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ライバル店主「美人な美容師は引き抜いたから!」私「丁度よかった…」→数カ月後、泣きついてきたワケ

  • 2026.9.24

私は、小さな美容院を経営するオーナーです。お店はおかげさまで順調だったのですが、ある日、近所に競合となる新しい美容院がオープン。なんとその店の男性オーナーは、高待遇をちらつかせて、私の店で働いていた華やかな見た目のスタッフ2人を引き抜いてしまったのです。

「美人は全員もらった」勝ち誇る店主

スタッフが辞めてしまいバタバタしていたある日、そのライバル店の店主が私の店にやってきました。 彼は勝ち誇ったような顔で、「美人は俺の店にもらった。お前はあの地味な女と2人で終わりだな!」と鼻で笑いながら言い放ったのです。

たしかに、私の店に残った女性美容師は、引き抜かれたスタッフたちと比べると派手さはありません。しかし、私は彼の言葉を聞いて、内心ホッとしていました。「ちょうどよかったです」と平然と返す私を見て、彼は不思議そうな顔をして帰っていきました。

“地味な彼女”こそ店のエース

実は、彼が引き抜いていった華やかなスタッフたちは、指示されたことをやらなかったり、お客さまへの接客態度に問題があったりして、日ごろから手を焼いていたのです。

一方、私の店に残ってくれた“地味な”女性美容師は、決して目立つタイプではありませんが、カット技術が非常に高く、誰よりも丁寧な接客をしてくれます。実際、店で最も多くの指名客を抱えるベテランであり、私の店にとってなくてはならない存在でした。

数カ月後、ライバル店と立場が逆転

それから数カ月後。私の美容院は、残ってくれた彼女と私の2人で回していましたが、高い技術と誠実な対応が口コミで広がり、以前よりも予約でいっぱいになるほど繁盛していました。

一方、ライバル店ではトラブルが続出しているという噂が耳に入りました。どうやら、引き抜かれた2人と店主の方針が合わず、衝突を繰り返した末、2人とも店を辞めてしまったそうです。

そんなある日、突然ライバル店主が私の店を訪ねてきました。以前の自信満々な面影はなく、ひどく落ち込んだ様子でこう言いました。

「俺、人を見る目なかったわ。見た目ばっかり気にして、大事なことが全然わかってなかった。……ひとりで出直すよ」

わざわざそれを伝えにきたライバル店主に、残ってくれた女性美容師は冷ややかな視線を向け、「今さら気づいたんですね」とひと言だけ言い放ちました。彼の背中を見ながら、私は改めて「たしかな技術とお客さまへの誠実な姿勢こそが一番大切だ」と実感したのでした。

◇ ◇ ◇

人の見た目について、あれこれ評価したり口にしたりするのは、決してよいことではありません。表面的な印象だけで判断するのではなく、その人自身に目を向けたいですね。

【取材時期:2026年9月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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