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マドンナにテイラー、LISAも。「2026 MTV VMAs」の必見シーン集

  • 2026.9.28
Getty Images

現地時間9月27日(日)、MTVビデオ・ミュージック・アワードの授賞式が開催された。世界最大の音楽界の賞でもあり、ミュージックビデオに焦点を当てた貴重な祭典である。今年はクイーン・オブ・ポップことマドンナが最多ノミネートを獲得、テイラー・スウィフトが新作MVをこの授賞式で世界初公開するなど、話題が盛りだくさん。見逃せないシーンを早速レポートする。

CBS Photo Archive / Getty Images

オープニングは大御所マドンナ

授賞式のオープニングを飾ったのはマドンナ。なんと彼女がVMAで歌うのは実に23年ぶり。冒頭では、7月にリリースされたアルバム『Confessions II』のナンバー「One Step Away」のイントロを朗読。

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次にサブリナ・カーペンターがサプライズ登場、マドンナとのデュエット曲「Bring Your Love」を披露した。続けてステージに現れたのはチャーリーXCX。先日リリースされたコラボナンバー「Danceteria Afterhours,」を歌った。ちなみに「ダンステリア(Danceteria)」はマドンナがかつて通っていたクラブの名前。セットにはクラブのトイレを模したセットが用意されていた。

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マドンナとサブリナ、チャーリーという三つ巴を見て、前回マドンナがVMAに出演したときを思い出すファンが続出。このときはブリトニー・スピアーズ&クリスティーナ・アギレラという当時の最旬歌姫2人と共に登場、ステージでキスまで披露しニュースを騒がせた。それから20年以上が経過。今回も、最も旬の後輩歌姫たちを引き連れて現れたマドンナ。まさに不滅のクイーン・オブ・ポップである。

Kevin Winter / Getty Images

テイラー・スウィフト、MTV初のアーティスト・ディレクター賞を受賞

今年から設けられたアーティスト・ディレクター賞を受賞したのはテイラー・スウィフト。プレゼンターを務めた親友のダコタ・ジョンソンからトロフィーを受け取ったテイラーは、これまで60本のミュージックビデオに携わり、そのうち16本で監督と脚本を務めたことを報告した。

「私がミュージックビデオの監督し脚本を書くのをこれほどまでに愛している1番の理由は、ファンのみなさんがこの作業を楽しいものにしてくれるから。やりがいを感じるのはみなさんのおかげです。ファンのみんなが私たちの作品に関心を持ってくれるからこそ、やりがいを感じるんです」とファンへの感謝の気持ちを語った。

Rich Polk / Getty Images

この賞は「ミュージックビデオとストーリーテリングの芸術性を高めた監督作品」に送られるもの。プレゼンターのダコタは「テイラーは唯一無二のスタイルと才能で、普遍的な感情を捉えています」と彼女の才能を称賛。舞台の上でハグし、祝福していた。

ちなみにテイラーはこの授賞式で新作MV「Patient Zero」を世界初公開。ダコタは俳優のコリン・ファレルと共にこの作品に出演している。撮影監督を務めたのは映画『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞を受賞したエマニュエル・ルベツキ。映像作家としてのテイラーの勢いはまだまだ衰えなさそう。

John Shearer / Getty Images

テイラー・スウィフト、結婚指輪を初披露

テイラーはレッドカーペットでも注目の的。夫のトラヴィス・ケルシーとの2ショットは残念ながら実現しなかったけれど、結婚以来、テイラーが公の場所に出席するのは今回が初。カメラの前では巨大なダイヤモンドの婚約指輪と一緒に結婚指輪も披露した。

CBS Photo Archive / Getty Images

「アデルの再来」シエナ・スパイロがキュートすぎてファン騒然

「アデルの再来」 ともいわれているシンガーのシエナ・スパイロ。今回、初めてVMAに登場した。パワフルな歌声を持つ実力派シンガーだけれど、レッドカーペットでは20歳の初々しい素顔を披露。小さなバッグからインスタントカメラを出すと、彼女にカメラを向ける報道陣を撮影していた。そのかわいすぎる姿に、ファンも急増。

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ステージでは「Great Expectation」をライブで披露した。その美しい歌声と迫力のあるパフォーマンスに、会場のセレブたちも大感動。歌い終わった瞬間、スタンディングオベーションが起きた。

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そして最優秀新人賞を受賞

トロフィーを受け取るためにステージに上がったシエナ。本命と言われていたものの、本人は受賞にびっくりだったよう。「こんなことが起こるとは思っていませんでした」と驚きを露わにしていた。「ファンのみなさん、そして投票してくださったみなさん、本当にありがとうございます。愛しています。信じられない気持ちです。チームのみんな、キャピトル・レコードのみんなも本当にありがとう。そして私を支えてくれた素晴らしい女性たち、ミリアム、タリア、母、妹にも感謝しています」。来年初めには来日予定のシエナ。日本でのブレイクも間違いなし!

Kevin Winter / Getty Images

BLACKPINKリサ、アジア初の快挙を達成

レッドカーペットでは真っ赤なドレス姿を披露したリサ。デビューアルバム『Alter Ego』からのシングル「DREAM feat. Kentaro Sakaguchi」でベストポップ賞を受賞した。アジア系のアーティストがこの賞を受賞するのは2020年のBTS以来2組目。ソロアーティスト、女性アーティストとしては初である。

レッドカーペットとは異なる黒いドレスでステージに上がったリサ。トロフィーを受け取ると「この素晴らしい賞をいただき、心から感謝しています」とお礼の言葉を述べた。続けて「この曲の制作に携わってくださった方々、そして私にインスピレーションを与えてくださった方々に、心から感謝しています」。感極まって涙を浮かべるシーンもあった。

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一転、ステージではパワフルな歌姫としての一面を披露。今月初めにリリースされた新曲「SaWaDiKa」を初めてライブでパフォーマンスした。

パフォーマンスをトゥクトゥクの上で終え、大喝采を浴びたリサ。照明が落ちると車の屋根から降りて、ダンサーと一緒に退場した。その途中でダンサーたちと成功を喜び合う様子をカメラがキャッチしている。

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緊張が解けたのか、バックステージではカメラの前でおどける場面も。スタッフたちとパフォーマンスの大成功を祝福しあっていた。歌&ダンスだけでなく、バラエティに富んだ衣装でもファンの目を楽しませたリサ。雑誌『ピープル』は「今回のベスト早着替え賞」を進呈している。

マドンナ、サブリナのスタッフたちに無視されていた

最優秀コラボレーション賞を受賞したのは、マドンナとサブリナ・カーペンターの「Bring Your Love」。トロフィーを受け取ったマドンナはこのコラボの誕生秘話を披露した。「私のことを知っている人なら誰でも、私がどれだけせっかちか知っている」とマドンナ。なんとサブリナのスタッフに連絡したところ、「5日経ってもサブリナと連絡が取れず、一緒に曲を作りたいかどうか返事もしてくれなかった。5日間も! だからサブリナにDMを送った」。サブリナのチームから、無視されるというあり得ない仕打ちを受けたことを暴露した。

「そうしたら彼女から返事が来たの。それから数週間後には一緒にスタジオに入っていた。最高だった」。それにしてもマドンナのメッセージを既読スルーするとは……。勇気があるのか、詐欺メールだと警戒したのか、知りたいところ。

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功労賞はニルヴァーナ

功労賞に当たる、ビデオ・ヴァンガード賞を受賞したのはニルヴァーナ。メンバーのクリス・ノヴォセリックとデイヴ・グロール、ツアーギタリストのパット・スメアがトロフィーを受け取った。

ステージではニルヴァーナの初期の動画やMVを振り返るムービーが流れた。ノヴォセリックは「これらのビデオのアイデアはすべて、史上最高のアーティストの1人、カート・コバーンのビジョンから生まれたものです」とコメント、1994年に27歳の若さで自ら命を絶ったリードシンガー兼ギタリストのコバーンについて振り返った。

Rich Polk / Getty Images

「カートは唯一無二の存在でした。私たちのバンド、私たちのサウンド、私たちの美学が、これほど多くの人々にとって大きな意味を持つものになるとは、想像もしませんでした。しかし最終的に音楽は独自の命を持ち、独自の道を歩んでいったのです」と語った。「ニルヴァーナが今も人々の心に深く響くのは、人々が今も本物、真実、妥協のないもの、ありのままの自分でいることが許されるものを求めているからです。カートはこのレガシーをきっと喜んでくれたでしょう」。

ちなみにステージでパット・スメアは堂々と喫煙。並のギタリストなら大炎上するところだが、大御所ゆえに「さすが」とあきれるような、賞賛するような声が上がっていた。

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ジョージ・マイケルをトリビュート

今年でジョージ・マイケルが亡くなって10年。授賞式ではジョージを偲ぶパフォーマンスが披露された。オープニングはソンバー。「Faith」と「Father Figure」を歌い、会場を盛り上げた。続いてRAYEが「I Knew You Were Waiting (For Me)」、テディ・スウィムズが「Careless Whisper」、アダム・ランバートが「Freedom! '90」を歌い上げた。

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どのナンバーも聞き応えがあったけれど、特に注目を集めたのは冒頭のソンバー。歌唱力には自信のある先輩シンガーたちを圧倒する歌声で、観客たちを魅了していた。ちなみに着ていたジャケットは生前ジョージが大切にしていたものだという。

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GENER8IONとヤング・リーン、MVを完全再現

ビデオ・オブ・ザ・イヤーの候補にもノミネートされていたGENER8ION(ジェネレーション)の「STORM」。GENER8IONはフランスのプロデューサー、サーキンが立ち上げた、音楽と映像のコラボプロジェクト。今回の「STORM」にはスウェーデン出身のラッパー、ヤング・リーンも参加した。ノミネートされたMVは、男子寄宿学校を舞台にダークな雰囲気の学園生活が描かれている。心をざわつかせるような不穏な映像とダンスシーンが批評家たちに絶賛されたのだが、今回のステージでGENER8IONとヤング・リーンはそのダンスを完璧に再現。

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早くも今回の授賞式はもちろん、VMA史上ベストのライブパフォーマンスだと大絶賛されている。観客席のセレブたちも大熱狂させた。

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特に興奮していたのはチャーリーXCXとエミリー・ラタコウスキー。ライブではしゃぐ一般人さながらの様相で、ステージを楽しんでいた。ちなみにこのMVで監督を務めているのは、昨年秋にエミリーとの交際が報じられたロマン・ガヴラス。続報が途絶えているけれど、これだけ満喫しているということは続いているっていうことかも。

CBS Photo Archive / Getty Images

テイラー・スウィフト、最多受賞記録を樹立

そのビデオ・オブ・ザ・イヤーを受賞したのはテイラー・スウィフトの「The Fate of Ophelia」。これまでテイラーはVMAでビヨンセと並ぶ最多30の賞を受賞していたが、今回2冠を達成したことで単独首位に。アーティスト・ディレクター賞も受賞して、絶好調のテイラー。まだまだ記録を伸ばしてくれるのは間違いなさそう。

Ethan Miller / Getty Images

【おまけ】どうしてBTSは出席しなかった?

ソング・オブ・ザ・イヤーを受賞したのはBTSの「Swim」。でもメンバーの姿は会場になかった。理由は10月2日にアリラン・ワールドツアーが再開、コロンビアのボゴタで公演があるから。コンサート直前に南米とロサンゼルスを往復するのは難しいことから、欠席したと見られている。

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