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何が違うの? 白髪染めとファッションヘアカラーの差

  • 2016.7.25
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早ければ30代に突入するころ、白髪がポツポツと見られるように。自分で白髪を染めることもありますが、老化を受け止めきれずファッションカラー剤を選んでしまいがち。

© naka - Fotolia.com

でも、それでは白髪がきれいに染まらないこともあります。白髪染めとカラー剤、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

■対象となる「毛」が違う!

白髪染めはその名の通り、白くなってしまった毛を染めるものです。そのため、ファッションカラーと比べると、染毛料が多い傾向に。また、まだ黒い髪の色味とそろえる作用があるのが特徴です。

一方、ファッションカラーは、黒髪を対象に作られています。これを白髪に使っても、きれいに染まらない可能性が。明るい髪色を黒くする「黒髪戻し」なら白髪を染めることもできますが、やはり目的に合わせて選ぶのが一番です。

白髪の量がまだ少ないうちは、ファッションカラーでも対応できます。しかし、私が美容院でお願いしたときには、「赤が強い色はきれいに入らないかもしれない」といわれました。元の髪色や状態、薬剤によっても変わるので、初めての白髪染めはプロにお願いしたほうが安心かもしれませんね。

■セルフケアの注意点

白髪はすぐに目立つようになるので、ファッションカラーと比べると白髪染めを使う頻度は高くなります。その都度、サロンへ行くのは時間もお金もかかるので、市販の白髪染めを使ってケアする人も多いのではないでしょうか。

市販品は誰でも染めやすくするために、強めの薬剤を使うことが多いようです。そのため、しっかり洗い流さないと頭皮にトラブルが起こることも。また、肌につくとダメージを与えてしまうので、生え際などにはクリームを塗って保護しましょう。

■すぐに白髪が目立つ理由

ホームケアの場合、すぐに白髪が目立つようになるという声をよく聞きます。これは薬剤のせいというよりも、塗り方に問題があるかもしれません。

サロンで施術を受けると、髪をブロック分けして丁寧に染めてくれます。こうすることでまんべんなく塗ることができるのですが、これを真似するのは至難の業。泡タイプのように全体へムラなく薬剤を塗布できるタイプを選ぶといいですね。

白髪は加齢とともに増えるものですが、規則正しい生活を送り、栄養バランスに気をつけて、頭皮の血行促進やストレス解消などで予防することも可能なのだとか。白い毛を見つけたら、ふだんの生活を見直すといいかもしれませんね。

(丸部りぃ)

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