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「重大な事故の原因となる」能勢電鉄で発生した“危険行為”…SNSで怒りの声「決まりは守って」「ホームから撮ればいいのに」

  • 2026.10.12
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

兵庫県川西市に本社を置く能勢電鉄。沿線では現在、引退を控えた1757編成が特製ヘッドマークと車内記念銘板シートを掲出し、期間限定で運行しています。

そんななか、能勢電鉄の公式X(旧Twitter)アカウントが「【注意喚起】撮影による危険行為について」と題した投稿を行い、注目を集めました。

絹延橋駅付近で無断立ち入り、列車が止まった

能勢電鉄の公式サイトによると、事案が起きたのは絹延橋駅付近です。撮影を目的として鉄道施設内に無断で立ち入る事案が発生し、安全確認のため、列車の運転が一時見合わせられました。

公式サイトでは、鉄道施設内への無断立ち入りは大変危険な行為であり、列車の運行にも大きな影響を及ぼすと説明しています。そのうえで、立入禁止区域には絶対に入らないよう求めるとともに、ほかの利用者の迷惑となる行為を控えるよう呼びかけました。

線路内だけじゃない、公式が示した撮影時の禁止事項

公式サイトには、撮影時の注意事項も掲載されています。

まず、列車との接触や高圧電線による感電など、重大な事故の原因となるおそれがあるとして、線路内や立ち入り禁止区域への立ち入りを固く禁じています。

撮影のために踏切道をふさぐことや、黄色い点字ブロックより外側へ乗り出して撮影すること、私有地への立ち入り、施設・備品の破損や汚損などもやめるよう求めています。

あわせて、フラッシュや照明の使用は安全運行に支障をきたすおそれがあるとして、使用を控えるよう求めています。脚立や三脚、踏み台を使った撮影も、ほかの利用者の迷惑となったり、安全運行の妨げになったりするとしています。

今回の事案は、1757編成の引退に向けた企画の期間中に発生しました。

1757編成は、旧阪急2000系として誕生した車両です。能勢電鉄は「昭和35年に産声を上げ、平成、令和と60年を超えて走り続けてきた」と紹介しています。2026年7月からは「Legend1757企画」を展開し、特製ヘッドマークと車内記念銘板シートを掲げて運行中です。

そして10月上旬からは「1757編成 Final Formation」と名づけた企画を実施し、引退までの花道を飾る新たなヘッドマークを添えた「ダブル看板」で運行すると告知しました。「惜別」ヘッドマークは11月末まで掲出する予定です。

「決まりは守って」引退間近の車両に向けたファンの声

投稿には、ルールを守るよう求める声が寄せられました。

「引退前の車両を撮りに来るのはいいけれど、決まりは守って」とマナーの徹底を求める声や、「最後の姿くらい、まっとうなやり方で撮ってあげてほしい」と車両への敬意を欠いた行為を嘆く声があります。

鉄道会社の取り組みに目を向ける声もありました。

「記念の装飾で最後の花道を走れているのは、会社側の好意によるところが大きい」とする声や、「危ないことをしないと撮れないなら、グッズを買い、運賃を払って乗りに行けばいい」と、別の楽しみ方を提案する声もありました。

一方で、「ホームから撮ればいいのに」と、ルールの範囲内で撮影できる場所を挙げる声や、「記念装飾は営業運転を終えた後の有料撮影会で披露してはどうか」と、トラブルを防ぐ仕組みを考える意見も見られました。

見送りたいなら、まず立ち入らない

「惜別」ヘッドマークの掲出は11月末までの予定です。能勢電鉄は特設ページで、沿線の住民や全国の鉄道ファンとともに1757編成の最後の輝きを見届け、感謝と敬意を込めて送り出してほしいと呼びかけています。

60年以上走ってきた車両を気持ちよく送り出せるかどうかは、撮影する側のふるまいにもかかっています。カメラを構える前に、立っている場所が安全な位置かどうかを確かめましょう。


参考:
のせでん【公式】(@Noseden_PR)公式Xアカウント 2026年10月8日投稿
【注意喚起】撮影による危険行為について(能勢電鉄)
おつかれさま1757 引退記念ヘッドマーク・車内プレートの掲出(能勢電鉄)
のせでん【公式】(@Noseden_PR)公式Xアカウント 2026年9月29日投稿
まもなく引退を迎える1700系に感謝「Legend1757-Final-」企画を実施します(能勢電鉄)

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