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昔ながらなのに新しい! 自由な発想で生み出される「wagashi asobi」の和菓子

  • 2016.7.31
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素材の味を活かした日本の伝統的なスイーツである和菓子。日本食ブームと共に、世界中からも注目度が高くなっています。今回ご紹介する「wagashiasobi」は、海外でも積極的に活動している3人の和菓子職人のお店です。熟練された手から生み出される新しいアプローチの和菓子は、数々のメディアで取り上げられるほど。あなたはどれがお好みですか?

和菓子の新しい可能性を日々研究

「一瞬一粒(ひとつひとつ)に想いを込めてつくる。」という理念の元、活動している「wagashiasobi」の職人は3人。稲葉基大さん、浅野理生さん、そして、2016年7月から新たなメンバーとなった境野敦士さんです。東京大田区上池台のアトリエを拠点に、日々和菓子の新しい可能性を模索しています。その活動は国内を飛び出し、過去にはニューヨークでの展示会参加や、パリでお茶会を開催したことも。素材の持つ味を最大限に活かした和菓子を海外の方たちにも積極的に伝え広めています。

和菓子とアーティストとのコラボレーション

「wagashiasobi」のお店の名前が体現するように、いろいろな分野で活躍する人や企業とコラボレーションすることも少なくありません。過去には、アーティストが描いた絵をモチーフにした生菓子を制作したり、フードマガジンの和菓子制作を担当したり、さらには、小学校で和菓子のワークショップを開催したりと、その活動は多岐に渡っています。

和菓子を介して、遊ぶ、という思いの元、あくまでも店舗運営は「wagashiasobi」の活動のひとつなのだとか。常にさまざまな人や物事にアンテナを張っている職人のみなさん。つくり出される和菓子たちに魅了される方が多いのも納得です。

アトリエでの販売商品は2種類、イベントや催事では限定品も

アトリエと呼ばれる店舗で販売している「wagashiasobi」の和菓子は2種類。いちごや、いちじく、くるみがゴロゴロと入った「ドライフルーツの羊羹」(2,160円税込)は、パンとも相性抜群。バケットにクリームチーズを塗って召し上がれ。そして、もうひとつの看板商品が、「ハーブのらくがん」(360円税込/1種類4粒入り)です。らくがんとは、砂糖と米粉などを混ぜ合わせて型押しした干菓子のこと。甘さが強いイメージがありますが、「wagashiasobi」のらくがんは、ローズマリーやハイビスカスなどのハーブをはじめ、抹茶やフルーツなどの素材そのものを練り込んだひと品。香料や着色料を一切使用していないので、素材のままの味を楽しめます。イベントや催事では、限定和菓子の販売もあるので見かけたら即買いがおすすめです。

贈答用としてもお墨付き

「wagashiasobi」の和菓子は、経済産業省が選ぶ「TheWonder500」に認定されています。この賞は、世界にまだ知られていない、日本が誇るべき優れた地方産品を選定するもので、「wagashiasobi」は2015年度に選ばれました。素材を生かした日本伝統の技術と新しい発想で生み出された和菓子は、手みやげとして最適です。夏期休暇を利用して、帰省される方も多いはず。今年の手みやげにおひとついかがですか?

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