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夏祭りや花火大会に! 子どもの浴衣かんたん着付けレッスン

  • 2016.8.2

梅雨明け宣言もされ、いよいよ本格的な夏到来です。各地では夏祭りや花火大会などが催され、浴衣で街を歩く人の姿をよくみかけるようになりました。

© hakase420 - Fotolia.com

せっかくなら、わが子にも浴衣を着せて、夏のイベントを楽しみたい! そんなママのために、子どもの浴衣の着付け方法と、ワンステップ加えるだけでかわいさ&着崩れにくさがアップする、帯のかんたんアレンジをご紹介します。

■子どもの浴衣の着せかた【基本編】

市販の子どもの浴衣はひもが縫い付つけられているタイプが多いので、和服にあまりなじみのないママでも、かんたんに着せられるようになっています。

まずは、基本の着付けかたをご紹介していきます。

<用意するもの>

・浴衣

・へこ帯

・タンクトップ・キャミソールなどの下着(必要に応じて)

・下駄、バッグなどの小物

1.浴衣をはおる

まずはサイズをチェックします。丈は、くるぶしがみえるくらいがジャストサイズです。次に、うしろを向かせ、浴衣の背縫いが体の中心にくるようにします。

2.つけひもを結ぶ

正面を向かせ、子どもの右手側(親からみて左)が下にくるように体に沿わせ、つけひもを反対側の脇が開いている部分に通します。左側を重ね、両方のつけひもを背中で交差させてから前に回し、リボン結びをします。

きつくしすぎず、子どもが楽に感じられる程度に締めてあげましょう。

ポイント:大人の場合、首のうしろとえりの間に少し隙間をつくりますが、子どもは首まわりに隙間を開けず、きっちりめに着付けます。

うしろのえりは首に沿わせるようにし、前側はのどのくぼみが隠れる程度に合わせます。

3.へこ帯を結ぶ

へこ帯は縦半分に折り、折り目(輪になった部分)を下側にして使います。

帯の中央を体の前にあてます。このとき、洗濯バサミなどで帯とつけひもを固定しておくと、帯をまいているうちに左右の長さが変わってしまうのを防げます。

帯を体にまきつけながら、うしろで一度交差させてから前へもってきます。

体の前で左右の帯をもう一度交差させ、うしろで結びます。帯の長さが足りないときは、うしろからまきはじめ前で交差させ、うしろで結ぶ方法でもOKです。

ポイント:帯の結び目を縦にするイメージで、左右の帯を上下にきゅっとひっぱると、ほどけにくくなります。

4.リボン結びをする

下の帯を輪にしてリボンのはねをつくり、上の帯をかぶせてリボン結びをします。

リボンのはねと正面の帯を広げて整え、完成です。

男の子の場合も同様の手順です。最後のリボンは小ぶりに結び、あまった帯の一方を結び目の裏に上から下へ通し、結び目を隠すようにすると、男の子らしい仕上がりになります。

■かわいくて着崩れしにくい! へこ帯で、ふわふわお花結び

基本のリボン結びにほんのひと工夫でできる、帯のかんたんアレンジです。

上記3)までと同じ工程で浴衣を着付け、へこ帯を結びます。4)で結ぶリボンを小さめにし、あまった帯でもうひとつリボンをつくります。

結び目が隠れるように4つのリボンのはねを広げて、形を整えます。

完成です。

こちらの帯アレンジでは結び目をふたつつくるので、基本のリボン結びより着崩れしにくいメリットもあります。

子どもの浴衣の着付けポイントは、

・背縫いを体の中心に合わせる

・えりまわりはぴったりめに合わせる

・つけひも、帯を結ぶときは、きつく締めすぎない

この3つさえ押さえておけば、大丈夫です。

この夏は親子そろって浴衣姿で、夏ならではのイベントをめいっぱい満喫してくださいね。

(コミヤ カホル)

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