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「歯の黄ばみ」市販“ホワイトニング歯磨き粉”で白くなる?治療法も解説【歯科医・監修】

  • 2026.10.3
歯の黄ばみは市販の“ホワイトニング歯磨き粉”で白くなる?
歯の黄ばみは市販の“ホワイトニング歯磨き粉”で白くなる?

鏡を見た時に、自分の歯の黄ばみが気になっている人は多いのではないでしょうか。ホワイトニングをしてみようかと考えても、市販の“ホワイトニング歯磨き粉”で本当に白くなるのか、疑問に思っている人もいると思います。そこで、富士見台駅前歯科・矯正歯科院長の藤間聖司さんに、歯が黄ばむ原因と市販の“ホワイトニング歯磨き粉”で白くなるのか、聞いてみました。

“黄ばみの原因”によってホワイトニング法が異なる

Q.そもそも、なぜ「歯」が黄ばむのでしょうか?原因を教えてください。

藤間さん「歯の黄ばみの原因として考えられるのは、主に6つです」

(1)加齢歯の表面にある「エナメル質」は、年齢とともに少しずつ薄くなります。また、内側の「象牙質」はもともと黄色っぽいため、エナメル質が薄くなると象牙質の色が透けて、歯が黄ばんで見えやすくなります。

(2)コーヒー・紅茶・赤ワインなどの着色素(ステイン)が歯の表面に付着することで、黄褐色っぽく見えることがあります。 特にコーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどは着色しやすい食品です。

(3)喫煙タバコのヤニ(タールなど)が歯に付着し、黄ばみや茶色っぽい着色の原因になります。(4)歯垢・歯石歯磨きが不十分だと歯垢が蓄積し、時間が経つと歯石になります。歯石自体や、その周囲の着色によって歯が黄色く見えることがあります。

(5)歯の内部の色歯はもともと真っ白ではなく、象牙質の色などによって多少黄色みがあります。生まれつき歯の色がやや黄色い人もいます。

(6)薬剤や病気、歯の形成時の影響歯が作られる時期に特定の薬剤の影響を受けたり、強いフッ素への曝露(ばくろ)などによって、歯の色や模様が変化することがあります。 虫歯や歯の神経がいたんだことによって、1本だけ暗く・黄褐色に変色するケースもあります。

Q.歯の黄ばみは、市販の“ホワイトニング歯磨き粉”などで白くなるのでしょうか?

藤間さん「黄ばみの原因によっては、ある程度は白くできるでしょう。市販のホワイトニング歯磨き粉は、研磨剤や清掃成分などによって、コーヒー・紅茶・タバコ・カレーなどによる歯表面の着色(ステイン)や汚れを除去します。

つまり、黄ばみが『汚れ』によるものなら、ホワイトニング歯磨き粉を使うことで見た目が明るくなる可能性はあります。特に、最近ついた着色には効果を感じやすいかもしれません、 また、毎日の歯磨きでステインをためにくくする、という使い方もできます。

逆に、原因によっては限界もあります。例えば、生まれつきの黄色っぽい歯は、歯の内部にある象牙質の黄色みが関係していますから、歯磨き粉で表面をキレイにしても見た目の色は変えられません。

同様に、加齢によりエナメル質が薄くなって、象牙質の色が透けて黄ばんでいる場合も難しいでしょう。また、神経を失った歯など、歯内部から変色している場合も改善はできません」

Q.歯をもっと白くしたい場合、どんな治療方法がありますか?

藤間さん「黄ばみの治療は、歯科医院で行うホワイトニングが中心になります。ただし、黄ばみの原因によって適した方法は異なります。軽度の着色汚れであれば、クリーニングによって歯表面の着色・歯石を除去するだけでも、すぐに効果が感じられると思います。費用は数千円~1万5000円程度です。

黄ばみが強い、できるだけ白くしたい場合は、薬剤を使用したホワイトニングを行います。当院では、3つのホワイトニングメニューを取り扱っています。

一つ目が、クリニックで行う『オフィスホワイトニング』です。高濃度のホワイトニングジェルで歯の内部の色素を分解するため、短時間で高い効果を得られやすいものの、効果は数カ月~1年程度と長持ちしにくく、知覚過敏が出やすいというデメリットもあります。費用は1回につき1~7万円程度です。

二つ目が、自宅で薬剤を使って漂白する『ホームホワイトニング』です。専用のマウスピースを作り、その中にホワイトニングジェルを入れて1日2時間以上装着することで、徐々に歯を白くしていきます。効果の出方はゆっくりですが、比較的長く効果が持続します。費用は2~5万円程度です。

そして三つ目が、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用した『デュアルホワイトニング』です。一度オフィスホワイトニング後にホームホワイトニングをすることで、速さ・白さ・持続性のバランスが良くなります。費用は5~8万円程度です。

それぞれメリット・デメリットがあるため、ご希望にあわせて歯科医院で相談するようにしてください」

オトナンサー編集部

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