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「驚かないでね…」夫を尾行した友人からの報告電話→予想を上回る事実にあ然…<理想の夫は不倫男でした>

  • 2026.9.26

2歳の娘を育てながら専業主婦として暮らす凪(なぎさ)。仕事熱心な夫・圭太(けいた)は、家事や育児にも協力的で、2人は周囲から見れば理想的な夫婦でした。しかし、穏やかに見える夫婦の日常の裏で、圭太は凪の知らない秘密を抱えるようになっていたのです……。

つきまとい被害から救ったことをきっかけに、圭太は既婚であることを隠したまま、ゆうきと関係を深めていました。夫のスマホで2人の写真を目にし、裏切りを知った凪。

1人で抱えきれなくなった思いを友人のA子に打ち明けると、A子は証拠をつかむための尾行を申し出てくれます。知らないほうがよかったと思うこともあると気づかうA子に、凪は「事実を知りたい」と答えましたが、受けとめる覚悟があるのか、心はまだ揺れていたようです。

出張から戻った圭太は、娘の萌を抱き上げ、凪に土産を渡すなど、いつもと変わらない「良い夫、良い父親」の顔を見せていました。しかし、着ていたシャツからはほかの女性の香りが漂い、スマホには相手の女性からの大阪旅行のメッセージが残されていました。自分と同じ土産を相手にも渡していたと知り、凪の疑いは、裏切りが今も続いているという確信へと変わります。眠る夫を前に、凪は壊れていく自分の心をかみしめるしかありませんでした。

そんななか、圭太は週末の予定をめぐって、凪にもゆうきにも本当のことを言えずにいるようで……。

うそを重ねる夫と背中を追う友人

メイクを整えながら、ゆうきは圭太と寄り添った時間を思い返していました。「ずっとこうしていたいな」という圭太の言葉を思い出すだけで、自然と顔がほころんでしまいます。

出勤途中、圭太から連絡が入り、営業回りの合間に家へ顔を出したいと言われます。会えるうれしさの一方で、まだ恋人らしいデートをしていないことが心に引っかかっていたのでしょう。ゆうきは思い切って、日曜日に1日中デートしたいと伝えました。

しかし、圭太の日曜日には凪とのマイホーム内見の予定がありました。本当のことを言えない圭太が接待ゴルフだと返すと、ゆうきは寂しそうな反応を見せます。恋人らしいことをしてあげられないと感じたのか、圭太は土曜日に早退するから映画に行こうと提案。「俺が会いたいんだよ」と伝えました。この言葉に、ゆうきは胸がいっぱいに。

そして土曜日、圭太は出がけに帰りが遅くなるかもしれないと凪に告げました。平静を装って送り出した凪でしたが、疑いは確信に近づいていたのかもしれません。友人のA子にそのことを伝えると、A子は圭太の会社の近くで張り込むと申し出てくれました。

カフェで時間をつぶしていたA子の前に現れたのは、定時よりずっと早く会社を出る圭太の姿でした。A子はそのまま後を追い、住宅街のアパートにたどり着きます。圭太が部屋に入るのを見届けると、A子は凪に電話をかけました。

「驚かないでね」と前置きしたうえで、圭太が早退して相手の女性のアパートにいると伝えるA子。会社を早退してまで会っていたという事実に、凪は大きな衝撃を受けました。それでも、一緒に来るかと問われた凪は「場所を教えて」と答えました。目をそらさずに向き合おうとする覚悟を込めた言葉でした。

◇ ◇ ◇

相手の小さなうそや違和感に気づいたとき、人は傷つくのを恐れてつい目を背けたくなるものです。信じたい気持ちと膨らむ疑念の間で葛藤するのは、誰の心にも起こりうる自然な迷いなのではないでしょうか。しかし、見たくない事実をごまかさず、勇気を出して目の前にある現実としっかりと向き合うこと。その痛みを伴う決断が、自分自身を大切にし、後悔のない選択をするためのスタートにつながってくのかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター おーちゃん

ベビーカレンダー編集部

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