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「小銭がない」千円札を出してみたら…おつりを受け取る意外なシステムに「なるほど」【マンガ】

  • 2026.10.26

買い物でお釣りが出れば、店側から手渡されるのが一般的です。ところが、思いもよらない方法で受け取るとなれば、思わず驚いてしまいます。

『ジェンツーきたよ』は、水族館に所属するペンギンのジェンツーが、片言ながらも言葉を話しながらクッキーを売りにやってくるマンガです。お得意様は、在宅で働く広告デザイナー・ゆり子。たどたどしい言葉づかいのジェンツーと、それを笑って受け止めるゆり子のやりとりが、ほっとする空気を作っています。

ある日、クッキーを買おうとしたゆり子は、ジェンツーがお釣りを用意しているのか気になりました。

小銭がなくて焦るゆり子

その日、クッキーの値段を説明するジェンツーに、ゆり子は「全部くださいな」と告げます。プレーンにチョコ、アーモンドまで全種類の注文です。

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『ジェンツーきたよ』(c)ふくのうみ

注文したあと、ゆり子は「しまった…小銭がない……」と手元を見て焦ります。勢いよく注文したものの、手元には千円札しかなかったようです。

相手はペンギンの売り子。お金自体はあるものの、ジェンツーがお釣りを理解し、きちんと対応できるのか、ゆり子は少し心配になりました。

巾着に用意された独自のシステム

心配になったゆり子が「ジェンツーっておつりわかる?できる?」と尋ねると、ジェンツーは迷わず「できる」と即答したのです。

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『ジェンツーきたよ』(c)ふくのうみ

ジェンツーは、首から下げた巾着をゆり子に差し出しました。お釣りは、ゆり子がその中から必要な分を自分で取る仕組みです。「なるほど ありがとう」と、ゆり子もすぐに納得します。

売り手から手渡すのではなく、買い手が自分で取るという意外なお釣りの受け渡し方。それを当然のようにこなすジェンツーの落ち着きが、なんとも頼もしく映ります。

おかねすきがおなかすきに変身

紙幣を巾着に入れてもらいながら、ジェンツーは目を輝かせて「ジェンツーおかねすきよ」と喜びました。

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『ジェンツーきたよ』(c)ふくのうみ

ところがその直後、ジェンツーは「おなかすきよ…」と言い直します。おかねとおなかを言い間違えたことに自分でも気づき、小さくつぶやく姿がなんともかわいらしいところです。

備えの良さを見せたすぐあとに、素朴な空腹をのぞかせてしまう。しっかり者かと思えば、どこか抜けている。その両方がそろっているからこそ、ジェンツーの姿はいつまでも見ていて飽きません。『ジェンツーきたよ』は、そんな小さなギャップの積み重ねが、読むたびに心をゆるめてくれる作品です。


『ジェンツーきたよ』(c)ふくのうみ

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

 



▶︎ こんな日常を待ってた『ジェンツーきたよ』本編を【第1話から読む】

#1 「くっきー、いる?」かわいいペンギンが訪問販売に!こんな日常、待ってた♡
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クリエイター情報

ふくのうみ

船とペンギンが大好きな漫画家・イラストレーター。紙ものデザインも手がける。 南極観測船「ふじ」とペンギンが出会う漫画をSNSで発表したことをきっかけに、漫画家として活動を開始。代表作に『ふじと南極のなかまたち』(KADOKAWA、2022)がある。

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