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「ママの居場所がわかるかもしれない!」ママの旧友を思い出した娘→家族がとった行動とは!<ママが家出した>

  • 2026.8.28

蒲倉家はパパ、ママ・多恵子、社会人の長女・萌香、大学生の長男・律の4人家族。ママは派遣の仕事で仕事先が転々としており、帰宅時間もまちまちです。ある日、ママが帰ってこなくなり、連絡もつかなくなってしまいます。最初はそのうち帰ってくるだろうと思っていた家族ですが、数日経ってようやく家出の可能性に気づきます。家事も家計もママに任せきりだったため、家族の生活は早くも混乱。家出の原因を家族でなすりつけ合う始末です。そんな中、ママから荷物が届いて……。

ママが戻らない日が続き、蒲倉家の生活は少しずつ乱れていきます。買い物や掃除、ゴミ出しを分担することにしたものの、夕飯は連日ハンバーガー、ゴミ捨ても忘れるなど、うまく回りません。

さらに、ママが家の鍵を置いて出ていったことも判明。律は、それが「自分の意思でこの家に戻るつもりはない」という意思表示なのではないかと考えます。そんな中、ママから蒲倉家宛に荷物が届きます。しかも差出人は、ママの旧姓である「百瀬」となっていて……。離婚届けが入っていたりして……と青ざめるパパ。家族は意を決して箱の中身を覗き込みます。

ママの居場所はどこ?

ママから届いた荷物の中には、レーズンバターサンドのお土産が入っていました。離婚届ではなかったことに、家族はひとまず拍子抜けします。萌香は、そのお菓子がK市の有名店のものだと思い出します。パパは「ただ旅行しているだけでは?」と考えますが、律は1カ月も黙って旅行することや、送り主が旧姓になっていることに違和感を覚えました。

やがて萌香は、ママの友人がK市に引っ越していたことを思い出します。その友人の子どもをSNSで探せば、ママにつながる手がかりが見つかるかもしれないと考えるのでした。

◇ ◇ ◇

荷物を送ってきたということは、完全に家族を突き放したいわけではないのかもしれません。けれど、直接連絡を取らず、旧姓を使っているところには、今の家族との距離を置きたい気持ちもにじんでいるように感じます。

家を離れた人にも、離れるまでに抱えてきた思いや理由があるはずです。「どこにいるのか」を探すだけでなく、「どんな気持ちで家を出たのか」に目を向けることも大切ですよね。

もちろん、連絡が取れない状況が続くなら、安全確認のために警察への相談も考えたいところ。その上で、相手を責めるのではなく、まずは無事を願い、気持ちを受け止めようとする姿勢を忘れずにいたいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実

ベビーカレンダー編集部

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