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口に入れた瞬間に溶けていく「生チョコトリュフ」が話題。仙台の隠れ家カフェ「MILLS」

  • 2016.7.26
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仙台市中心部の路地裏にたたずむ、蔦に覆われた小さなカフェ「MILLS(ミルズ)」。ウッディで落ち着いた空間に、静かな時間が流れています。甘くとろける生チョコトリュフをはじめとした自家製スイーツや、夏らしいドリンクをおともに、ゆるりとひと休みしませんか?

裏通りにひっそりたたずむレトロカフェ

地下鉄勾当台公園駅から徒歩約2分。仙台市中心部のアーケード街から細い路地へ入ると、ほどなく緑に覆われたカフェ「MILLS」があります。蔦の絡まるノスタルジックな外観が、小さなお店が建ち並ぶ路地裏の風景に溶け込み、隠れ家感を高めています。

店内は木の温もりあふれるレトロな空間。1階はキッチンとテイクアウトスペース、スイーツが並ぶショーケースがあり、「何を食べよう?」とわくわくします。メインの喫茶スペースは2階にあるので、店内へ入ってすぐ右手にある階段を上りましょう。

2階には1~4人掛けのテーブル席が5つ。年月を経て風合いを増した床や椅子の木の質感が、少し昔にタイムスリップしたような雰囲気を醸しています。街の喧騒を離れ、ここだけ時間がゆったりと流れているようです。

じゅわっととろける食感♪厚切りフレンチトースト

人気があるのは、厚切りの食パンを使ったトーストメニュー。食パンはフランスの伝統製法を守るパン店に特別注文しており、ハニートーストなどの甘いものから、ピザトーストなどの食事系までそろいます。

この日は定番の「フレンチトースト(アイス付)」をオーダー。厚さ4cmほどもあり、ほんのり焼き目のついた見た目が食欲をそそります。バターの芳しい香りを感じながらほおばると、しっとりした食感とともに、パンの中まで染みた卵液のやさしい甘さがじゅわっと広がります。

添えられたバニラアイスの、あっさりした味わいも好相性。小腹が空いた時や、休日のブランチにもぴったりです。

季節のフルーツを凝縮したラッシー

暑さの増すこれからの季節におすすめなのが「生フルーツのオリジナルラッシー」。旬の果物と、宮城県蔵王産のヨーグルトを使用した自家製ラッシーが、大きなグラスにたっぷり入っています。

初夏に登場するのはパイナップルのラッシー。熟れた果実の甘みとほのかな酸味が、ヨーグルトとマッチし、すっきり爽やかな味わいです。水分の多いさらさらしたタイプなので、ゴクゴク飲むことができ、渇いた喉に心地よく染み渡ります。

「MILLS」では、すべてのドリンクメニューに、キャラメルポップコーンやかりんとうなどのお菓子が付くのもポイント。「ゆっくりと過ごしてほしい」という、お店からの心配りが感じられます。

しっとり濃厚♪3種のトリュフを食べ比べ

コーヒーのおともやおやつにぴったりの、スイーツメニューも魅力です。琥珀色のガラス皿に木のスプーンが並ぶ、見た目もキュートな「生チョコトリュフ」は、やわらかな食感としっかりした甘さが特徴。味は「コーヒー」「塩」「ヘーゼルナッツ」の3種類がセットになっています。

「コーヒー」は、お店で淹れるコーヒーの豆を砕いてまぶしており、カリカリした食感とほろ苦さが味の決め手。「塩」には宮城県石巻産の塩を使用し、甘さと塩気が引き立て合う濃厚な味わいです。「ヘーゼルナッツ」は、中心にナッツが丸ごと1粒入っており、チョコレートとの相性抜群の組み合わせを楽しめますよ。

ほかにも、赤いふたのレトロなガラス瓶に入った「手作りプリン」(300円)、コーヒーゼリーとパンナコッタのコントラストを楽しめる「自家製コーヒーゼリー」(300円)など、ひとひねりあるメニューをラインアップしています。

今夏からはテイクアウト用アイスコーヒー(500円)の販売もスタート。店内で過ごす時間がないときでも、気軽に利用できるのがうれしいですね。

思わず秘密にしたくなる、とっておきの路地裏カフェ「MILLS」。街歩きの途中にひと息ついたり、読書や物思いにふけったりと、日常を離れたひとときを過ごしてみませんか?

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