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「パパのおかげ」勤続30年の私を立てた妻。就職した子の給与明細を見て固まった理由とは【体験談】

  • 2026.9.13

私の収入は決して多くありませんでした。それでも、子どもたちを大学まで通わせることができたのは、家計を支えてくれた妻のおかげです。やがて子どもが社会人になり、初めて受け取った給与を知ったとき、私は自分が長年働いてきた年月について、複雑な思いを抱くことになりました。

私を立ててくれた妻

妻は、子どもたちに事あるごとに、「ごはんを食べられるのも、学校へ行けるのも、パパのおかげよ」と言い聞かせていました。

本当は、妻の支えがあったからこそ、家族の生活を成り立たせることができたのだと思います。それでも妻は、子どもたちの前でいつも私を立ててくれました。

子どもたちも妻の言葉に素直にうなずき、成長していきました。そんな姿を見るたび、私はうれしく感じていました。

子どもの初任給を知って固まった妻

やがて上の子が就職し、初めての給料日を迎えました。

子どもが母親である妻に給与明細を見せたところ、それを見た妻の表情が固まりました。子どもの初任給が、勤続30年になる私の給与とそれほど変わらなかったからです。

長く働いてきた私の給与と、働き始めたばかりの子どもの給与が大差ない。その事実に、私は何とも言えない気持ちになりました。

私には知らされなかった冬のボーナス

その後、子どもに初めての冬のボーナスが支給されました。しかし、妻はその金額を私に教えようとはしませんでした。理由は、子どものボーナスが、私の受け取るボーナスよりもはるかに高額だったからです。

子どもに身長を抜かれたときや、腕相撲で負けたときは、寂しさを感じながらも、成長をうれしく思う気持ちがありました。しかし、子どもの初任給が長年勤めてきた私の給与と大差なく、子どものボーナスは私よりも多いと知ったときは、ただただむなしい気持ちになりました。

これまで家族のために働いてきた年月を思うと、簡単には気持ちを整理できなかったのです。私以上に複雑な思いを抱いていたのは、長年連れ添い、私を支え続けてくれた妻だったのかもしれません。

まとめ

子どもの成長や社会人としての門出は、もちろん喜ばしいことです。その一方で、給与の金額を目の当たりにして、自分の長い会社員生活を振り返り、喜びだけでは言い表せない感情が残りました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:荒木 仁/50代男性・会社員

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

※一部、AI生成画像を使用しています。

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