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リモート勤務中の会社員女性が待ちわびる『訪問販売員』→その”キュートな聞き間違い”に癒される【マンガ】

  • 2026.10.21

注文した覚えのないものが届いたり、伝えたことが微妙にずれて返ってきたり。そんな聞き間違いに、思わず笑ってしまうことがあります。

『ジェンツーきたよ』は、在宅で働く広告デザイナー・ゆり子のもとへ、ジェンツーペンギンの「ジェンツー」がクッキーの訪問販売にやってくるマンガです。水族館に所属し、片言で言葉を話せるジェンツーが、インターホン越しに「ジェンツーきたよ」と訪ねてきます。ゆるやかなやりとりの積み重ねが、心をほどいていく作品です。

ある日、ゆり子がアーモンドクッキーがあるかと尋ねたところから、小さなすれ違いが始まりました。

アーモンドがサーモンに化けた瞬間

ジェンツーの来訪を心待ちにしていたゆり子は、商品案内を受けたあと、大好きなアーモンドクッキーがあるかとジェンツーに尋ねます。

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『ジェンツーきたよ』(c)ふくのうみ

少し間があいたかと思うと、ジェンツーの口から出たのは「サーモン?」というまさかの聞き返しでした。アーモンドが、なぜか魚のサーモンに変換されてしまう。この振れ幅の大きさが、ジェンツーという存在の可笑しさをよく表しています。

直すたび魚に寄っていく片言

「サーモンない…」と落ち込むジェンツー。その様子を見て慌てたゆり子はフォローに回りますが、ジェンツーは「つくってもらう」と答えます。

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『ジェンツーきたよ』(c)ふくのうみ

ゆり子はお礼を伝えつつ、アーモンドだと改めて言い直しました。それでもジェンツーは単語を一音ずつ確かめるように繰り返し、最後には「サーモンド」という聞いたことのない言葉にたどり着いてしまいます。言い直すたびに魚へ寄っていくのは、魚のことになると口も耳もつい正直になってしまう、ジェンツーらしいところなのかもしれません。

しょんぼり謝るジェンツーに即返事

後日、元気のない様子でジェンツーが訪ねてきました。消え入りそうな小さな声の訪問に、ゆり子は思わず驚きます。

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『ジェンツーきたよ』(c)ふくのうみ

アーモンドクッキーの新商品を申し訳なさそうに切り出したジェンツーが続けたのは、「もう うれちゃった」という報告でした。売り切れを気にしてしょんぼり謝るジェンツーが、ゆり子にはかわいくて仕方がないのでしょう。「いつものくださいな!」という明るい返事には、残念がるよりも、アーモンドクッキーが売れたことを「それならよかった」と喜ぶ気持ちがにじんでいます。

待望の新商品に思わず涙

そして次の訪問。元気いっぱいに現れたジェンツーは、待望のアーモンドクッキーを持ってきたのです。

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『ジェンツーきたよ』(c)ふくのうみ

「アーモンドは130えん!!」と誇らしげに告げるジェンツーに、ゆり子は思わず感激。待ちに待ったアーモンドクッキーが今度こそ売り切れずに届き、ジェンツーとゆり子、二人の喜びが重なります。

聞き間違いから始まった小さなすれ違いが、時間を置いて大きな喜びに変わって返ってくる。この一連の流れには、ジェンツーの天然な可愛さと、それを丸ごと受け止めるゆり子の関係が凝縮されています。

片言の裏表のなさと、ちょっとシュールなおかしさをあわせ持つジェンツー。そのゆるやかなやりとりに触れているだけで、ゆり子と一緒にこちらまでほっとした気持ちになりました。『ジェンツーきたよ』は、次はどんな聞き間違いを見せてくれるのかと、続きが気になる作品です。


『ジェンツーきたよ』(c)ふくのうみ

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。



▶︎ 「待ってたよぉお!!」『ジェンツーきたよ』を【第8話から読む】

#8 サーモン…欲しいの?
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クリエイター情報

ふくのうみ

船とペンギンが大好きな漫画家・イラストレーター。紙ものデザインも手がける。 南極観測船「ふじ」とペンギンが出会う漫画をSNSで発表したことをきっかけに、漫画家として活動を開始。代表作に『ふじと南極のなかまたち』(KADOKAWA、2022)がある。

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