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『金ロー』で“史上初の快挙”を遂げた【大人気アニメ】「誰が想像できた?」「初めて聞いたぞ」反響呼んだ“異例の放送”

  • 2026.9.23
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

TVアニメの初回放送が『金曜ロードショー』で放送されるという、史上初のスタートを切った大人気アニメが存在する。その後も高い完成度で話題を集め、2027年10月からは続編の放送が決定した。原作屈指の人気エピソードだけに映画化を予想する声も多いなかで、なぜTVシリーズとして描かれることになったのだろうか。本作のこれまでの歩みとともに、その理由を考える。

『金ロー』で“史上初”の快挙を成し遂げた大人気アニメ

山田鐘人先生(原作)とアベツカサ先生(作画)による漫画を原作としたアニメ『葬送のフリーレン』。本作は『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載されており、累計発行部数は3500万部を突破した。“マンガ大賞2021”で大賞に輝いたほか、“第25回手塚治虫文化賞”新生賞、“第69回(2023年度)小学館漫画賞”、“第48回講談社漫画賞”少年部門を受賞するなど、高い評価を得ている。

魔王が倒された“その後”の世界を舞台とした本作の主人公となるのは、千年以上生きる魔法使い・フリーレン(CV:種﨑敦美)だ。かつて勇者・ヒンメル(CV:岡本信彦)と魔王を討伐した彼女は、フェルン(CV:市ノ瀬加那)やシュタルク(CV:小林千晃)とパーティーを組み、人の心を知る旅に出る。

2023年9月29日、『金曜ロードショー』にて本作の第1話にあたる『葬送のフリーレン 初回2時間スペシャル ~旅立ちの章~』が放送された。実は、『金曜ロードショー』でTVアニメシリーズの初回が放送されるのは史上初のこと。近年、第1話の放送時間を拡大するアニメ作品が目立つ中で、放送枠という点においても本作は大きな話題を呼んだ。

『金曜ロードショー』での放送が決定した際、SNSでは「朗報すぎます」「誰が想像できた?」「ほんとに言ってる!?」「初めて聞いたぞ」「力の入れ具合凄い!」「最高すぎる」と、歓喜と驚きのコメントが続出した。

初回からファンに抜群のインパクトを与えた本作は、第2話からは日本テレビ系の新アニメ枠『FRIDAY ANIME NIGHT』にてレギュラー放送された。それ以来、多くを語りすぎない“間”を大切にした演出や、Evan Call氏によるどこか懐かしさを感じさせる劇伴、そしてダイナミックな戦闘シーンのように、アニメならではの表現で数多くの視聴者を魅了し続けている。

なぜ大人気エピソード「黄金郷編」は映画化されないのか

アニメ『葬送のフリーレン』は、2027年10月より第3期『黄金郷編』の放送が決定した。最後にして最強の七崩賢と呼ばれる魔族・黄金郷のマハトとフリーレンたちが対峙する『黄金郷編』は、原作屈指の人気エピソードとなっている。

同エピソードの放送決定についてSNSでは「映画でやると思ってた」「てっきり劇場版かと」と、驚きの声が。第2期は全10話という短い話数で構成されており、『黄金郷編』へと続くために調整したと考えられる。同時に、高い支持を得ている同エピソードが映画化されることを予想し、期待を膨らませるファンが数多く見られたのだ。

アニメ作品の続編が映画化されることは決して珍しくない。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』や『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』など、これまでにもTVシリーズの続きが劇場で上映された大人気作品の例がある。映画化によって高い興行収入が狙えたり、作品のクオリティアップにつながったりするからだ。

一方で「黄金郷編」は、原作漫画の第9巻から第11巻にわたって描かれる長編。このボリュームの内容を、約2時間という1本の映画に収めるのは難しいだろう。同エピソードが劇場版ではなくTVシリーズとして放送決定したのは、尺の都合が関わっている可能性が高いと考えられる。

映画化によって作画や演出の完成度が高くなるケースが多い反面、TVシリーズも“劇場版レベル”と称されてきたアニメ『葬送のフリーレン』。放送当時、筆者も本作を地上波で観られることのありがたさを噛みしめていた。来年放送されるアニメ『葬送のフリーレン』第3期を楽しみに待とう。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari

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