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ツヤ美肌に欠かせない!プロが教えるハイライトの使い方【ベースメイクの教科書#7】

  • 2016.8.3
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ハイライトなくして美しい肌は作れないと言えるくらい、ハイライトの役割は重要です。

使うだけで肌の透明感をつくり、夕方のくすみを軽減し、光を集めて明るさをだしてくれるため、洗練された本物の美人感を演出できますよ。逆に光がないと、野暮ったく見えてしまいがち……。

「キラキラしすぎるのはちょっと……」、「粉っぽくなったり重くなったりしないかな……?」などのお悩みもある方も、ハイライトはパールだけではありません。キラキラ光りすぎず、上品なツヤのみがでるものも多く存在していますよ。

そして盲点は、自分ではメイクするときの止まったお顔しか見えていませんが、他人にはあなたの動いてるお顔も見えているということ! つまり、お顔を動かしたときに輝くような一瞬の光を味方につけ、横顔美人になることも重要なのです。

そこで今回の【ベースメイクの教科書】では、ニューヨークやロンドンの有名雑誌やショーで10年間メイクを担当してきた筆者が、ハイライトの選び方と使い方をご紹介します。

 

■そもそもハイライトってどんな効果があるの?

まずはハイライトの役割をおさらいしていきましょう。

ハイライトは光を集めて、くすみを飛ばしてくれるため、明るく生き生きとしたお肌を作ってくれます。

特に、目の下のハイライトは重要な役割を発揮。この部分を明るくしておくだけでレフ板のような効果があり、お顔全体を明るく見せてくれます。筆者はハイライトをコンシーラー代わりに使い、明るさでクマやくすみを飛ばして使用することも多いです。

クマが濃い方は【#6】コンシーラー編のように、最小限のコンシーラーを使いその上からハイライトをうっすら馴染ませてあげると良いでしょう。

 

■乾燥肌ならリキッドタイプを選んで

ただ、注意してほしいのはテクスチャー。

実はハイライトには、リキッドタイプ、パウダータイプ、クリームタイプ、重めなど色々なテクスチャーがあるため、仕上がりの好みよって選ぶことができます。

ちなみに、乾燥肌の方やシワの悩みがある方は、粉ものをのせるとどうしてもシワが目立ちやすくなってしまうため、リキッドタイプなどのテクスチャーが軽い液状タイプがオススメです。

筆者のオススメは、エストの『オーラクリエイトブラシ』とrms beautyの『ルミナイザー』。

 

■ハイライトはどこに使う?

お顔のなかで明るさが必要な場所は、目の下・ほお骨の高い所・眉下・目頭・中心の縦ライン・まぶたの上。

写真で示した位置は、意外とくすんでいる方が多いです。ここにハイライトをあらかじめのせておくことで、夕方のくすみがでづらくなります。くすみがあり目元のアイシャドーが映えない方は、まぶたにも伸ばしてみましょう。

 

■二等辺三角形に塗布して

特に極めておいてほしい場所、それは目の下ゾーンとお顔の縦ラインです。ここは特に重要です!

筆者がオススメするのは、“二等辺三角形”塗り! 今までは三角ゾーンが主流でしたが、写真のように少しだけ鼻筋の方にハイライトを伸ばしてあげるのがポイントです。

その後、お顔の縦ラインにもハイライトを塗ってあげましょう。

このように使用することで、鼻筋が通って見え、くすみがちな鼻の脇も明るく、より透明感をだしてあげることができます。

唇を強調したい方は上唇の上部にハイライトを塗布することもお忘れなく!

 

■夜のお出かけには特別なアレンジで

特に夜のお出かけにオススメのハイライト使いは、“ほお骨強調”です。

お出かけ前に写真の位置にハイライトをのせてあげることにより、華やかに見え、薄暗いお店のライトの下でもまるでジュエリーのように輝く光を集めてくれます。

 

大人の女性だからこそハイライトを使い分け、一段ランクアップしたお肌作りを目指しましょう!

【筆者略歴】

※ 小笠原彩 ・・・メイクアップアーティストとしてロンドン、NY、東京とランウェイや雑誌・広告のメイクを手掛けハリウッド女優顧客も持つ。2015年に美容プロデュース・コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での貢献事業、講演、商品開発も行っている。

【ベースメイクの教科書 バックナンバー】

※ 【#6】アラサー女性に必須!コンシーラーの正しい使い方

※ 【#5】プロの技をマスター!「クッションファンデ」を使いこなそう

※ その他バックナンバーはこちらから!

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