみましょう。

話の筋を説明する構成力や、自分の意見を伝えることで、主体性、コミュニケーション能力なども養われるでしょう。

子どもの気持ちや考え方に触れるためにも、意見を交わすきっかけづくりは大切です。インプットしたあとにアウトプットするのもひとつの方法。日ごろから気持ちを伝えあう習慣があれば、学校生活がうまくいかなかったときや進路で迷ったときなどでも、親に相談しやすい雰囲気が作れるはずです。

親子で楽しい読書ライフを

世の中には、あまるほど興味深い本があります。ぜひ好きな本を見つけてください。好きな本を横に並んで読み、語らう。親子にとって、とても大切な時間になるはず。

忙しい毎日でも、少しだけ読書の時間を取りましょう。短時間でも毎日続けるよう心がければ、いつしか積極的に本を読む子どもになります。

・子どもが読みたい本を選ぶ

・ママも子どもと一緒に読書する

・読んだ本の感想を語りあう

ぜひこの3つを実践してみてください。子どもと一緒に読書ライフを楽しんでくださいね。

(フォークラス)

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