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プロが指南!顔型別「理想の眉の描き方」と「NG眉」

  • 2016.7.23
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アイメイクの中でも、「眉が一番苦手……」という方も多いのでは? テンプレート通りに描いてみても、なんだかしっくりいかないなんてこともありますよね。

眉も顔の輪郭に合わせて人それぞれ理想の形があるのです。元々生えている形に合わせて描いていては、いつまでたっても野暮ったさを抜ききることはできません。

そこで今回は、年間1,000人もの女性を美しく変身させているプロヘアーメイクアーティストの筆者が、“基本の眉の描き方”と“面長・たまご・丸顔型別の眉の形”をご紹介しましょう。

 

■基本の眉の描き方

 

●眉山の位置

まずは眉を上に持ち上げてみましょう。するとプクッと盛り上がる箇所があり、そこが眉丘筋と呼ばれる表情筋で“眉山”となる目安になります。

本来、眉丘筋に合わせて眉山を描くとバランスがとれるのですが、中にはこの眉丘筋が少し外側に離れていたり、上に上がり過ぎていたりすることも。

理想の形を作るために、この眉丘筋に頼らず“まっすぐ正面を向いた時の黒目のアウトラインの少し外”を意識して眉山を作りましょう。

●眉頭の位置

小鼻の脇と目頭のちょうど中間辺りから自然に生えだすように描きましょう。その際、眉頭が強すぎるとわざとらしい眉毛になるので、綿棒で上手にぼかしましょう。

●眉尻の位置

小鼻と目尻の延長線上にあたる位置まで長く描いた状態が、理想の形と言われています。

●描き順

眉山の位置を決めたら、まずは眉頭から眉山までの上ラインを描きます。眉毛の中を塗りこみながら下ラインを描いて“太さ”を決め、最後に眉山から眉尻までの引き下がるラインを決めましょう。

 

■面長型の理想の眉毛

眉山をしっかりと作ってしまうと、お顔の細さと縦長のラインを強調してしまいます。

正解は、眉山はあまり作らない“1本眉風”に仕上げること。そうすることで、お顔が横にふっくら見えて、理想の顔型である“たまご型”に見せることができます。

 

■たまご型の理想の眉毛

なだらかな“へ”の字を意識しながら形作りましょう。

基本的にはどんな眉の形も似合いますが、あまり眉尻を長く理想ラインに描き過ぎると逆に老けた印象に。

眉尻は、目尻と同じ位置位までで止めてあげると若々しい印象になります。

 

■丸型の理想の眉毛

1本眉が流行っているから……といって太く描き過ぎると、余計にお顔の丸さを強調してしまいます。

正解は、眉山をきっちりと作ってあげること。アゴ先にかけての“逆三角形ライン”を強調してあげることで、より小顔効果が得られます。

 

いかがでしたか? 眉毛ひとつで、お顔の印象はグッと変わりますよね。ぜひお顔の魅力をさらに引き出す“自分だけの眉毛の形”を見つけてくださいね。

【筆者略歴】

※ 古賀真知子 ・・・メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。

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