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大人になって発揮するかも? 積み木やブロック遊びが育てる能力とは

  • 2016.8.11
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積み木やブロックはママやパパが子どもの頃からある定番のおもちゃです。子どもの発達によいといわれている積み木やブロックの効果的な遊ばせ方、遊んでいるときの声のかけ方についてご紹介します。

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積み木とブロックは大人になってから役に立つ要素が詰まってる

積み木やブロック遊びは、自分で考えて組み立てていくことで想像力や発想力を育むといわれ、積み上げたり設置する作業は空間認知力も伸ばします。

積み木やブロックで遊ぶときは、何を(=目標を設定する力)、どうやって(=論理的思考力)作るか考えることから始まります。

大人になって仕事をするとき、とても大切だと思いませんか? 積み木とブロックは、生きる力を身につけられるおもちゃなのです。

何を作るか決めてはじめよう

積み木やブロックの遊び方はとてもシンプル。積み上げたり並べて自分が思い描くものをつくっていきます。シンプルなのですが、実はとても難しいこと。ゼロから形を生み出すのは大人でも難しい課題です。

大切なのは、ぼんやり始めるのではなく、「何を作るか」決めてからスタートすること。おうち、車、動物などなんでもいいのです。

漠然と積み木やブロックをあたえるのではなく、子どもに「何をつくりたい?」と意識させてから始めると、スムーズに取り組むことができます。作る途中で目標を変えてもOKです。

最初は、2つを合わせるとひとつの動物になるような絵柄のついた積み木を選ぶといいでしょう。保育園や幼稚園に通うようになると、積んだり並べたりしながらごっこ遊びを楽しめるようになります。ひとりでは難しそうなときは、ママも一緒に遊んでみて。

小学生ぐらいになると、積み木よりも細かいパーツのブロックが主になると思います。子どもが好きなタイプのブロックを選んであげましょう。できあがりの見本があってもその通りにしなくていいです。好きなようにつくってください。

迷ったときは手伝ってあげる

声かけのポイントは、子どもが何をつくっているのか認識できるようにしてあげること。途中で何をつくっていたのかわからなくなったり、ゴールが見えなくなることもあります。迷っているときは「どこまでできたのかな?」「お手伝いしてほしいことはある?」などと声をかけてみてください。

積み木やブロックに興味がない子どもには、ママがつくって楽しんでいる姿を見せてあげましょう。子どもから「何をつくっているの?」と興味を持ってくれることもありますよ。

子どもが飽きてしまったら終わりにしましょう。短時間でもかまいません。遊びなので自由にさせてあげてください。

子どもは自分が上手にできなくて腹を立てたり泣くこともあるでしょう。叱らずに、「どこが難しかった?」「どんな風にしたいの?」と聞いて手伝ってあげれば、挫折感を味わうことなく何度でもチャレンジできます。

目標を設定して考えながら形にする、積み木、ブロック遊びは思考力や想像力が高まり、健やかな発達に効果があるといえそうです。

積み木やブロックは、遊んでいるうちに壊れてしまうこともあります。思うようにいかないことも経験のひとつ。楽観的な気持ちでママも楽しんでくださいね。

(のりこ)

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