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42歳男性「年間36万円か…」真剣交際するまで知らなかった女性の“支出”…内容に思わず不安を覚えたワケ

  • 2026.10.9
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出典:photoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚後の家計について話すとき、自分たちの生活費や貯蓄だけでなく、家族への援助が関わってくることもあります。

特に親への仕送りとは違い、成人したきょうだいへの支援は、本人にとっては一時的な助けでも、結婚相手から見ると「いつまで続くのか」が見えにくい支出です。

今回の二人も、金銭面に大きな不安を感じないまま真剣交際へ進んでいました。

ところが、毎月の固定費を確認した際に出てきた「弟の家賃を払っている」という話から、家族への援助をどこまで夫婦の問題として考えるのかが浮き彫りになります。

金銭感覚には大きな不安がなく、結婚後の家計も話し始めていた

42歳のAさんは、39歳の女性と真剣交際に入り、結婚後の住まいや家計について具体的に話す段階まで進んでいました。

女性は安定した仕事に就いており、毎月一定額を貯蓄しています。

高額な買い物を頻繁にするタイプでもなく、Aさんはこれまで金銭面について大きな不安を感じていませんでした。
二人は生活費をどの程度ずつ負担するか、毎月いくら貯めるかといった話も始めています。

女性も自分の収入や固定費について隠す様子はなく、Aさんは「お金のことも比較的話しやすい相手」と感じていました。

真剣交際後の5回目のデートでは、駅近くの落ち着いたカフェに入り、毎月どのくらいの支出があるのかを整理することになります。

そこで、Aさんがこれまで知らなかった支出が出てきました。

「弟の家賃を毎月3万円くらい出してる」で男性が止まった

家賃や保険、通信費などを確認していたとき、女性が何気なく話しました。

「あと、弟の家賃を毎月3万円くらい出してる」

Aさんは少し驚き、「弟さんって働いてるよね?」と聞き返します。
女性は、「働いてるけど、今ちょっと収入が低いから。落ち着くまでのつもり」と答えました。

弟は無職ではなく、現在も仕事をしています。

ただ、転職後で収入が下がっており、一人暮らしの家賃負担が厳しくなったため、女性が数か月前から一部を補助していたそうです。

女性にとっては、困っている家族を一時的に助けているという認識でした。
自分の収入だけで支払えており、貯蓄を切り崩しているわけでもありません。

しかしAさんは、「毎月3万円なら年間36万円か」と考えました。

金額以上に気になったのは、「落ち着くまで」がいつなのか分からないことです。

女性には“一時的な助け”、男性には“終わりが見えない支出”だった

女性は、弟を長期間養うつもりではありませんでした。
弟が困っている間だけ支えたいという気持ちがあり、生活が安定すれば援助を終えるつもりです。

家族が困っているときに、自分に余裕があるなら助ける。
女性にとっては、それほど特別な判断ではありませんでした。

一方、Aさんは弟への援助自体を否定したわけではありません。

自分の家族が同じような状況になれば、助けたいと思う可能性もあると理解していました。

それでも、「落ち着いたら終わり」という条件だけでは見通しが立ちません。

  • 半年後なのか、1年後なのか
  • 弟の収入が再び下がった場合、また援助するのか
  • 将来、別の家族が困ったときにも同じように支えるのか

Aさんが不安を感じたのは、現在の3万円よりも、家族への援助にどこまで上限があるのか見えなかったことでした。

女性には家族を見捨てたくない気持ちがあります。
Aさんには、結婚後の収入は夫婦の生活や将来の貯蓄にも関わるという考えがありました。

どちらかが冷たい、あるいは家族に依存しているという話ではなく、親族への援助をどこまで個人の判断と考えるかが違っていたのです。

「いつまで」「いくらまで」を決めずに続けないことにした

Aさんは女性へ、「今すぐやめてほしいわけじゃない」と伝えました。

そのうえで、「結婚後も同じ状況が続くなら、期限や金額は二人で分かるようにしておきたい」と話します。

女性も、弟への援助について改めて考えることになりました。
これまでは毎月3万円を振り込んでいましたが、いつまで続けるのかを弟本人と具体的に話したことはありません。

そこで、まず数か月後を目安に一度状況を確認することにしました。

弟の収入が安定していれば援助を終了し、まだ厳しい場合でも金額や期間をそのまま延長するのではなく、改めて判断する形です。

さらに、結婚後に家族への援助が必要になった場合は、一定額を超える支出について事前に相談することも二人で決めました。

女性は、「自分のお金だから全部自由」と考えていたわけではありません。
ただ、これまでは独身だったため、自分で判断することが当たり前になっていただけです。

Aさんも、家族を助けること自体を制限したいのではなく、夫婦の貯蓄や生活が知らないうちに圧迫される状態を避けたいと説明しました。

二人は援助をすぐに止めるのではなく、終わり方まで含めて考えることで認識をそろえることになりました。

家族への援助は「理由」だけでなく「終わり」も共有する

成人した兄弟への援助は、家庭によって考え方が大きく異なります。

困っている家族を助けるのは当然だと考える人もいれば、働いている以上は本人が生活を立て直すべきだと感じる人もいるでしょう。

大切なのは、どちらが正しいかを決めることではありません。
結婚後も続く可能性があるなら、相手にとっても生活設計に関わる情報になるという点です。

特に確認しておきたいのは

  • 毎月いくら出しているのか
  • 何を目的とした援助なのか
  • いつまでを想定しているのか

という部分です。

さらに、状況が改善しなかった場合にどうするのか、将来もう一度同じことが起きたら再び支援するのかも考えておく必要があります。

本人にとっては「少し助けているだけ」でも、毎月続けば年間ではまとまった金額になります。

反対に、相手から援助をやめるよう一方的に求められれば、家族を大切にしたい人には大きな抵抗が残るでしょう。

だからこそ、「援助するか、しないか」の二択にせず、金額や期間、見直すタイミングを具体的に決めることが重要です。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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