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モロッコの風を感じる二世帯住宅訪問記 日本とモロッコとの懸け橋に

  • 2026.9.8

今回も建築に関する内容ということで、学生時代に建築を勉強していたことが今頃役に立っている、リビングふくおか・北九州Webの地域特派員しんさんです。

今回は福岡でモロッコの文化を伝える仕事をしている大西さんが、モロッコ出身のモハメドさんと共に今年5月にモロッコ風にリノベーションした二世帯住宅へ移り住んだということで、筑紫野市にあるその新居を見学させていただきつつ、「多文化共生」の話を聞いてきました。

大西さんがモロッコに住んでいたのは20年ほど前。添乗員として訪れたモロッコに魅了されて、フランス語の習得を口実にカサブランカに住み始めたのがきっかけで、語学を学びながら現地の旅行会社で働いていたころ、モロッコと日本の懸け橋になり「モロッコをもっと楽しんで欲しい」との想いから、日本に帰国してから「株式会社サラムモロッコ」を設立しました。

家族の絆と共に、「多文化共生」を求めてリノベーションした二世帯住宅!!

出典:リビングふくおか・北九州Web

モロッコ出身の夫・モハメドさんと大西久恵さん

もともとモロッコの文化を伝える仕事をしている大西さんが、モロッコ出身のモハメドさんとの結婚や、大西さんのお母さんとの同居を機に、いろんなご縁がつながり、ご実家を二世帯住宅へとリノベーションしました。

単に二世帯住宅と言ってもいろんな形があり、玄関別々や一部間取り共通および敷地面積の広さや独立した生活空間の確保、それぞれの今までの生活様式等を考慮した空間の配置等々、解決しないといけない問題は多岐にわたります。

そこで玄関を共有し、1階に大西さんのお母さんの居住スペース、2階に大西さんご夫婦が移り住む二世帯住宅に。もともと大西さんのお母さんが生活していた1階は「変えすぎない」ことを前提に、最小限の改修工事を経て、より生活しやすい住まいになりました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

階段をのぼり扉をあけると「モロッコ」の風を感じます

出典:リビングふくおか・北九州Web

Welcome to モロッコ!

玄関から2階につながる階段をのぼり扉をあけると、「モロッコ」への道しるべが。なかなかモロッコを身近に感じることはないけれども、壁に飾ってある油絵を見るだけでつぶさに「モロッコ」をイメージできます。

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

飾ってある油絵を眺めるだけで、なんか美術館に訪れた気分になります。奥の丸い飾りのあるリビングへとつながる扉も特徴ありありです。この通路部分の壁紙の色(グレー)を覚えておいてくださいね。

家族と個人の時間を求めて、「モロッコ」をテーマにリノベーション!!

大西さんがご夫婦が暮らす2階のリビングは、「モロッコ」の文化を取り入れた異国情緒あふれるデザインになっています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

異国情緒あふれる色彩とオリジナルあふれる輸入家具

ここでも壁紙の色に注目してみましょう。普通日本の部屋だと白を基調としたオーソドックスな壁紙がほとんどだと思います。モデルルーム等を見ても白い壁紙がベースになっていますよね。

2階は大西さんご夫婦に縁のある「モロッコ」をイメージした異国情緒あふれる空間にデザインされていて、ソファーやテーブル等、すべて輸入家具でいろいろと探し回ったそうです。ラグマットにいたっては、モハメドさんのお母さんの手作りだそうで、しかもリバーシブルなデザイン。色もカラフルで、壁紙の温かみのある色ととてもマッチしていますよね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

リビングから奥の寝室につながるアーチに注目

日本の室内ではなかなか見ることがない、アーチ状の開口部に大注目です。「モロッコ」をイメージする上で外すことのできないアーチ型をどこに取り入れるかを現場担当者の高橋さんと綿密な打ち合わせのもと、実現するに至りました。もともと天井の高い住居であったため、アーチ状の開口部を実現できたのも何かのご縁を感じさせます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

山田工務店・高橋大輔さん

大西さんが施工を依頼された山田工務店とは、以前から懇意にしていたとのことですが、同社としてはモロッコ風の住宅を手掛けるのは初めてだったそうです。

「お母様が住みながらでも負担なく改修を進めた点と、モロッコから持ってきて頂いたトイレットペーパーホルダーやタオルハンガーなど大西さんが喜んで頂けるのであれば工夫して取付させて頂いたこと(日本の既製品と違い、手作りなのでイレギュラーな形だったりしたので)、また二世帯住宅に伴う水道管のサイズアップなどの見えないインフラ部分や、2階の施工中も音や職人の動線が日常生活に支障を妨げないよう、住みながらの改修工事に伴い暮らしの質を保つための日々の細かい調整に配慮しました」と現場担当者の高橋さんが語ってくれました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

エキゾチックなステンドグラス調の照明

寝室の壁紙はパープルを基調とした空間になっていて、モロッコから持ってきたステンドグラス調の照明が落ち着きのある寝室にとてもマッチしていて、絶妙な色合いが落ち着きや安心感などバランスにすぐれた空間をかもしだしています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

デスクワークの出来る作業部屋

お2人がデスクワークする部屋の壁紙はダークブルーが基調だけど、カーテンのと色合いや窓からの入り込む陽ざしより決して暗くは感じません。エキゾチックかつ異国情緒あふれる空間がここでも違和感なくデザインされています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

トイレもエキゾチックな内装

トイレの床のデザインも「モロッコ」をイメージする幾何学的な模様と濃厚な赤を基調とした壁紙に、モロッコから持ってきたトイレットペーパーホルダーを設置することで、唯一無二の空間を作っています。しかもトイレの中に窓があることにより明るさも演出され、ずっとこもっていても楽しい時間が過ごせそうです(笑)。

今までいろんな部屋を見せてもらったけどすべて壁紙の色が異なり、それぞれの部屋にマッチし「多文化共生」のコンセプトを随所に感じることができる設計になっています。これも大西さんご夫婦と現場担当者の高橋さんとの綿密な打ち合わせのもと、家族の絆を取り入れつつかつ「モロッコ」の風を感じることができる空間に仕上がっています。

早く帰りたくなる、モロッコへの想いが息づく二世帯住宅!!

「今回実家に引っ越すことになって、今まで以上に家で過ごす時間がとても長くなり使い勝手はもちろんのこと、仕事を終えて早く帰りたいと毎日思いたくなるほどの情緒あふれる家になりました」と大西さん。

出典:リビングふくおか・北九州Web

開放感あふれるキッチン

出典:リビングふくおか・北九州Web

年内にはカウンターテーブルを設置予定

大人2人が作業しても狭さを感じられない魅力ある開放感あふれるキッチンですが、まだ完成形には程遠く年内にはここにカウンターテーブルを備え付ける予定だそうです。少しずつ家具が配置されることによって、ますます想い入れのある家づくりが加速され、情緒あふれる二世帯住宅の完成形にたどりつきますね。

料理も得意で、モロッコ料理を友人・知人にふるまうこともあるモハメドさんもキッチンの使い勝手をとても気に入っていて、2人で並んでタジン鍋などのモロッコ料理を週末に作ったりすることが増えたそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

調味料が入った、タジン鍋のミニスケールの器

室内の至る所に「モロッコ」の息遣いと「多文化共生」の情緒あふれる空間が、新しい生活が日常に変わった今、住みやすさや家族の絆をより結び付けた二世帯住宅に非常に満足しているそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

天井がとても高いので、天窓からの採光も部屋を明るくしています

出典:リビングふくおか・北九州Web

将来の来客を考慮し、ロフトもばっちり

大西さんは以前からモロッコに関する仕事をしていたこともあって、TV番組のモロッコ特集の監修も手掛けられているそうです。モロッコに行きたくなったら、ぜひ大西さんに相談してみましょう。

株式会社 サラムモロッコ
住所 福岡市中央区天神3丁目6-8
モロッコ専門の旅行・撮影手配とデーツの販売
HPアドレス  https://salammorocco.com/
問い合わせ先電話番号 092-724-3616

山田工務店 住所
福岡市博多区対馬小路10-22
建設業許可(建築工事業) 福岡県知事 許可(特-2)第 36234 号
一級建築士事務所 福岡県知事 第 1-61303 号
宅地建物取引業 福岡県知事(10)第 8607 号
HPアドレス  https://yamada-corp.net/company/
問い合わせ先電話番号 092-271-2706(月~金の8:30~17:30)

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