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同級生「息子の名前パクったでしょ」それはあり得ないの。『事実』を送り付け、即さよなら

  • 2026.9.26

子供の名前は、親が我が子に贈る最初のプレゼント。私の友人・かなみちゃん(仮名)も息子の名前にはたくさんの想いを込め、時間をかけて名付けたそうです。ところがある日、そんな息子の名前をめぐって思いもよらないトラブルに巻き込まれてしまい……

久しぶりに届いた同級生からの連絡

ある日、高校時代の同級生だった由香(仮名)から突然メッセージが届きました。由香とは高校卒業後一度も連絡を取っていません。というのも、私は高校時代から由香のことが少し苦手でした。

由香はプライドが高く、いつも自分が一番でなければ気が済まないタイプ。性格が合わないと感じていたため、卒業後は自然と疎遠になっていました。そんな由香から突然の連絡です。

「一体何の用だろう?」私は少し警戒しながらメッセージを開きました。……その瞬間、画面いっぱいにびっしりと書かれた長文。嫌な予感を覚えながら読み進めていくと、そこには思いもよらない言葉が書かれていました。

「うちの息子の名前パクったよね?」

「半年前に息子を産んだんだけど、かなみ、うちの息子の名前パクったよね?」「……は?」あまりにも突然の内容に、私は思わず固まりました。

一体どういうことなのかと読み進めると……妊娠が分かってから夫婦で時間をかけて考えた特別な名前であること。夫婦二人にとって縁のある漢字を使っていること。そんな大切な名前を真似するなんて、人間性を疑うということ。どうやら由香は、私が自分の息子の名前を真似したと思い込んでいるようでした。

しかし、由香の息子の名前は「あさと(仮名)」そして私の息子は「あさひ(仮名)」……確かに少し似ていますが、まったく同じ名前ではないのです。しかも、どちらも特別珍しい名前というわけでもありません。それなのに「パクった」と決めつけて責めてくるなんて、あまりにも理不尽。そして、私が本当に驚いたのはここからでした。

実は私のほうが……

由香の息子は生後半年。一方、私の息子はすでに3歳です。つまり、由香が妊娠中に名前を考えていた時には、私の息子はすでに2歳半でした。どう考えても、私のほうが先に名付けています。困った私は共通の友人Aに相談しました。

すると、今回の騒動が起きたきっかけが判明したのです。どうやら共通の友人Bちゃんが由香の出産祝いを贈るために「息子くんの名前教えて」と聞いたところ、由香から「あさと」と返事が来たそうです。そこでBちゃんが何気なく「かなみの子供の名前もそんな感じだった気がする」と答えたのだとか。

すると由香は「妊娠中から考えていた名前なのに、真似された!」と激怒。Bちゃんは私の息子が3歳だとは知らなかったため、曖昧なまま話を終えてしまったそうです。事情を知ったAは「由香は自分が世界の中心だから、同級生もみんな同じくらいに出産してると思ってるみたい」と呆れた様子。そして最後に「由香のことは……事故に遭ったと思うしかないね」と慰めてくれました。

『事実』を伝えて静かにさよなら

私は悩んだ挙句「まぁ、もう会うこともないし」と切り替え「出産おめでとう! 息子くんの名前が似てるんだね。でも、うちの子はもう3歳なんだ。もしかして送る相手間違えてない? 宛先もう一回チェックしてみて!」と返信。……そして、そのまま由香の連絡先をそっと削除しました。

【体験者:30代・接客業、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:タカダ ミオ
ファッション専攻の後、アパレル接客の道へ。接客指導やメンターも行っていたアパレル時代の経験を、今度は同じように悩む誰かに届けたいとライターに転身。現在は育児と仕事を両立しながら、長年ファッション業界にいた自身のストーリーや、同年代の同業者、仕事と家庭の両立に頑張るママにインタビューしたエピソードを執筆する。

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