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「離婚届が入ってたりして…」旧姓で届いたママからの荷物→意を決して箱を開けると、入っていたものとは<ママが家出した>

  • 2026.8.27

蒲倉家はパパ、ママ・多恵子、社会人の長女・萌香、大学生の長男・律の4人家族。ママは派遣の仕事で仕事先が転々としており、帰宅時間もまちまちです。そんなある日、ママが帰ってこないまま連絡もつかなくなります。数日経ち、家族はようやく家出の可能性に気づきました。残されたパパたちは、ママに任せきりだった家事や家計を自分たちで回そうとしますが、早くも混乱。そんな中、律は「ママにはもう頼れないと思ったほうがいい」と言い出して……。

ママがいなくなり、家事や家計を自分たちで回すことになった蒲倉家。しかし、夕飯は3日連続でハンバーガー、ゴミ捨ても忘れるなど、生活はすぐに乱れ始めます。

萌香は「ママはいつ帰ってくるの!?」とパパに詰め寄りますが、律は、帰ってこない日が増えるほど、覚悟を決める必要があるのではと考えるように。

さらに、ママが家の鍵を置いて出ていったこともわかります。家族は、ママが自分の意思でもう戻らないと決めたのではないかと、言葉を失い……。

ママから届いた荷物……でも名前が?

萌香は、ママが本当に帰ってこないのかと考えます。ママがいないと困る、でもパパがいないと送迎してもらえなくなって困る……と、自分の都合ばかりが頭に浮かびます。

一方パパも、ママがこのまま帰らず離婚を考えているのではと不安に。最初は「俺が何をした?」と思いますが、やがて「俺は何もしていなかったのか」と考え始めます。

そんなある日、ママから家族宛に荷物が届きます。しかし差出人名は、ママの旧姓である「百瀬」。家族は離婚届が入っているのではと身構えますが、中にあったのは有名店のお菓子でした。萌香は、それがK市のお店のものだと気づくのでした。

◇ ◇ ◇

家族が突然いなくなったとき、心配と同時に「自分の生活に支障がでて困る」という気持ちが湧いてくることがあります。困ってしまうのは、それだけ相手に助けられて暮らしてきた証でしょう。

しかし、「困る」という思いだけに気持ちが向いてしまうと、大切なことを見落としてしまいます。「無事だろうか」「つらい思いをしていないか」まずは、相手の状況に心を向けたいものです。あわせて、自分が知らないうちに相手を傷つけていなかったか、振り返る姿勢も持ちたいところ。人を傷つけるのは、強い言葉だけとは限りません。無関心が相手を深く傷つけてしまうこともあるのです。

また、荷物が届いたからといって、無事が確認できたわけではありません。連絡が取れず、行き先もわからない状態が続くなら、家族だけで判断せず、警察への相談も含めて早めに動くことが大切ですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実

ベビーカレンダー編集部

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