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深まる秋をピンク&パープルで楽しむ!「残暑〜晩秋」の寄せ植えレッスン

  • 2026.9.23

深まる秋をピンク&パープルで楽しむ!「残暑〜晩秋」の寄せ植えレッスン

実りの秋をガーデニングでも楽しんでみませんか? 人気園芸家・垂井愛さんに、秋ならではの植物を生かした寄せ植えのテクニックを教えてもらいました。短くも味わい深い季節を存分に満喫するための、プロならではの植え方のコツや魅せ方をご紹介します。

垂井愛さん

カラーコーディネーター、ハンギングバスケットマスター。東京・世田谷のプロトリーフ二子玉川本店にて、寄せ植え、ハンギングバスケットを制作。感性を生かしたやさしい色合いの寄せ植えに定評がある。定期的にワークショップを開催。
Instagram @ ai.innocent_flower

短い季節を満喫! 秋らしさを詰め込むコツ

秋はあっという間に過ぎ去ってしまいますが、ガーデンマムやグラス類、実ものなど、この時期にしか楽しめない植物を取り入れた秋ならではの寄せ植えを楽しみたいものです。

作る際の最大のポイントは、冬の素材と混ぜずに秋の素材だけで割り切って作ること。ジニアやケイトウなど、夏から晩秋まで咲き続ける花と合わせれば11月ごろまで長く楽しめます。

おしゃれに仕上げるテクニックは、背の高い株をあえて手前に少し傾けて植え、立体感や動きを出すことです。また、大きな鉢植えを作る際は植物の種類を増やしすぎず、同じ品種を複数ポット入れて色や数を絞ることで、まとまりのある空間を演出できます。

オモチャのカボチャやほうきを添えてハロウィンらしさを演出したり、色づくカラーリーフの変化を楽しんだりと、短い秋をぎゅっと詰め込んだ寄せ植えを作ってみてください。

深まる秋を色に映して【華やぐピンク&パープル】

開花時期をそろえて楽しむ! ピンクの残暑寄せ植え

残暑から晩秋まで存分に楽しめる組み合わせです。2種類のジニアに、フジバカマやカルーナの小花を合わせ、可憐なピンクのグラデーションに仕上げました。作り込みすぎず、花々がのびのびと咲くナチュラルな雰囲気も魅力です。秋は冬の苗も出回りますが、大切なのは開花時期をそろえること。晩秋までか来春までか時期を決め、同じ期間に楽しめる花を選びましょう。

A:ジニア ‘ベリーズダブル ピンクラグーン’
A':ジニア ‘プロフュージョン’
B:フジバカマ
C:カルーナ・ブルガリス
D:アルテルナンテラ(株分け)
E:ハツユキカズラ(株分け)

鉢の大きさ/29cm×28cm、高さ25cm

ひと鉢に秋を凝縮して小さな庭をイメージ

秋を満喫できるよう、大きなコンテナにぜいたくに植え込みました。後方に背の高い植物、中ほどに主役の花材を配置し、黄色のイソギクで華やかに囲みました。つる性のハツユキカズラやテイカカズラを垂らして絡ませると、奥行きと立体感が生まれ、小さな庭のよう。大きな鉢植えをまとめるコツは、種類を増やしすぎないこと。同じ植物を重ねれば色数が多くても統一感が出ます。黄色と紫のように主役の2色を決めたら、他は抑えめに。

A:セロシア ‘ワイルドピンク’
B:イソギク
C:ノボタン ‘コートダジュール’
D:サルビア・レウカンサ
E:ペンタス
F:ぺニセタム ‘ファイヤーワークス’
G:アルテルナンテラ ‘オーヴォホショ’
H:メラレウカ ‘レボリューションゴールド’
I:テイカカズラ(株分け)
J:ハツユキカズラ(株分け)

鉢の大きさ/44cm×19cm、高さ17cm

ガーデンシクラメンで作る華やかな秋色リース

葉の数だけ下から次々と花が咲くガーデンシクラメンは、全体のフォルムがくずれにくくリース型の寄せ植えにぴったりです。2種類のガーデンシクラメンを合わせ、リースに均等に入れていきます。それぞれの隙間には、形の異なるシルバーリーフをランダムに配置するのがポイント。シルバーリーフが、葉の豊富なシクラメンの魅力をよりいっそう引き立ててくれます。

A:ガーデンシクラメン ‘アブソリュドゥモレル’
A':ガーデンシクラメン ‘ベラノ ホワイト’
B:シロタエギク(株分け)
C:カロケファルス(株分け)
D:シルバーレース(株分け)

リース型バスケットの大きさ/直径30cm、高さ10cm

監修・寄せ植え/垂井 愛
撮影/柴田和宣
撮影協力/プロトリーフ二子玉川本店

※この記事は『園芸ガイド』2026年 秋・特大号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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