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「本当に危険すぎる踏切だからね」1時間に44.3分閉まる“開かずの踏切” 12月からの措置に「驚き」「仕方がない」

  • 2026.9.24
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

電車が次々と通り過ぎるのに、踏切の遮断機はなかなか上がらない――。急いでいるときに踏切で足止めされると、「早く渡りたいのに」と焦ってしまうことがありますよね。

そんな「開かずの踏切」の一つとして知られる、横浜市鶴見区の生見尾(うみお)踏切。横浜市は、2026年12月7日(月)午前1時をもって廃止する方針を示しました。長さは約45メートルで、ピーク時には電車線側の遮断時間が1時間あたり44.3分に達する踏切です。

これまで死亡事故も発生している生見尾踏切の廃止方針に、SNSではさまざまな反応が寄せられています。

「開かずの踏切」生見尾踏切、ついに廃止へ

生見尾踏切は、JR京浜東北線・横須賀線・東海道線などが通る区間にある踏切で、電車線と旅客線、そしてその間の退避スペースを合わせて約45メートルの長さがあります。

横浜市によると、ピーク時の遮断時間は電車線側で44.3分、旅客線側でも24.4分。まさに「開かずの踏切」と呼ばれる状況でした。

そのため、2002年4月から2025年12月までの間には、線路内への立ち入りや車両の立ち往生などによる列車停止が2088件発生しました。およそ4日に1回の頻度で起きていたといいます。

さらに、踏切上で列車と人や車両などが接触した事故も7件あり、そのうち5件が死亡事故でした。

警備員やエレベーター…これまでにも安全対策

生見尾踏切では、2013年の死亡事故を受けて、同年10月から踏切周辺に警備員を配置しています。その後、警備時間の延長などの対策も行われました。

また、2021年7月には隣接する既設のこ線人道橋にエレベーターを整備。2024年には踏切内の路面標示を追加したり、人道橋の利用を促す看板を設置したりするなど、さまざまな対策が進められてきました。

ただ、こ線人道橋の中央部には階段があるため、ベビーカーや車いすを利用する人は、踏切を渡らざるを得ない状況だったといいます。

その後も死亡事故や、踏切の通行をきっかけとした列車停止が発生しており、安全面での抜本的な対策として、今回の廃止に至りました。

踏切の代わりに「新たな人道橋」へ

踏切が廃止されても、地域の往来がなくなるわけではありません。横浜市は、代替施設として新たなこ線人道橋を整備する計画です。

新しい人道橋は幅約4メートルで、南北それぞれに自転車も利用可能なエレベーターが1基ずつ設置される予定です。

ただし、踏切の廃止は2026年12月ですが、新しい人道橋の完成は2033年度を目指しています。その間は、既設のこ線人道橋を利用することになります。

なお、2026年11月には現在の人道橋の階段をスロープ化し、バリアフリーの通行ルートを確保する予定です。

「廃止してよかった」だけではない?SNSではさまざまな声

今回の発表を受け、SNSでは踏切の廃止に理解を示す声が寄せられていました。

  • 事故が繰り返されていることを考えると、廃止は仕方がないと思う
  • 「開かずの踏切」と呼ばれる本当に危険すぎる踏切だからね…
  • 踏切を渡る必要がなくなれば、電車の停止や遅延も減りそう
  • 長年使われてきた場所だけに、なくなることに驚きを感じる

一方で、これまで踏切を利用してきた人からは、廃止後の移動を心配する声も見られます。

  • 廃止後に不便になる人もいるので、代わりの通路を早く整備してほしい
  • 廃止後は遠回りになる人もいるので、生活への影響が気になる
  • 新しい人道橋ができるまでの間、不便になる人も多そう
  • 自転車や高齢者、子どもにとっては、迂回する距離が増えるのが心配

安全面から廃止を支持する声がある一方、日常的に利用してきた人にとっては、通行ルートが変わることへの戸惑いもあるようです。

「便利さ」と「安全」、どちらも大切だからこそ

長年利用されてきた踏切がなくなることで、日常の移動に不便を感じる人もいるでしょう。一方で、何度も重大事故が起きてきた場所だけに、安全を優先する判断にも納得する人は少なくないようです。

踏切の廃止は、単に「通れなくなる」という話ではなく、地域の安全な移動手段をどう確保するかという問題でもあります。

新しい人道橋が完成するまでには時間がかかりますが、安心して行き来できる環境が整うことが期待されます。

参考:
生見尾踏切の安全対策の進め方について(横浜市道路・交通政策局)

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